江戸っ子的独逸田舎町生活


ドイツ田舎町での地味暮らしを徒然なるままに。
by penguinophile
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ベビーカー/Kinderwagen

二週間前の週末、以前に住んでいたユーリッヒからH君(2歳5ヶ月)一家が訪ねてきてくれました。息子は久しぶりに会うちびっ子仲間に大喜び。最初こそちょっと恥ずかしそうにしていたもののすぐに慣れ、H君を抱きしめた・・・までは良かったのですが、そのまま押し倒して下敷きにして泣かせたのはいかがなものか(^^;。H君一家は、このほどドイツ長期出張を終えて、日本に帰国しました。初めて会った頃、H君はまだハイハイでしたし、息子に到っては寝たきり。それが今や二人とも走り回っているのですから、子供の成長は本当に速いです。H君は息子の最初のお友達。あちこち一緒に出かけたりもしましたが、子供達の記憶には残らないと思うとなんだか寂しい気がします。

H君一家と町の中心部に出かけた時、ベビーカーが妙に押しにくいと思ったら、なんと座面を支える金属フレームが脇で真っ二つに折れていました。日本製の華奢なベビーカーには、息子の増え続ける体重と石畳凸凹道のダブル攻撃は厳し過ぎた模様(涙)。

ドイツ製のベビーカーと日本製のベビーカー、その特徴を一言で表せば、
・ドイツ製:大きくて重くて頑丈な「台車」
・日本製:小さくて軽くて華奢な「玩具」
といったところでしょうか。私はこれまで、息子が座れるようになるまでの7ヶ月は「台車」(古い型でかなり「乳母車」っぽい)、その後の1年は「玩具」(コンビB型)を、いずれもお古を頂いて使ってきました。

ドイツ製品が日本製品により大きくて重いのは、ベビーカーに限った話ではなく、アイロンもドライヤーも腱鞘炎になりそうな重さです。もっともベビーカーに関して言えば、日本と違い石畳の凸凹道が多いし、ベビーカーで森を散歩やジョギングする親もいるので、頑丈さが要求されるのは理解できます。体型や住宅事情や歩道整備状況の違いも関係あるでしょうし、ドイツのバスや電車にはベビーカーを置く場所がある物が多いし、人々はベビーカーに寛容で自ら進んで助けてくれます。また、子供にとっては大きくて頑丈な方が快適でしょう。

しかし、「ドイツで使うならやっぱり『台車』が便利!」とは、私には言えません。なにせ「台車」は本体だけで20kg近くあるのです。幼児と荷物を入れたら30kgを超えそう・・・いくら何でも重過ぎる~。私が使っていたのはそこまで重くなかったし息子も今より軽かったですが、それでもお店の入り口のほんの数段が障壁となり入店を諦めた経験あり。前輪が左右に動かないので、方向転換が一苦労(動く商品もあります)。小回りがきかないので狭い店内では動きづらい。頼みの綱のエレベーターは故障中や整備中で使えない事も多々あり。いくらドイツ人がベビーカーに親切でも、いつもそう都合よくその場に人がいるとは限らない。

一年前、里帰りを機に「台車」から「玩具」に切り替えた時、「これで一人でもお出かけできる!」と、足枷がはずれたような気持ちになったものです。そんな私が今回選んだ商品は、ドイツでは「リクライニングできる軽量バギー」というカテゴリに入るが、日本のベビーカーよりは大きくて重そうな物(夫が選んだら「台車」になったかも?・笑)。hauckというメーカーの型落ち旧モデルで59ユーロ(約七千円)でした。日本人ママの端くれとして(?)、マクラーレンにも興味はありましたが、ドイツではあまり人気がないせいか田舎町のお店(と言ってもそれなりに広い専門店2軒)には置いてありませんでした。ネット通販なら買えたでしょうが、実際に使ってみないとわからない事が多いので、試さずに買うのは抵抗があったのです。前に住んでいた町なら使っているママ友がいたので試させてもらえたのに、知り合いがいないとやはり何かと不便ですなぁ。

