白雪姫・オン・アイス

うちの子供達はこれまでに地元の絵画コンクールで結構いろいろ勝ち取っています。
一昨年は長男と次男が合同で誕生会(過去記事参照)を、長男がパン工場見学ツアー(過去記事参照)を当てました。昨年は長男が自転車をゲット(過去記事参照)。そして今度は娘が、地元新聞社の絵画コンクールで、“Russian Circus on Ice” による「白雪姫・オン・アイス」ショーの家族チケットを当ててくれました~!まともに買えば大人一人あたり50ユーロ(約6000円)近くするチケット。でかした、娘!(^^)v
「スケート靴を履いた白雪姫と七人のこびと」がテーマだったこのコンクール、栄光(?)の優勝作品がコレ↓
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・・・う~ん、ぶっちゃけ特にうまいとも思えないけれど、一生懸命描いた楽しい絵だね♪的な・・・A4用紙1枚に入りきれずにもう1枚貼り足したのが目を引いたのかも。「ボクの方がうまかったのに!」とぷりぷり怒った長男の作品はこちら↓
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そりゃー5歳児の作品より9歳児の作品の方が「うまい」けど、小人の個性という意味では5歳児の作品の方が楽しいかも。ちなみに次男7歳の作品はこちら↓
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さて、興行一週間前に新聞社から届いた手紙によると・・・

「優勝おめでとう!家族全員分のショーチケットをプレゼントするよ。当日は開演2時間前に会場に来てね。プロデューサーのFrau Wが、君達を出迎えて、ショーの舞台裏に案内するよ。子供達はスケート靴を持って来てね。ショーに出演するアーティスト達と練習しよう!そしてショーのフィナーレで一緒に滑ろう!!」

・・・って、えぇっ?何それ!?うちの子供達、スケート靴なんて持ってないよ!そもそもスケートをやった事すらないよ!(@o@)

という訳で、慌てて友人知人ネットワークやebay Kleinanzeigenを活用しまくり、何とか子供用のスケート靴をゲット。ebayは「オークション形式=難しそう」という印象を持っていたのですが、実はこのebay Kleinanzeigenは、オークションというよりむしろ新聞やスーパーの「売ります、買います」掲示板のインターネット版でした。同じ町の中で「子供が入らなくなったスケート靴、誰か10ユーロで買わない?」という人を捜し、電話してその人の家に行き、試着してOKなら現金で買い取る。お手軽だ。素晴らしい!(日本にもあったらランドセルが欲しい~。)今回はスケート靴3足に計25ユーロ支払いました。スケート場の貸し靴が子供用1足1回3.5ユーロしますから、2、3回行けば元が取れる計算です。

そして週末に家族でスケートリンクに練習に行きました。息子達はインラインスケートが出来るので、コツを覚えるのが少し早いかも?と思っていたらこれが期待以上で、最初からいきなりフツーに滑り始めたのでビックリ(@o@)。「スケートは学校の授業でやった事がある」という夫も一応何とか滑れましたが、娘と私は手すりにつかまってヨチヨチ歩きからスタート(^^;。それでもスケート場を後にする頃までには、娘は「手を引いてもらえば何とか滑れる」程度まで上達し、(最初は「何の修行だよコレ」状態だった)私も前に滑って進むのが楽しめる程度には勘を取り戻しました。

こうして万全の態勢で迎えたショー当日。指定された開演2時間前に会場に着くも、迎えてくれるはずのFrau Wの姿は見えない・・・アレ?受付の女性が電話してくれたものの、電話の相手はロシア語しかわからず、話が通じない(^^;。そのまま入口で待つ事30分、やっとFrau Wの助手だという男性が来て、中に案内してくれました。この男性も元はサーカスのアーティストで、2年前から興行側の仕事に転向したそうです。母国語はロシア語で、ドイツ語は私と同レベルなのでわかりやすい(^^;。

舞台すぐ裏にある、出番の合間に役者さん達が着替えるスペースを見学させてもらいました。白雪姫が仲良くなる動物達のマスクと、話の展開上は必要ない気がするけどサーカス技術を披露するために出番がある蜘蛛のマスク↓
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こんな竹馬スケートで滑るアーティストもいる。↓
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白雪姫のティアラを拝借。気分はプリンセス♪↓
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そしてリハーサルを見学させてもらいました。↓
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その後、いよいよ白雪姫達とスケートのトレーニング!・・・のハズだったんですが、リハーサルがなかなか終わらず・・・。この日は白雪姫の演目をドイツで初めて滑るそうで、なんと開演の20分前までリハーサルに励んでいました。アーティストの皆さんは開演前に着替えやメークもしなければいけない訳で、無関係なガキ共と遊んでいるヒマなんか当然ありゃしない。それでもリハーサル後の技術チェックの時間に、少しだけ滑らせてもらえました。
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ショーの名前は「on ice」ですが、実はこの氷、本物の氷ではなく、テフロンか何かの人工素材パネルをジグゾーパズルのように組み合わせたもの。だから冷たくもないし、スケート場ではなく普通の劇場で興行できます。そして本物の氷ほど滑らず、上を普通に歩けます。息子達はむしろ滑らな過ぎて「進まない!」と苦労していましたが、娘も安心して遊べたみたい。
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↑特殊効果テストで「雪!雪!」と喜んで駆け寄り、「泡!泡!」と逃げる(^^;。

