ドレスデン(Dresden) ~市内観光~

3月下旬、夫の出張に便乗してドレスデンを訪れました。東ベルリンを除けば旧東独を訪れるのは初めてです。ドレスデンは第二次世界大戦で壊滅的な損害を被った街ですが、今ではすっかり綺麗になっています・・・と言いたいところですが、なんだか妙に工事現場が多かったです。年度末だからという訳はないし、もしやまだ再開発中?でも穴の中を覗いてみたら実はむしろ発掘中???↓
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昔ながらの個人商店はほとんど見かけない一方で、チェーン店が多く、H&Mなんて4軒くらいあったような気がします。旧共産圏では、マッチ箱を重ねたような、いかにも「建材を持ってきてその場でパパッと組み立てました」的な建物が目に付きます。この建物は「文化宮殿(Kulturpalast)ですが、周囲はやっぱり工事中。そしてこの壁画はなんだかすごーく共産主義っぽい気がします。↓
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旧東独デザインと言えばやっぱりこのAmpelmann。女の子バージョンはAmpelfrauと呼ぶのかな?今や私が住んでいる町のデパートでさえグッズが売っているほどの人気者。この信号を見るたびにakberlinさんを思い出していた私です。↓
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ドレスデンでの一番の見所は旧市街にあるバロック建築郡でしょう。ツヴィンガー宮殿(Zwinger)。↓
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中庭を取り囲む建物は、もともとオレンジ栽培用の温室だったそうで、ガラスを多用した作りになっており、現在では博物館や美術館として使われています。↓
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上画像はラファエロの「システィーナのマドンナ」を使ったポスターから撮りました。下の方に描かれている二人の天使は、ドイツでは雑貨に頻繁に登場しますが、オリジナルがドレスデンにあるラファエロの作品だとは知りませんでした。

大聖堂(Kathedrale)↓
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ゼンパー・オペラハウス(Semper Oper)。↓
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もしや直前売りチケットが出ていないかな~と尋ねてみましたが、無理でした。でもなんと私達が帰る日のチケットはたった10ユーロで売られていたんです!内部ツアーでも7ユーロする事を考えれば、オペラが観られて10ユーロはとってもお得ですよね。残念!

ドレスデン城。ここも内部は博物館になっています。↓
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ドレスデン城の中庭は、屋根があって広々としており、幼児連れで悪天候時の待ち合わせにお勧め。綺麗に整備されたトイレが無料で使えオムツが交換できるのもポイント高し。↓
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シュタールホーフ(Stallhof)外壁にある「君主の行列」は、マイセン磁器のタイルで出来ています。歴代のザクセン王が勢揃いしており、ファッションの変遷を見るのもなかなか楽しい。↓
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聖母教会(Frauenkirche)。東西ドイツ統一後に再建された物ですが、内部は白・ピンク・金を多用した装飾でいかにも「バロック~!」という雰囲気でした。↓
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エルベ川に面したテラス。お天気がいい日にここでのんびりできたら気持ち良さそう。↓
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以上、写真を中心に駆け足でご紹介してみました。ドレスデンはコンパクトな街で、これらの見所が全て徒歩5分圏内に集まっています。日本のツアーだったら半日観光で通り過ぎてしまいそうな街ですが、博物館や美術館をゆっくり見たら何日もかかりそうです。
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by penguinophile | 2009-04-09 00:44 | お出かけ | Trackback | Comments(16)
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Commented by toramutti at 2009-04-09 02:06
旧東独時代にいきました。どこいっても庶民は行列、予約席は軍人さんとか。。いい思い出はありませぬが、ラファエロの画は感動でした。エルベ河も、今ひとつの印象。思いが強すぎたのよー、て友人に笑われてしまった。
Commented by duke togo at 2009-04-09 10:07 x
私は統一後に行きました。そこら中で工事してました。
ゼンパーオーパーではダフ屋にボラれました(^^;;
(一番安い席が8マルクだったとは・・・)
マイセンの工房が私には面白く、ティーカップ等買って帰ったのですが、帰国後に高島屋で同じものが4倍の値段で売られているのを見て大変驚きました。
なんつーか、ボッてるのはダフ屋だけじゃないなと(-.-)。

黄色いのはポストですかね。確か以前はホルンのマークがついてたような。
Commented by はなはなマロン at 2009-04-10 22:52 x
ベルリンに行ったとき、Ampelmannは見かけましたが、Ampelfrau?が存在するとは知りませんでした。さらに驚いたのは、ラファエロの有名な天使2人がドレスデン在住だったこと。バチカンに行ったとき、この天使ちゃんのカードセットをお土産に買ったのに・・。
Commented by MOMO at 2009-04-11 04:30 x
旧東独には興味がないMOMOですが、ドレスデンだけは、行ってみたい!!!行こうと思えばすぐなのに、まだ行けてないな~。
東西統一されて、西のお金がどんどん流れていって久しいのに、まだ工事中なんですか?だったら、もう少し待ってから行こう!!!
Commented by penguinophile at 2009-04-11 05:49
toramuttiさま:
東独時代は今とは全然違う雰囲気だったんでしょうね。私達が泊まった駅近くのホテルはかつて外国人専用ホテルとして使われていたそうですが、きっとtoramuttiさんもそういうホテルの一つに泊まられたんでしょうね。
でもラファエロの画が見られて良かったですね。幼児連れだと、今回のように時間に余裕があってお天気が悪い場合でも、美術館や博物館に行きにくいのが残念だし不便です。
旅も食べ物も期待値が高過ぎると失望する確率が高いですよね。私は別に特に期待もしてなかったから、想像していたより小さな街だなぁと思ったくらい。
Commented by penguinophile at 2009-04-11 05:58
duke togoさま:
やっぱり工事中が多かったですか。ダフ屋にぼられたのは羨ましくないけどマイセンの工房は羨ましいなー。私はショップで(それも主に外からウィンドウを)指をくわえて見ていただけですが、どれもかなりいいお値段で(^^;;。工房直売品のお値段は街中心のショップより安いのかもしれませんが、それにしても高島屋では4倍か・・・。