さてこの新しいベビーカー、購入して3分後に不良部品に気付き、お店に舞い戻って交換をお願いするという、いささか不安なスタートを切りましたが、その後は順調に動いています。予想外にラッキーだったのは、折り畳んだらアパートの郵便受けの下にちょうど収まった事。地下室か2階まで運ぶ事を覚悟していただけに、助かった!という感じです。息子もなぜか妙に気に入ったらしく、歩かせようとしてもうるさく騒いで乗りたがります(苦笑)。石畳の多い町なのでベビーカーも大変でしょうが、ドイツ製品の頑強さを証明すべく(?)頑張って働いてもらいたいものです。
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by penguinophile | 2009-01-31 07:49 | 子供 | Trackback | Comments(8)
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Commented by lechat at 2009-01-31 22:24 x
ご無沙汰してます。新しい土地には慣れましたか?
hauckというメーカー知りませんが、検索して写真でみました。良さそうですね。
うちは既に2歳半を過ぎて、ベビーカーに乗せてもすぐに降りたがるようになり、邪魔なシロモノになりつつあります。4歳まで乗れるって書いてあったけど、本人に乗る気がないと単なる大荷物。。。
それより次の子は、上の子には使わなかった「台車」が必要かなと思ってるのですが、何せ高いし重いし。オススメとかあったら教えてください~。
Commented by どいつりす at 2009-02-01 04:42 x
台車、これは日本人女性には大変だろうな、と想像していましたが、やはりそうでしたか。
かなりの重量が見た目からも察することができますもの。

同様に、高齢者用の歩行補助機も日本のそれの3倍くらいの大きさがあるのに不安を感じます。
ふう、自分の将来に不安が~
電動車いすの白髪のおばあさま、普通に歩く私を追い越していきました・・・
軽く、自転車のスピードがあったけど、事故にならないものか心配になるくらいでした。

そちらは石畳が多いのですね。
ここはほとんどありません。
では日本人おかあさまたちもあまり苦労しないで台車を扱えるのかも~
Commented by eastwind-335 at 2009-02-01 18:36
職場の私の部署にある2台の台車(ホンモノ)のうち、1台は日本の保育園で利用しているような柵つき。公園でそのシーンを見たお兄さん(先輩)が「ボクもこの中へ入っちゃおうかな?」とか言い出したことがあって、みんなが吹き出したことも。
Commented by penguinophile at 2009-02-02 02:20
lechat@憧れのマクラーレンママさま(笑):
ベビーカーが使える時期は子供の性格によって違ってくるんでしょうね。まぁlechat家のVolo号はお坊ちゃまが活用してくれる事でしょう♪

「台車」を選んだ経験はないのでお勧めはわからないです。もっともどうせ日本には入っていないドイツ製が多そう。親が頑張れるなら&住宅事情が許すなら、台車の方が衝撃は吸収するし広いしで子供には快適そうですけどね。お嬢さんはコンビBの前は国産A型を使っていたのかな?日本ではA型に赤ちゃんそのまま乗せるんでしょうかね。なんだか落ちそうで不安・・・というのもドイツの台車はTragetascheとかいうバッグ(クーハン?)に赤ちゃんを入れて乗せるタイプが主流なので。

ベビーカーに取り付けて兄弟が立ち乗りできるボードは、計量バギーには荷が重過ぎるかな。そういえば、日本ではあまり見かけない二人用ベビーカー、ドイツでは赤ちゃんと幼稚園くらいの兄弟が一緒に乗ってます。どちらも乗ってくれば手っ取り早いかな。重いけど(笑)。
Commented by penguinophile at 2009-02-02 02:31
どいつりすさま:
そう、小柄な日本女性に台車はツライ・・・って実は私の場合、身長はドイツ女性並なんですけど、パワー不足(^^;。
うちの母がドイツに来た時、石畳の道は脚に響いて高齢者には辛い、と言っていました。石畳の道に負けない大車輪&ドイツ人の大きな体を支える頑丈なフレームの歩行器は重そう。私達もお義母様方を見習ってパワフルにならないと老後は厳しいかも(^^;;。
Commented by penguinophile at 2009-02-02 02:34
東風さま:
私の元職場にもありましたよ、台車。ちょっと乗ってみたかったー。いっそお兄さんも乗ってみればいいのに♪いや誰も押してくれないか?
最近はつい周りの人のベビーカーをキョロキョロ見てるんですけど、やはり「台車」は本物の台車の仲間にしか見えません・・・。
Commented by duke togo at 2009-02-02 12:47 x
Pさま:
その台車に忘年会で撃沈した学生君を乗せて運んだことならありますな(^^;;
ひどい大虎状態で、目が離せないので朝まで皆で付き添った記憶が。

石畳は風情があっていいなと思ってましたが、そういう不便さもあるんですね。小さな輪っかのクルマには不向きか〜。
Commented by penguinophile at 2009-02-02 18:50
duke togoさま:
あははー。虎学生、あの台車に乗っちゃいましたか。そうか、大人を運ぶ事も本当にあるのね。ぷぷぷ。いや急性アル中で死ぬ人もあるくらいだから笑い事じゃないんしょうが。
石畳の道、いかにも「ヨーロッパの古都」的な風情があって私も好きです。が、観光で訪れる分にはいいけど、幼児と買物荷物を乗せたベビーカーで坂を上るには正直不便ですよ。
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