入学式

9/5、長男が小学校に入学しました。
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逆円錐型の入れ物はSchultüteと呼ばれており、ドイツでは新入生の象徴のようです。市販品もありますが、うちの場合は幼稚園がお膳立てをしてくれたので母子で一緒に作りました。中には文房具や玩具やお菓子が入っています。ランドセルは男子用と女子用でデザインがはっきり別れており、長男がパパと選んだのは何と「狼とコウモリと吸血鬼城」柄(--;;)。夫は下の子供達に使い回すつもりらしいが、女子にこの柄を強要するのはやめてくれ~。と言っても今は気に入っている(羨ましい?)ようですが、二歳児にはさすがに大き過ぎ。↓
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セットで140.25ユーロでした。↓
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学校からリストを渡されて30点ほどの学用品を準備しました。
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入学式当日、まずは小学校を運営するカトリック教会でミサがありました。若い女性が二人前に出てきたので、「カトリックなのに女性の神父さん?」と不思議に思ったら、どうやら違うプロテスタント教会の牧師さんだったようです(いったいなぜ?)。子供向けの説教らしく、「私は休暇に帽子と傘とショールを持参しました。日差しを避ける帽子も雨を避ける傘も寒さから身を守るショールも、全て神様が与えたもうた物♪」とかいう内容でした(たぶん)。賛美歌を歌ってお祈りを唱え(もちろん私は聞いているだけ)、牧師さんが新入生達に祝福を与えました。ミサの後は隣にある小学校の校庭で、先生方と上級生達が新入生とその家族を迎えてくれました。体育館で校長先生の挨拶を聴き上級生の寸劇や歌を鑑賞してから、新入生は担任の先生達に名前を呼ばれそれぞれの教室で初授業。親は一時間ほどコーヒーとお菓子で談笑してから教室に行き、担任の先生の挨拶で終了。全部で2時間ほどでした。
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↑長男が持ち帰った時間割はなんと先生の手書き。しかもほとんどが×印で内容不明。SpはスポーツでRuは宗教かな?一年生の授業は7:55~11:30ですが、昼食と宿題を含む学童保育に申し込んだので、お迎え時間は15:00(金のみ14:00)~16:30になります。これまで通っていた幼稚園から少し離れた小学校なので、知り合いは一人しかいませんが、入学式から一週間、どうやら楽しく通えているようです。一足先に隣の幼稚園に転入した次男も毎日元気に通園中。二人とも慣れるまで大変かもしれないけど、その調子で頑張ってね!



私達が住んでいる町はカトリック色が強い地域で、市内にある23の小学校の内訳は、カトリック系14校、市立8校、プロテスタント(ドイツ福音主義教会)系1校。自宅から徒歩あるいは自転車で通える距離にある小学校は全てカトリックだったので、そのうちの1校に長男は通う事になりました。通常なら前年の秋頃に手続きをするのですが、私達は半年間日本に滞在する事が決まっていたので、出立前に小学校を訪問して校長先生と話し、願書を提出しました。その際、校長先生は長男にもテストめいた質問をしましたが、合否を決める入試というよりは明らかな発達障害がある児童をスクリーニングする目的に思えました。長男は顔を隠したり変な顔をしたり豚の鳴き真似をしたりと親が恥ずかしくなるような態度を取り、日本のお受験ならば不合格間違いナシ状態でしたが、いちおう質問には答え馬鹿ではない事を示しました。複数校に願書を出す必要はなく、よほど問題がない限り入学は許可されるようです。実際に長男の場合は何の問題もありませんでした。

し・か・し・・・実は長男の入学と時を同じくして、うちからそう遠くないカトリックの小学校でちょっとした事件があり、ニュースにも取り上げられました。

カトリックの小学校でも、運営資金は税金でまかなわれており、プロテスタントやイスラムや無宗教の児童も受け入れています。学校のカリキュラムには宗教教育がありますが、例えばイスラム教の授業は普通ありません。事件があった学校に通うある女子児童はイスラム教で、宗教の授業には出席していませんでした。そして彼女の弟が今年同じ小学校を志望したところ、宗教の授業に出席しない事を理由に入学を拒否されたのです。親は裁判所に訴えましたが、学校の判断は州の法律に背く物ではないとして敗訴。それでも納得できなかった親が息子を連れて入学式に行き、警察に自宅まで連行される騒ぎとなりました。結局その男の子は他の小学校に通う事で落ち着いたようですが、同い年の息子がこれからカトリックの小学校に通う異教徒ガイジンの私にとっては、何やら後味の悪い事件でした。
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by penguinophile | 2013-09-13 04:50 | 子供 | Trackback | Comments(6)
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Commented by toramutti at 2013-09-13 20:07
うちのほうは、小学校入学の時の礼拝は、カトリックプロテスタント合同というのが普通です。そちらの州の様子はわからないですけど。。
それから、神父以外にもカトリックには、礼拝などを執り行う仕事があります。制限はあるみたいだけど。その仕事は女性も就任できます。
Commented by penguinophile at 2013-09-14 18:43
toramuttiさま:
情報どうもありがとうございます、勉強になります。となると、もう一人の女性がカトリック教会所属のそういう仕事の人だったのかもしれませんね~。
Commented at 2013-09-19 01:21
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penguinophile at 2013-09-19 21:11
鍵コメさま:
わざわざお知らせどうもありがとうございます。
Commented by lechat at 2013-09-20 23:27 x
ご入学おめでとうございます!あれ、長男君とうちの上の子は同い年でしたっけ?もしかして日本よりも早くから学校が始まるのかしら?それにしても朝の始まりがずいぶん早くてびっくりしました。楽しく通ってくれているようでよかったですね!
Commented by penguinophile at 2013-09-23 15:23
lechatさま:
どうもありがとうございます!誕生日にもよるんですが、長男の場合は今年6月に6歳になったので、日本ではまだ年長さんですが、ドイツではもう1年生なんです。高学年になり授業時間数が増えても午前中で授業終了なので、朝が早くなるのだと思います。毎朝教室でママにしがみついて「帰らないで」と大泣きしたクラスメートもいたので、とりあえず楽しく通い始められてホッとしました。
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ドイツ田舎町での地味暮らしを徒然なるままに。


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