そしていよいよショー本番スタート!サーカスとスケートとバレエを組み合わせた感じで、なかなか見応えがあり、面白かったです。白雪姫のストーリーに沿ってはいるものの、子供だましではなく、観客も大人の方が多かったです。まぁ木曜日19時開演は、幼児連れの家族には行きにくい時間帯ですよね。終わったのは21時半、娘は途中で寝落ちして、白雪姫の結婚式を見逃しました(爆)。ショーの内容をちょっと覗いてみたいという方は、興行主が公開しているこちらのYouTube動画をご覧下さい。
パフォーマンス中にスマホで動画を撮影している観客が何人かいて、驚きつつもちょっと羨ましかったので、カーテンコールで一枚だけ撮っちゃった。↓
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本当はこのフィナーレにうちの子供達が加わっていたはず・・・なのですが、明らかにド素人の子供3人がここに混じったら場違いも甚だしいので、ボツになって正解だったかも(^^;。白雪姫に手を引かれて滑りたかった娘にはちょっと可哀想でしたが、それでも十分に楽しい経験をさせてもらいました。ありがとう!
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次男の日記↓
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以下蛇足。
ショーに行く前の日に、子供達に白雪姫のお話を読み聞かせました。読み聞かせたのは人畜無害な童話版でしたが、以前にドイツ語の授業で元のグリム版を読んだ私は、そのグロテスクさに驚きました。例えば・・・

・白雪姫を殺そうとたくらむ王妃は、継母ではなく実母。←おなかを痛めて産んだ実の子供が自分より可愛いからって殺そうとするかフツー?
・王妃が白雪姫を殺そうとしたのは、白雪姫が7歳になった時。←まだ小学一年生だよ!ほんの子供じゃん!
・白雪姫を殺せなかった狩人は、王妃に証拠品として提出を命じられた白雪姫の内臓の代わりに猪の内臓を差し出すが、王妃はその内臓を茹でて食べる。←オイオイ、人喰い人種かよ!
・白雪姫は小人達の家政婦になる。←若干7歳にして「働かざるもの食うべからず」を学ぶ姫君。
・王妃は白雪姫を最初は紐で絞め殺そうとしたものの失敗、次に毒の入った櫛で殺しかけるもまた失敗、三度目に毒りんごで成功しかけるがまたまた失敗。←殺人未遂×3回、超しつこいくせに手際が悪い王妃。白雪姫は何度も殺されかけて小人達に警告されているのにも関わらず、懲りずに王妃を家に入れてしまう。学習能力がなさ過ぎるガキだが、7歳児だから大人に言いくるめられても無理ないのか。
・王子はガラスの棺に入った白雪姫に恋をして、小人から譲り受ける。←7歳児の死体に惚れるのは正常とは言い難い嗜好だ。
・白雪姫の棺を運搬中に家来がよろめいて棺が揺れたため、喉に詰まった毒りんごが飛び出して、白雪姫は生き返る。←あまりロマンチックとは言い難いが、見知らぬ7歳児の遺体にディープキスするよりマシとも言える。
・白雪姫の結婚式に招かれた王妃は、炭火で焼いた鉄の靴を履かされ、倒れて死ぬまで踊り続ける。←殺人未遂犯へのグロテスクな刑を結婚式の場で執行するのはいかがなものか。

実母に何度も殺されかけ、ロリコン死体愛好家に身請けされ、晴れの舞台で復讐を果たした7歳児が「末永く幸せに」暮らせるのかちょっと心配(^^;。
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by penguinophile | 2017-01-31 21:53 | お出かけ | Trackback | Comments(2)
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Commented by ちえ at 2017-02-02 22:33 x
5歳児でかした!美大出の私も三人の中で5歳児が一番画才を感じるよ。
家族皆でスケートスキルもゲットできて良かったね。
日本にもジモッティっていう売ります買います掲示板みたいのあるよ。ランドセルが出ているかは知らないけど。出てても競争が激し過ぎそうだが。
Commented by penguinophile at 2017-03-13 05:30
ちえさま:
えらい長々と放置してました。すんません・・・
日本にもこういうサイトがあるのね!
お陰様でランドセル問題は解決しましたが。
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ドイツ田舎町での地味暮らしを徒然なるままに。


by penguinophile
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