SUSHI

先日のドイツ語クラスで Spezialität(土地の名物、特産物;特技、趣味、好物) という単語が出てきたため、先生が生徒1人ずつ順番に、出身国の名物料理を尋ねました。私の番が回って来た時の事です。

 「日本の名物料理は何?」
 「SUSHI!」「SUSHI!」「SUSHI!」「SUSHI!」「SUSHI!」
 「・・・・・・鮨。」

私が口を開けるより早く、それまで静かだった教室のあちこちから大合唱ですよ。あぁ驚いた。ただし知らない生徒も1,2人いて、先生の「生魚をライスに乗せた物」という説明にドン引きしてました(尾頭付きの御姿を想像した可能性もアリ)。

「お鮨、美味しいわよね!」と目を輝かせて語るブラジル人の女の子がいたりして、SUSHIブーム、どうやらまだまだ健在らしい。
スーパーの冷凍食品売り場にも↓(なんかコワくて未挑戦ですが)
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日本の素晴らしい食文化がヨーロッパに広まるのは嬉しい事ですが、正しく伝わっているかは不明。だって中華料理屋やら南欧料理屋で「週末SUSHI」って宣伝されても・・・かなり怪しくないか?
実際、日本以外のアジア人が経営しているレストランで、「ブームだからSUSHIをメインにしとこう」みたいなノリの所も多いみたいです。パリでもかなり多くのSUSHIレストランを見かけましたが、パリ在住の友達によると「鮨はサーモンだけ16貫」「天麩羅は海老だけ8本」「前菜はスパイシー味噌スープ」という有様だとか。

日本食レストランの名前も結構面白いのがありますよね。「SAKURA」や「MIKADO」あたりは、まぁ無難な定番と言えましょう。
ロンドン・パディントン駅構内の回転寿司屋は「Yo!」(威勢のよろしい事で)。同じくイギリスのブリストル駅構内にあったテイクアウト専門店は「DASHI」。ご丁寧に漢字で「出汁」とも書いてありました(が、店の名前として「出汁」ってどうよ?)。
ドイツのアーヘンでは↓(かなり直接的)
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そしてパリ、モンマルトル↓(誰の名前?)
c0076387_201880.jpg

世界各地にお住まいのNAOKOさん、パリにお越しの際は足を運んでみてはいかがでしょう?(^^)




「すし」を広辞苑で引いてみたところ、
 ○すし【鮨・鮓】(「酸し」の意)...(寿司と書くのは当て字)...(季)夏
と書いてありました。

「寿司」という表記は、最も一般的という気がしますが、実は当て字だったんですね。あと、鮨が夏の季語だというのも、知りませんでした。
・・・ってもしやアタシが無知なだけで、日本人なら常識???
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by penguinophile | 2006-09-19 02:21 | 徒然 | Trackback | Comments(20)
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Commented by anthonberg at 2006-09-19 03:40
寿司じゃなくて鮨ですか!でもいつも寿司って変換していたなぁ。いいのよね、寿司でも。
パリにはNAOKOさんのお店があるんですか!デンマークにもSACHIEって名前の日本食の店がありますよ。あと東京と京都もあったりして。(笑)
どこからそういう名前を持って来るんでしょうね??
ドイツ語は毎日学校で勉強なんですか??
Commented by nyf1403 at 2006-09-19 04:39
あはは、私常識ありませ〜〜ん。いいの、日本は慣れて20年だもんね。
寿司/鮨、天麩羅、大嘘や〜、というところが私の街にもありますよ。絶対、あそこにいっちゃ行かん、って友達、知人に言って営業妨害しています。だって、日本人の私が「これは天麩羅じゃない」と言っても、何のかんのと反論返すんですからね〜。
D市には正しい鮨屋がありますにゃ。高いけど・・・。
Commented by まき at 2006-09-19 18:17 x
そんなに連呼された日には、「いいえ、おにぎりが一番」とは言いにくい
よねえ。確かにかつては米に酢を混ぜなきゃならない、夏の暑い頃だけ
の食べ物だったはずだよね。広島県に幽霊寿司という寿司があるよ。
これはお米とお酢だけ。上にちょこんと笹の葉が載っている。米に自信が
あるのもそうだけど、海からも遠い地域で、魚は載せられなかったそう。

