日本語紹介

ドイツの6月はいい季節なので(と言っても今は肌寒くて雨がちで今日は昼間でも13度でしたが)、イベントが目白押し。ファミリーハイキングデーに参加したり、養蜂園を訪ねたり、修道院博物館を訪ねたり・・・をブログの記事にしないまま日々が過ぎ去っていくのですが、先週は小学校の夏祭りと幼稚園の卒園祭をハシゴしてきました。

小学校の夏祭りの今年のテーマは「外国語」。更に国際色豊かなフィンガーフードを集めたビュッフェにしたいと協力を要請され、インチキ手巻き寿司を提供します、と返事をしたところまでは想定内だったのですが・・・・・。

依頼された記憶も快諾した記憶もないのに、いつの間にやら私も25分×2コマの日本語の授業をやる事になっていました。いちおう前もってプリントを準備してコピーをお願いしておきましたが、当日は陰も形もありませんでした。指定された集合時間に集合場所に行っても、誰も何も説明してくれませんでした。ポスターが貼れる場所と黒板を希望しておきましたが、私が割り当てられた部屋にはどちらもありませんでした。教える生徒数は1グループ約10人と聞いていたのに、1コマ目には軽く30人以上+大人も数人いました。・・・と、いつもながら突っ込みどころ満載にユル過ぎる運営に、「ドイツ人が几帳面だなんてやっぱり大嘘!」と再認識しつつ、しょーがないから授業をやりましたよー。

・日本語で挨拶 「こんにちは」
・日本はどこにある?→元気に手を挙げた子供の「世界の果て」という答に、「当たってる!」と笑ってしまった。だって欧州中心の地図だとホントに一番端っこだもの。
・日本語は知ってる?→言われてみればわかる、という単語がちらほら。SUSHI、NINJA、MIKADO(細い竹の棒を使うゲーム、およびそれにちなんで名付けたグリコのポッキー)、NARUTOやYUGIOH(「マンガ」や「アニメ」という単語はピンと来ないみたい)、JUDO、ORIGAMI、KOI、HOKKAIDOカボチャ、KAKI、車のメーカー名など。
・日本語は難しい?→音声や文法が比較的単純なので、話し言葉としては易しいが、読み書きを習得するのは難しい。文字が三種類あり、日本語に使うひらがなと外来語に使うカタカナはいわばアルファベットの日本語版。中国から伝わった漢字は、音だけではなく意味があり、例えば「山」「川」などは形から作られている。高校卒業までに約2000字を覚える。

・・・といった内容を、質問に答えつつ説明し、あとはカタカナで生徒の名前を書いてあげました。本当は自分達で書かせたかったんですが、人数が多くて時間が少なく無理でした。一番心配だったのは私のドイツ語力ですが、まぁ一応何とかなりました。在独9年ともなれば、言葉を理由に逃げていられる時期はとっくに過ぎ去っている訳で、苦手意識でビビっちまってもやるしかないのであります(><)。

ついでにプリントの内容をここに記しておきます。数字(1~10)と挨拶を教えるように提案されていましたが、25分しかないのにオウム返しに言わせても書き取らせてもあんまり意味無いかな?と思って準備しておいたのに、結局無駄になりました。ドイツ語で読んで音が一番近くなるように表記したので、ヘボン式の表記とは違います。極めつけはもともとドイツ語にはない音「ジュ=dschu」と表記。書いておきながら自分で読めない(^^;。

1一 itschi
2二 ni
3三 ssan
4四 schi
5五 go
6六 roku
7七 nana
8八 hatchi
9九 ku
10十 dschuu

Hallo こんにちは Kon nitschi wa
Tschüß さようなら Ssayoonara
Bitte どうぞ Dooso
Danke ありがとう Arigatoo
Ich bin ** 私は**です Wataschi wa **dessu
Happy Birthday 誕生日おめでとう Tandschoobi Omedetoo

「お祭りの最後に各国語でHappy Birthdayの歌を歌えるようにして下さい」と要請され、日本では「♪ハッピーバースデートゥーユー♪と歌うんだよぉ」とも言えず、参加した生徒の協力も期待できず、ここは4歳児の愛嬌で勝負だ!と腹をくくって娘に「♪誕生日おめでとう♪」と聞いた覚えのない歌を速攻で5回歌って教え込み、一緒に歌ってもらって無事に終了。

終了後はそのまま隣の幼稚園の卒園祭(卒業式なんて立派な物ではもちろんない)へ移動。運動室でチビ共の踊りを見て(お遊戯なんて高等な物ではもちろんない)、持参したパン生地を棒に巻いて園庭の焚き火であぶり焼(くような忍耐をチビ共が持っている訳はもちろんないので親が煙に巻かれながら焼)き、雨に降られて屋内に逃げ戻り、子供達の写真や工作といった記録をまとめたバインダーを一人ずつ手渡してもらって終了。

ドイツでは学校の夏休みは州ごとに時期がずらしてあり、私が住むNRW州は今年は順番が早く、来週からはもう夏休みに入ります。日本語プレイグループも幼稚園の夏休み期間中は会場が使えなくなるので、今日は少し早い七夕の工作をやりました。長男の願い事は最初「貨幣制度の廃止」でしたが、余りにも壮大過ぎて実現可能性が低いのを私に突っ込まれ、「あたまがもっとよくなるように」と書いていました。次男が(私に書かせた)願い事は「ママがおいしいものをたくさんつくってくれますように」。日頃の手抜き炊事を指摘され、耳が痛いです。
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by penguinophile | 2015-06-23 07:43 | 言葉、亜細亜 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ちえ at 2015-06-23 15:15 x
なんかそのユルさ、一般に大雑把と認識されているアメリカ人よりずっと上の様な気がするけど。それはもしかして私の住んでいたのがシリコンバレーという、ちょっとエリート地域だったからかな?それともアメリカは訴訟社会で簡単に告訴されちゃうから、ユルくなれないとか?
Commented by penguinophile at 2015-06-26 07:06
ちえさま:
いやこれは所詮、小学校の課外授業ですから。ビジネスの場ではもっと緻密!・・・のはず・・・だといいね??????
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ドイツ田舎町での地味暮らしを徒然なるままに。


by penguinophile
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