チャリティーコンサート/Benefizkonzert

東北地方太平洋沖地震の発生から10日が経ちました。被災された方々およびそのご家族、救助や復旧および原発事故の収束に向けて頑張っている皆様、停電や物不足で不便な生活を送っている皆様に、心からお見舞い申し上げます。

・・・と、こんな月並みな文章しか書けない自分がもどかしいのですが・・・

今回の震災を受け、近くの町で募金チャリティーコンサートが行われます。チケットとプログラムは作成中だそうです。内容はこちらがわかりましたら本記事に追記します。このブログを目にする方はほとんどが日本在住かとは思いますが、ドイツの田舎ですらこんな支援の動きがあるという紹介だと思って下さい。

ビーレフェルト独日協会チャリティーコンサート>
・日時:4月3日(日)  16時開場 17時開演
・場所:Rudolf-Oetker-Halle (Lampingstr. 16 33615 Bielefeld)
・協力費:20ユーロ

ドイツでも今回の災害に対する関心は非常に高く、特に原発事故に関しては、ドイツの原子力政策の行方にも影響を与えています。公的機関は半旗を掲げ、祈りを捧げる団体もあります。それでも所詮対岸の火事に対する同情心だろうと思っていたのですが、ガイガーカウンターやヨウ素剤が品薄になっているという報道に接し、目が点になりました。

私も隣人や夫の親戚から、家族の安否を尋ねられ、お見舞いの言葉をかけられました。また、日本人の冷静な反応に対する賞賛の声も聞きます。もちろん現場では混乱だらけで私の頭の中はパニック状態で真っ白!という方も多くいらっしゃるでしょうが、国全体を外から見ると、大規模な略奪や暴動が起こっていないだけでも驚異的なようです。フランスの友達からの伝言(?)↓

I wanted also to tell you that here, France, everybody is amazed by the reaction of Japanese people: even though they're facing one of the worst catastrophes of the last century, they are so calm and courageous! Here, everybody says that if the same had happened in France, the situation would have been much worse because there would have been riots. I know this will not at all help the situation but if you talk to your friends and family in Japan, please tell them how much we admire their strength of mind and courage and sympathise with their fate.

震災以降、毎日ニュースをチェックして何の役にも立たないまま気だけ揉み、それでも私自身は以前と変わらぬ日常生活を送っている事が、申し訳ない程の贅沢に感じます。先週ずっと出張だった夫が週末に帰宅した際、息子達は大はしゃぎでパパにじゃれつきました。極めて小市民的で微笑ましいこんな光景を一瞬にして奪われた日本人が何万人、何十万人といるという現実が、私の胸をつきました。

震度に比べてマグニチュードという単位はどうも実感が沸きにくい、と以前から感じていました。今回の地震では、日本の海岸線が2.4m移動して地球の地軸が約10cmずれたという記事を目にし、M9.0の恐るべき威力を少しだけ思い知らされたような気がしました(関連記事はこちら)。

日本もまだまだ寒い日があるようです。被災地ではもちろんの事、大きな被害は受けなかった地域でも、余震も続く中、不慣れで不規則な生活のため、お疲れの方も多いはず。どうぞ御身お大事に。
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Commented by はなはなマロン at 2011-03-23 22:09 x
ドイツの、しかもあまり大きくはないであろう(失礼!)町からもこんな温かい支援をいただけるなんて、心がほっこり温まります。そして、野球・サッカーの試合前に、皆一様に黙祷をささげてくださった日本以外の国の方々を見て、「日本はここまで外国のことを思ったことがあっただろうか」と反省の気持ちすら感じてしまいました。

