Kölner Philharmonie/ケルン・フィルハーモニー

クリスマスに義両親宅を訪れた際、コンサートチケットを頂きました。義両親はケルン・フィルハーモニーホールの年間チケットを購入しており一ヶ月に一度程度の割合で指定された公演に行っているらしいのですが、たまたま12月の公演がたまたま私達の滞在と重なったため、「子供の世話は見るから二人で行ってきていいよ」となった訳です。はっきり言って私にコンサートチケットはペンギンに小判状態ですが、それでもほんとにとってもすごく嬉しい。というのもまず、子供を置いて外出する機会など普段は滅多にない。しかもケルンは(あくまでもドイツ基準では比較的)都会。もちろん義両親がチケットを贈りたいのは自分達の息子ですが、「義父と夫でコンサートに行き義母と私は子守り兼お留守番」というガッカリシナリオにならなかったのも有難い。更にヘタレ嫁にとって、義理実家というのはやはり気疲れするので、堂々と抜け出せるのも助かる。夫とその家族のプレゼントに対する概念は実用一点張りで(「水道の蛇口」とか!)、どうも私の感覚とはズレているのですが、こういうプレゼントは素直に嬉しいです。

コンサートは20時開演でしたが、コンサートチケットを見せれば近郊の公共交通機関に16時から乗れるので、ちょっと早めにバスと電車でケルンに出ました。中央駅前の大聖堂Domでキリスト降誕像Krippeを見ました。
c0076387_22102773.jpg

あまり伝統的とは言えないスタイルの人形も混じっていたりして。ケルンの消防団とか?
c0076387_22103134.jpg

Dom横広場のクリスマス市はもう終わっており、巨大なクリスマスツリーがクレーンを使って解体作業中でした。
c0076387_22105145.jpg

まだクリスマスのイルミネーションが残る町をそぞろ歩き、
c0076387_22104145.jpg

c0076387_22104074.jpg



Sionというケルシュ・ビールのレストランへ。
c0076387_22103235.jpg

ドイツビールと一緒に食べるのはやっぱりソーセージとジャガイモ。典型的な居酒屋ドイツ飯ですが、座ったまま飲食できるだけで、ものすごい贅沢(苦笑)。
c0076387_2210375.jpg

ケルン地方で伝統的に醸造されているケルシュは、軽くて飲みやすいビールで、大ジョッキではなく小さなグラスで供されます。ウェイターさんがこんな↓感じで一度にたくさん持って回って勧めてくれ、
c0076387_2211380.jpg

2杯以上飲むとコースターにメモしてくれます。
c0076387_22112100.jpg

料理の注文は電子端末だったのに、お会計は手書きの計算でした・・・日本ではありえない!?
そういえばお店の人は夫と私に「ドイツ語は少し話せますか?」と聞いてきました。これも都会ならではですね。私の住んでいる町では、明らかにガイジンの私でも容赦なくドイツ語で話しかけられますから。

コンサート会場であるケルン・フィルハーモニー・ホールは中央駅から近く、入り口は地上にありますが、ホールはほとんど博物館の地下にあるようです。
c0076387_22105613.jpg

Mitteldeutsches Kammerorchester Leipzigという室内管弦楽団で、曲はバッハ、ハイドン、ヘンデルでした。なにせペンギンに小判状態なので詳しいコメントは出来ないのですが、(しまじろうコンサートを除けば^^;)何年ぶりだかもわからない位久しぶりのコンサートは、音楽も雰囲気もじっくり楽しませてもらいました。個人的に気になったのは、中央に置かれた「チェンバロ」という楽器。「この姿にこの音、もしやイギリスで見たハープシーコードでは!?」と思い、帰宅してから調べたら当たりでした。あの懐かしい感じの音、なんか好きなんですよね~。驚いた事に、指揮者(David Timm)が、曲によってこのチェンバロあるいはパイプオルガンを自ら弾いていました。鍵盤を演奏する合間に空いた手で指揮をし、更に譜めくりまで自分でやっているのに、楽譜は癖がついているのかめくってもめくっても元のページに戻ってしまい・・・という調子で、この超多忙な人を見ていたら、何だか笑い出しそうになってしまいました(←演奏を真面目に聴けよ!?^^;)。

コドモ抜きの7時間を堪能し、23時頃に義両親宅に戻って就寝したと思ったら、次男が夜中に何度も起きてゲロっ吐き。いくら身内とはいえ、よそのお宅で寝具を汚すのは申し訳ないので、ちゃんとトイレや洗面器で吐けるように成長してくれていて助かりました。

そして先週は、アイリッシュダンスのパーティーと夫の職場の新年会に、これまた珍しくしかも立て続けに夫婦二人で参加してきました。その間、子供達は「代理祖父母」のお世話になっていました。
c0076387_22105584.jpg

子供達がよくなついているのはもちろん、特に奥様の方は、私にとっても腹を割って何でも話せる貴重なドイツ人の相談相手でもあります。未就園児がいる親業は基本的に24時間365日無休なので、気軽に喜んでベビーシッターを引き受けてくれる隣人がいるのは、本当に恵まれており有難く思います。
[PR]

by penguinophile | 2014-01-23 22:21 | お出かけ | Trackback | Comments(5)
トラックバックURL : http://pygoscelis.exblog.jp/tb/21535851
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by 人鳥堂本舗 ぺん蔵 at 2014-01-29 23:58 x
ケルン・フィルですか!
いいなぁ~
最近コンサート行ってないです。
クラシック関連ですと、
カルロス・クライバーのCD付きブック買った位です。
まぁ、ある意味で幻の名盤が980円というのも驚きですが、
出来れば存命中に生で聴きたかったです。

N饗高いし、
東フィルは最近イマイチですし、
本場の音と雰囲気を聴く機会があるのは、
とぉ~っても羨ましいです。
Commented by penguinophile at 2014-02-01 05:52
人鳥堂本舗 ぺん蔵 さま:
日本からドイツに来る留学生の中で音楽分野が占める割合は比較的高いように思うので、確かに広い意味では本場なのでしょうが、なにせ私の住んでいるのは田舎町なのでねぇ~・・・東京の方がいろいろ来日する分、ずっと機会は多いでしょう(苦笑)。

全然関係ないですが、記事中に「ペンギンに小判」と書いたものの、アデリーあたりは小判も真珠もちゃっかり巣作りに活用しそうですよね。念仏は無駄になるでしょうが。
Commented by M at 2014-02-03 17:22 x
最近とんとオケの演奏会に行ってないです。
丸いホールなんですね。行ってみたいな〜。
ケルシュも飲んでみたいですねえ。
コースターには何がメモしてあるんでしょう(^^;;。
このお店もFBやってるんですね(^^)。
Commented by penguinophile at 2014-02-06 05:24
Mさま:
あらら~Mさまも演奏会ご無沙汰ですか。
コースターのメモ、右側の三本線が飲んだケルシュの数、左側が会計の計算(食べ物22.3ユーロ+ケルシュ3杯5.1ユーロ=計27.4ユーロ)です。注文は電子端末ピッピッで「おぉ、都会」とか思っちゃったのに、会計は超アナログでした・・・。
FB?と確認しようとしてリンクが間違ってるのを発見しました、失礼をば。あらホントだFB。うーん、さすがケルン、既にカーニバルモードに入ってますねぇ。
Commented by 履歴書の添え状 at 2014-02-18 11:29 x
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
line

ドイツ田舎町での地味暮らしを徒然なるままに。


by penguinophile
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31