看板はいろいろ面白いのがあるよね。私も東京とか帝とか許せたけど
赤ちゃんっていうのを見た時は首をひねった。いい加減な店がある反面、
地元に根付きつつ、正しい日本食をserveしている店があるのも事実。
バンクーバーで食べた寿司などはネタも大きくおいしかったよ。
南米の日本人街は当然、日本食がおいしいよね。
Commented at 2006-09-19 19:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2006-09-19 19:24 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penguinophile at 2006-09-20 00:01
anthonbergさま:
「寿司」、元は当て字でも今はよく使われてますから、OKですよね。パソコンの変換でもフツーに出るし。
NAOKOさんのお店は、一見まともそうだったので、関係者にNAOKOさんがいるのかも?私にはむしろ「出汁」の方が謎です。和食の本から取ったのかなー。

ドイツ語は、8月末から月~木曜日の午前中、Volkshochschule(市民大学)に通っています。
Commented by penguinophile at 2006-09-20 00:15
nyf1403さま:
あはは、非常識仲間~・・・って私は日本を離れて4ヶ月弱(^^;
「口コミ営業妨害」大賛成です。だって正しくない日本食レストランで、高いお金を出してストレス溜めるのはバカバカしいですから。間違った日本食が堂々とまかり通っているのも納得いかないし。
D市には口が肥えて財布の豊かな日本人駐在員が多そうですものね。そのお陰で「正しい鮨屋」が存在するのは素晴らしい!(自分が恩恵に預かれるかは別の問題だが・・・)
Commented by penguinophile at 2006-09-20 00:25
まきちゃん:
幽霊寿司って初めて聞いたけど、なんだかすごいネーミングだ(爆)。「笹の葉ちょこん」は、風流なような寂しいような、これまた微妙ですな。
「赤ちゃん」って・・・名前だけでインチキ臭いとわかるから、ある意味有難いかも?(^^;
バンクーバーみたいに海が近い所なら、腕が多少インチキだろうがネタの良さで許せちゃう気がするんだけど、ドイツでそれは期待できないからのぅ・・・
Commented by penguinophile at 2006-09-20 00:34
鍵コメ2連発さま:
お久です。楽しかった?いいなぁ。
サボテンイチジク、もしや季節が短かったりするんでしょうか。スキポールも結構侮りがたいですな。「見るからにインチキ」ではなさそうなので、機会があれば是非挑戦してみたいです。
Commented by まき at 2006-09-20 12:28 x
幾つになってもいい加減な私。
幽霊寿司は広島ではなく山口県で、笹ではなく柳の葉でした。
で、今朝ね、はなまるカフェに伊達公子が出てきて、ドイツ生活を
話してたんだけど、どの家庭にもパンカッターがあるって言ってた。
チーズの真ん中にコンパスみたいなの刺してクルクルまわすチーズ
スライサーも自慢してた。なかなか興味深かったわ。
Commented by penguinophile at 2006-09-20 23:32
まきちゃん:
わざわざ訂正ありがとー。笹より柳の方が幽霊っぽいよね。
伊達公子さんとドイツ人の旦那様は、教育テレビのドイツ語会話に2人で出演してたのを見たことがあるよ。パンカッター(die Brotschneidemaschine...舌を噛みそ^^;)は、夫の実家で見たけど、慣れないと指まで切りそうでなんだかちょっとコワいのよ。チーズスライサーは知らないなぁ。コンパスみたいなんだ?
Commented by cazorla at 2006-09-21 03:00
はじめまして。 anthonbergさんの所から来ました。
中国人 日本食の方が 高く定価設定できるから 日本食に切り替えてる所も多いらしいです。 アムスの空港に おいしそうな鮨屋がありますね。 つるやだそうですが 大阪のつるやなのか・・・ でも日本人が握っています。いつも乗り換えが忙しく 食べたことはないのですが。