世界はひとつ、日本もひとつ、としみじみ感じさせてくれたのが、皮肉にもこの震災であったようにも思います。個人的に、ですが・・。
Commented by penguinophile at 2011-03-24 01:31
はなはなマロンさま:
コメントどうもありがとうございます。
ビーレフェルドは人口30万人くらいでしょうか。ドイツの基準では小さい町ではないかもしれないけれど、私もここに引っ越すまで聞いた事もなかった名前で、そんな町に独日協会があるという事実に驚きました。
「世界はひとつ、日本もひとつ」・・・いま孤独の中にある被災者の方たちに感じて欲しい事です。
でももちろん現実には、ドイツは地球の反対側にあり、世界情勢は待ってくれません。一面トップは既に中東に移っているし、もし原発事故がなかったら日本に関する報道はかなり減っていたと思います。だからこそ特に海外でのチャリティコンサートなどは、多少バタバタしても早めにやった方がいいのでしょうね。
Commented by りす at 2011-03-25 15:14 x
ネットで広めている新聞記事です。
日本の災害に対する過激な記事で心を痛めている在独日本人も多いです。
ウチも夫がおろおろしてしまい、大変でした。
http://fachwerk.exblog.jp/15075398/
Commented by ちえ at 2011-03-27 08:05 x
りすさん、私もその記事を Facebook と Twitter でポストしてみました。私の日本語のできる知り合いはほとんどアメリカ在住だけど。
私もアメリカのテレビに飽き飽きしてしまった口です。一番ひどい津波の映像ばかり繰り返し流し、被災者の人々の心情を無視し、また今なんとか最悪の事態を食い止めようと必死に戦っている人たちを無視して、原発に体する日本の対応と責任ばかりうるさく言っていて見ていてむかついてしまいました。カリフォルニアも地震地帯ですので、幸い私の周りのアメリカの人々は被災者の人たちへの敬意を忘れずに同情的でそう言った意味でいやな思いをすることはありませんでしたが。
震災後しばらく日本語チャンネルが無料で見えるようになったので私もそれを見ていて、ふと気がついて日本のことが心配だけどアメリカのテレビにうんざりしている英語スピーカーの人のために NHK world がただで見られるとポストすると、そういう友人たちに感謝されました。NHK world は iPhone アプリもあるし、今もオンラインで無料で垂れ流しになっているので、日本語は無理だけど英語で他の国のバイアスのない日本の放送を見たいという人にはお勧めです。
Commented at 2011-03-27 16:47
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penguinophile at 2011-03-28 16:53
りすさま:
お知らせどうもありがとうございます。笑い事じゃないけど、おろおろするりす夫さんとそれをなだめようと苦労するりす妻さんの姿を想像してちょっと笑ってしまいました。
私はドイツのメディアに接する事がほとんどない(し接してもドイツ語がわかんない・・・)ので、不愉快な思いをせずに済んでいるように思います。でももともと期待値が低いというか、マスメディアというのは何でもセンセーショナルに書き立てる物だとはなから思っている節があります。今回のように、現象としては対岸の火事で直接の被害はなさそうだが、自国政治への影響は強くデモが起こったり選挙の行方を左右するとなれば特に。
Commented by penguinophile at 2011-03-28 16:56
ちえさま:
私もNHK総合のストリーミングが終わってから、NHKワールドを観ています・・・なんで日本語放送の英語訳を見なくちゃいけないんだか?って思いながら(^^;。
Commented by penguinophile at 2011-03-28 16:58
鍵コメさま:
どうもありがとうございます!別途メールさせていただきました。
Commented by ちえ at 2011-03-29 16:31 x
枝野さんの記者会見の全部(NHK は途中でカットする)が政府インターネットテレビで日本語でも英語でも見れるよ。大抵私が寝る前に記者会見があるので、それを見て安心してからベッドに行くのでした。
http://nettv.gov-online.go.jp/
Commented by penguinophile at 2011-04-02 19:18
ちえさま:
情報どうもありがとうございます。こんなんあったのかー。
先月の枝野さんは海外メディアへの露出度という点ではダントツ日本一かも?近所の奥さんも「あのいつも青い服を着ている人」と認識していました。地震後の初期報道で政治家が揃ってピカピカの作業服を着ているのを見た時は「政治パフォーマンス?」と違和感を覚えましたが、枝野氏についてはその後の日々で作業服を見慣れてしまったのでむしろ背広姿の方に違和感を覚えます・・・
by penguinophile | 2011-03-23 00:38 | 徒然 | Trackback | Comments(10)