黄色いのはポストですが昔のモデルの復刻版だそうです。確かに今のポストはホルンですよね。
Commented by penguinophile at 2009-04-11 06:05
はなはなマロンさま:
アンペルマンの女の子バージョン、グッズでは見かけてたんですが、本物は私も初めて見ました。
天使ちゃん、バチカンで買っちゃいましたか!(爆)
Commented by penguinophile at 2009-04-11 06:09
MOMOさま:
「行こうと思えばすぐ」の場所ほど後回しになるのって、ありがちですよね。
中央駅から中心街までの道の半分は工事中だったような。でも有名な建物はほぼ再建されているんじゃないかな?
Commented at 2009-04-11 09:49 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penguinophile at 2009-04-12 07:12
鍵コメさま:
えっ、そんな映画があるんですか?
マイセン、名前はもちろん知っていましたけど、日本ではあまりじっくり見たことがありませんでした。東京のデパートではウェッジウッドやミントンやリモージュで目の保養をしていましたが、こちらに来てからほとんど見かけません。田舎住まいのせい?
趣味のピンポイント豪華主義、いいですね!
Commented by eastwind-335 at 2009-04-12 18:07
はい、何日もかかって、それでも見終わらなかった私です。
おお、懐かしい。
そう、まだあちこちを掘り返しているんですよね。
「文化宮殿」は「おおー、プロレタリアートのアートだ」とひとりでボケてみたのを思い出します。まだ東ドイツがあったときにベルリンへ行ったことがありますが、その時もこういう絵が都市部に近づくとドドーンと描いてあるアパートが線路沿いに見えたものです。これからは貴重なものとなるでしょうね。
Commented by akberlin at 2009-04-13 12:41
おお、ドレスデ〜ン!そう、ワタシもここ以外でAmpelmaedchen
(アンペルメトヒェン?)を見たことがありません。ワタシなんぞ、
出会った時にあまりの感動に手が震えてピンぼけの写真しか
ないくらいです・・・。いつかリベンジに行きますっ!(←ナニに燃えてる?)

アイアーシェッケっていうチーズケーキ風なものとか、ロシア風な
スープ(ソリヤンカ)だとか。旧東独もベルリンよりも濃く感じられたり。
また行きたいなぁ。
Commented by penguinophile at 2009-04-14 16:47
eastwind-335さま:
美術館や博物館はゆっくりのんびり見はじめるといくら時間があっても足りなくなりますよね。
「文化宮殿」の壁画みたいなの、東ベルリンにもありましたか。再開発では残されるのかなぁ。小奇麗な建物が増えるに従いどんどん周りから浮いていくような気がします。
Commented by penguinophile at 2009-04-14 16:51
akberlinさま:
アンペルマンの女の子バージョンは女性じゃなくて女の子だったんですねー。これって新しいのかな。旧東独地区にもあまりないのかしら。リベンジを果たした際にはブログで製菓発表してください(笑)。
アイアーシェッケ、食べましたよ。ロシア風スープは見かけなかったなぁ。そういえばドレスデンについては食べ物jと近郊のお城であともう二つ記事を書くつもりだったのにデジカメショックで飛んでましたさ・・・。
Commented by duke togo at 2009-04-15 19:27 x
たびたびすみませんです。
旧東独とか統一前後という意識が働くドレスデンですが、今年入ってきた新人の生年月日を見ていてふと、「この人らが習ったであろう社会の教科書にはもう東ドイツはまるで出てこなかったのだな」という思いがよぎり、世代の差を感じざるを得ませんでした。私の大学入学直後に世界を震撼させたチェルノブイリ原発事故も、お母さんのおなかの中で聞いたくらいなんだなーと。
Commented by penguinophile at 2009-04-17 03:14
duke togoさま:
ドイツ再統一の頃に生まれた人達って、もしかしてもう大学生!!??きゃーっ!私達もトシとるはずですわね・・・(^^;;。私と同世代だと「学校ではロシア語を習ったから英語は苦手」という人がいたりするみたいですけど。うちにある地図帳は夫がギムナジウムで使った物なので、冷戦時代の国境のはず。同じ版を本屋の中古セールで見た事がありますが、買う人はいるのだろうか・・・。
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ドイツ田舎町での地味暮らしを徒然なるままに。


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