Commented by penguinophile at 2006-09-21 22:44
cazorlaさま:
はじめまして、こんにちは。ようこそいらっしゃいました!
なるほど、中華より和食の方がお値段高くてもなぜか納得させられちゃいますもんね。さすが中国人、頼もしいというかしたたかというか。
アムスの空港のお鮨屋さん、日本人が握っているんですか。それは是非とも機会をとらえて突撃取材(?)を試みたいものです。実はスキポール空港は5月末に通過はしたんですが、私も45分間で乗り換え&入国審査とかなり忙しかったもので、鮨屋など目に入りませんでした・・・
Commented by みけ at 2006-09-28 17:41 x
はじめまして。OISHIIは既に行かれましたか?わたしは好きです。ここでお寿司を食べられるなら「良し」としています。友人は初めてのお寿司体験だったけれど好評でした。
Commented by penguinophile at 2006-09-28 22:21
みけ さま:
はじめまして、こんにちは!
みけさん、なんとOISHII経験者ですか!私はまだ入ったことがないんですよ。でもアーヘンはたまに行くので、日本人の方が「良し」とするレベルなら尚更、いつか行ってみたいと思います。貴重な情報をどうもありがとうございました。
アーヘンではもう一軒、Großkölnstraßeの出口あたりにも鮨屋を見かけましたが、そちらも未体験です。
Commented by ちえ at 2006-09-29 09:41 x
チューリッヒの町中でぼーっとしてて出会ったスイス&日本混血の男の子とその彼女に強力に勧められて行ったお店の名前が BIMI (美味)。なにしろスイスだったから高かったけど名前通りにおいしくて、イタリア人の女の子と行って、彼女にとって初めての和食で彼女は感動の連続。それを見ているこっちもうれしくなった。さすがイタリア人、ウニも気に入って食べていた。
チューリッヒにお寄りの際は行ってみてください。
Commented by penguinophile at 2006-09-29 17:48
ちえ さま:
チューリッヒではBIMIですかい。結構直接的な名前が多いな。でもホントに美味しいならいいねぇ。和食初体験でウニが気に入るとはすごい、というかそもそもウニがあったのがすごい。やっぱり日本からの駐在員が多そうな場所は、高いけど美味しいお店があるのかしら。
Commented by やっちゃん at 2008-04-13 23:16 x
スイス家庭のパンカッターはまな板にギザギザナイフが付いた感じがほとんどで、危ないはないでしょう?なら、台所のナイフは使えない?コンパスつきチーズカッターとは、それ専用の丸いテタモンチーズを中芯に差込み、取っ手を回すと花びらの様になるチーズスライサー。
Commented by やっちゃん at 2008-04-13 23:23 x
チューリッヒの美味レストランは、店長が高いで有名な日本食品店経営だから、材料はあるかも。でも、ご飯も硬い時とか、日により味も良し悪し。チューリッヒでも特に高~い!覚悟で!
Commented by penguinophile at 2008-04-14 22:18
やっちゃんさま:
パンカッターもチーズカッターもいろいろな種類があるんでしょうね。実物を見てみないとなかなか形が想像しにくいですが・・・。夫の実家にあるパンカッターは、私の目にはむしろ工具(電動丸鋸盤?)にうつりました。
美味レストランにいらっしゃった事があるんですね。タイミングによって当たりはずれがあるとは。機会があれば行ってみたいですが、チューリッヒでも特に高いとは、確かにかなり覚悟が必要そうです。
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ドイツ田舎町での地味暮らしを徒然なるままに。


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