„Briefe von Felix" / Annette Langen & Constanza Droop

ドイツ語の絵本を図書館から借りて読みました。邦題は『フェリックスの手紙-小さなウサギの世界旅行』。
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夏休みの終わり、ゾフィーは大切なお友達であるぬいぐるみのフェリックスと、空港ではぐれてしまいます。家族みんなで捜索したもののフェリックスは見つからず、悲しみにくれるゾフィー。しかしほどなく、ゾフィー宛にエアメールが届きます。差出人はなんとフェリックスでした!その後も、世界旅行を続けるフェリックスから、次々と手紙が届きます・・・というお話。読者が、本に貼ってある封筒から手書きの手紙を出して読めるようになっている、一種の仕掛け絵本です。

ところどころわからない単語はありましたが、文脈から類推できる程度でしたから、辞書はひかずに読んで十分楽しめました。フェリックスというキャラクターを知っていた夫も読むと言うので、せっかくの身近なネイティブを活用しない手はないと思い、音読をお願いしてヒアリングの練習を試みました。が、ベットの中で聞いていたら、途中から爆睡しておりました・・・睡眠学習?(^^;

フェリックスの次は、子供の頃に読んだ記憶がある„Die Kleine Hexe"『小さい魔女』(Otfried Preussler)に挑戦中です。6歳以上向けのコーナーに置いてあった本ですが、けっこう頻繁に辞書をひく羽目に追い込まれております(^^;。しかし「知らない単語」だと思って辞書を引いてみると、実は「授業で習った事のあるハズの単語」だったりする事も多々あり・・・(^^;;;。そういう意味では、今の私のレベルに合っているのかもしれません(何年か後にすらすら読めるようになっていたら、嬉しいだろうなぁ)。かつて楽しんだ『大泥棒ホッツェンプロッツ』シリーズも、同じ作者の作品だったとは知りませんでした。

子供の頃は、本の舞台がイギリスだろうがアメリカだろうがドイツだろうが、ほとんど区別がついていませんでした。今頃になって「実はドイツ産だったのか!」と気付いたのが、ケストナー、グリム、エンデ。趣味と実益を兼ねて、少しずつドイツ語で読み直していきたいと思っています。皆様、他にもドイツ語で書かれたお勧めの児童書をご存知でしたら、是非お教え下さいませ。




「ein Brief von meiner Mutter=母からの手紙」ですが、こんな簡単な表現でさえ、いちいち「Briefは男性名詞だから不定冠詞はeinで、Mutterは女性名詞でvonが3格支配の前置詞だから一人称所有冠詞はmeinerに語尾変化する」と考えなければ出てこない(涙)。

もっとも正確には手紙ではなく中身は新聞の切り抜きだったのですが、封筒に貼ってある切手があまりにカラフルでびっくり↓
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1966年発行の「ガン征圧」切手って、何だかスゴくないですか?そして「7+3円」っていったい・・・料金10円のうち3円は癌克服のために使われたのでしょうか?この医療機器、おそらく当時は最新鋭だったんでしょうが、40年以上経った今となっては、既に骨董品になっているかもしれませんね。
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by penguinophile | 2007-03-18 00:23 | 徒然 | Trackback | Comments(14)
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Commented by ちえ at 2007-03-18 09:06 x
私も母からの郵便物の切手はいっつもどうしたものかと思ったあげく、なんとか切手収集の趣味の人を見つけてあげている。バークレーには、そういうの高く買ってくれる店があるけど、ちょっとわざわざそれだけのために行くには遠すぎる。でも日本の切手は印刷の質が高いから収集家の間では好まれているらしい。
ほんの数年前ケストナーの「飛ぶ教室」の新訳文庫版があったので久しぶりに読んで泣いた。なすちゃんもいつか原語でケストナーが読めるようになってね。「足長おじさん」はたまたま日本語の方が先に手に入ったので、チャンポンで読んでしまった。でも本屋で「Daddy Long Legs ないか」といくつかの店の店員に聞いても店員に思いっきり何それ?蜘蛛?という顔をされて、もしかして日本での方が有名なのかもと思ったりして。それともアメリカ人の活字離れはそこまで進んでいるのか?結局アマゾンで、しかもすぐ入らないような状態で手に入れた。ゲド戦記もアニメ化に会わせて読もうと思ったら数巻まとめた合体本がイギリス版しかなかったから、アマゾンでイギリスの本屋から買った。まだ読んでないけど、DVD 出る前に読まなくちゃ。足長おじさんもゲド戦記もアメリカ文学なのに...
Commented by akberlin at 2007-03-18 20:40
おお!すばらしい切手の数々!!切手ってキレイなのがあるとついつい
集めがち。でもこのご時世、なんでもメールで済んじゃって、なかなか
手紙を出さなくなりました・・・。
なんか切手の間にお母さまの愛情が見えるようです♡

ケストナー、私も「点子ちゃんとアントン」とかドイツ語でベルリンに
いた頃に読みました。ベルリンが舞台なので、親しみはわきましたが、
ドイツ語は結構、難しかったような・・・。
Commented by penguinophile at 2007-03-19 05:34
ちえ さま:
ケストナーはいつか読み直してみたいです。でも「飛ぶ教室」はなぜかあんまり印象に残っていないんだなー。「ふたりのロッテ」が一番覚えているから、最初に挑戦する事になるかしら。
足長おじさん、アメリカではそんなに知られてないんですか!ゲド戦記、何年も前に4部作合本を読んだけど、後から出た"Tales from Earthsea"と"The Other Wind"は去年読みました。
Commented by penguinophile at 2007-03-19 05:40
akberlinさま:
いやー、この切手、とりあえずインパクトありますよね。私は嬉しかったけど、郵便屋さんは消印押すのが結構面倒だったのではないかと(笑)。
「点子ちゃんとアントン」、読まれましたか!そして結構難しかったですか・・・(^^;。子供の頃に邦訳を読んだハズだとは思うもののあまりはっきり記憶に残っていないのですが、数年前の映画は劇場で観ました。舞台がベルリンだから、akberlinさんだったら見覚えのある風景が出てきたのかしら?
Commented by anthonberg at 2007-03-20 19:18
睡眠学習いいですなぁ〜。しかもやっと同居生活になったから音読までしてくれちゃって、凄いラブラブ〜♥私が夫に『本読んで♥』なんて言っても『自分で読め!』で終わりです。←ラブラブ度低下?
私の学校にはレベルに合わせた読書本があるんだけど、ドイツにはそういうのはないですか?さすがに7冊読んで飽きて来たので私も図書館行こうかな〜と思ってしまいました。子供向けの絵本も十分いいかもね。
しかし切手凄いね〜。それはデザインではなくて本当に切手として貼ったって事だよね。センスあるなぁ。でも郵便局の人、数えるの大変だったのでは?(^^;;;
Commented by ちゃこ at 2007-03-20 22:07 x
この切手、家にあったのかな?余りみた事ない物ばかり・・・ペンギンの切手も貼ってあったらよかったね。いつか、送るよ。
そういや~「点子ちゃんとアントン」一緒に見たね。(笑)ベルリンだったのか?
本を読んでもらったまま寝てしまうなんて~うちの姪っ子みたい!可愛い~♪
Commented by penguinophile at 2007-03-20 23:23
anthonbergさま:
途中で寝ちゃってもラブラブ認定してもらえますか?(笑)どうやら夫は最後まで音読した模様・・・うちのラブラブは夫の忍耐力が切れた瞬間に終焉を迎えるでしょう(不吉)。
学校には本は置いてないです。私の場合、「子供向けの絵本も十分いい」というより、「子供向けの絵本くらいしかまともに読めない」レベルなのだ(^^;。まぁ児童書の類っは好きなので別にいいんですけど。
1966年発行の切手も十分現役として活躍しておりますよ。デザインとかセンスとかいうより、あるモノを活用しただけみたいですが。数えるのも消印押すのも結構大変そうですよねー。
Commented by penguinophile at 2007-03-20 23:30
ちゃこ さま:
「点子ちゃんとアントン」、確か恵比寿ガーデンシネマだったよね?ベルリンだったと思う。こないだ図書館でビデオを見かけて、借りたいなぁと思ったけど、まだまだとても聞き取れそうもない上に、そもそもうちにビデオがないという。
うわ、あの姪っ子ちゃんと同レベル・・・でも確かにそうかもしれない、っていうか内容理解度からして負けてる可能性もあるぞ(--;;
Commented by akberlin at 2007-03-21 01:59
横レス失礼します〜。
日本で数年前に公開されていた点子ちゃんとアントンの映画、私も
恵比寿で観ました!ケストナーの原作はベルリンが舞台なんです
けど、99年の映画は違う街の設定になってました。
「飛ぶ教室」も最近の映画化ではライプツィッヒのトーマス教会の
少年少女合唱団の話になってましたね。
Commented by ラメ at 2007-03-22 04:04 x
こんにちは♪
先日は拙ブログにコメントを頂き、ありがとうございました。
フェリックスの手紙は、私もドイツ語勉強用にクリスマスプレゼントでもらいました♪最初読んだ時は辞書使ってもチンプンカンプンで泣きかけましたが、最近再挑戦したらなんとか最低限の辞書で読破することができました。かわいいお話ですよね♪
お母様の切手の貼り方は芸術的なレベルですね!
Commented by raquel_2006 at 2007-03-23 00:44
お久しぶりです。ついにドイツ仲間になりましたよ!1月2日付けの私のブログにコメント残して下さってありがとうございました。そちらにお返事するかわりに、ご挨拶にまいりました。今後ともよろしくお願いします。

「元」切手収集家としては大変興味をそそられる切手の数々ですね。
Commented by penguinophile at 2007-03-23 21:59
akberlinさま:
おや、恵比寿ガーデンシネマでニアミスしてましたか。そしてあの映画の舞台は違う街だったんですね。点子ちゃんが地下通路?で歌を歌っていたのを妙によく覚えています。
飛ぶ教室も最近映画化されていたとは知りませんでした。いつかちゃんとわかるようになるのかなぁ~
Commented by penguinophile at 2007-03-23 22:05
ラメさま:
ようこそ&こんにちは!(そして明日ははじめまして?)
フェリックスの手紙、読まれましたか。再挑戦されて自分のドイツ語の成長を感じられた時は嬉しかったでしょうね~。ゾフィーはフェリックスが帰ってきてくれるか心配なのに、本人(本ウサギ?)は飄々と世界旅行を楽しんでいる様子が、なんだか妙に可笑しかったです。
Commented by penguinophile at 2007-03-23 22:09
raquel_2006さま:
ご無沙汰です&ドイツにようこそ!お引越、本当にお疲れ様でした。こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。
切手、当時としては普通だったんでしょうけど、今見ると結構時代を感じますわ・・・
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ドイツ田舎町での地味暮らしを徒然なるままに。


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