ケルン(Köln)観光

今週の気候は夏から春に逆戻り。今朝は特に風が強く肌寒かったです。まぁそもそもまだ5月なので、むしろこちらが本来のドイツの姿なのでしょうか。

ゴールデンウィークに日本から友人夫婦がケルンまで来てくれたので、久しぶりに再会し、おしゃべりを楽しみました。まずはロマンチック街道やミュンヘンを周遊してからケルンへ向かうという日程だったにもかかわらず、あれこれお願いして運んできて頂いてしまいました。ちなみに食品はこんな感じ↓
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このリクエストに友人は、「高菜と塩辛はともかく、コーンスープはドイツにもあるんじゃないの?」と首をひねった様子。不思議に思うのも無理はないですね、クノールは確かもともとドイツの会社だし。しかし実際、日本では最も一般的と思われるコーンスープが、なぜかドイツにはないのです。豆腐や納豆とは違い、保守的なドイツ人にも普通に受け入れられる味だと思うので、販売してくれませんかね、クノールさん(ってこんな所でぼやいても意味ないですが)。
ちなみにクノールやマギーのスープは、スーパーでいろいろな種類が売っています(カップスープもありますが、鍋で作る数人用のタイプの方が多い)。美味しいものもあれば、ものすごく塩辛いものもあり、あたりハズレが激しいように感じます。

待ち合わせ場所に向かう途中、路面電車がトラブルを起こし、遅れるのみならず車内放送もないまま別路線を走り始めたりでヒヤヒヤしましたが、なんとか無事に合流。まずは以前の記事にも書いたレストラン「日光」へ(お味噌汁がちょっと塩辛かった)↓
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お断りしておきますが、このレストランを選択したのは、和食に飢えた私ではなく、友人夫婦です。ドイツ飯、決してまずくはないですが、質・量共に「重い」ですから、連日だと旅行で疲れた胃には特に過酷ですよね~。それにドイツ料理は、「ビールと一緒に食べてこそ価値がある!」ような物が多いので、お酒をたしなまれない人にとっては、価値が半減する気もします。

昼食後は、ライン河畔から出る船に乗り、2時間の遊覧コース(10ユーロ=約1600円)に出発しました。しかし、特に「美しい!」と息を呑むような景色でもなく・・・まぁ、船上で心地よい風に吹かれておしゃべりを楽しむのは悪くありませんでしたが。写真を撮りたいと思うような建物もあまりなく、強いて言えばこの程度↓
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おしゃべりのお供はクリーム過多のカロリー爆弾↓
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ドイツでder Eiskaffee(=das Eis 氷、アイスクリーム+der Kaffee コーヒー)と言った場合、いわゆる「アイスコーヒー」ではなく、上写真にあるような「コーヒーフロート」を指します。ただしデュッセルドルフ日本人街には「アイスコーヒー」があります。
気温が上がるとコーンのアイスクリームを舐めながら歩いている人をよく見かけますが、うちの近所では一玉50セント(約80円)程度で、普通に美味しいです。
ちなみにケーキは、「パティシェが腕によりをかけた」という繊細さとはほど遠い、「おふくろの味」とも言うべき素朴な物にしか巡り会った事がありません。それはそれで別に悪くはないのですが、これまた質・量ともに重くて、途中からは惰性と義務で食べてる、なんて事も。惰性と義務で太るのでは、百害あって一利なし?(^^;

下船後は、大聖堂近辺を散策。そういえばケルン大聖堂の写真を載せた事がなかったので、これを機に載せておきます。しかしなにせ大き過ぎて全景を収めるのが難しい建物で、正面から撮った写真はありませんでしたので、裏からのショットでご勘弁↓
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その後は「ドイツ最後の夕飯」という事で、再び胃を奮い立たせ(?)、ビール醸造会社直営レストランFrühでドイツ飯↓
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ところでこのケルンという街、ドイツの中では大都市に分類される規模であり、田舎町暮らしの今の私にとっては間違いなく「大都会」ですが、日本人が観光で訪れるにはどうだろう?という気がしないでもありません。大聖堂は、世界遺産になっているだけあって、確かに立派で一見の価値はあると思います。そしてこんなヨーロッパらしい街角も多少はあります↓
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でもその他は???
これまで私が訪れた事のある博物館は、ローマ・ゲルマン博物館とチョコレート博物館で、どちらも面白かったですが、「何日いても見きれないっ!」という嬉しい悲鳴をあげるような規模ではありません。ショッピングストリートは、観光客というよりむしろ住民向け。売り場面積国内No.2だというデパートもありますが、新宿や銀座のデパートと違って「あそこに行けば何でも揃う!」訳でもない。歩いているだけで楽しくなるような古く美しい街並みが多く保存されている訳でもない。さりとて大都会特有の魅力に溢れている訳でもない・・・と、どうもイマイチ感が漂います。
私が多くを要求し過ぎなのか、それとも何か見落としている大きな魅力があるのか・・・ってこんな悪口を書いちゃって、日本の友人達に遊びに来る気をなくされても困るんですが(^^;;。日本からのツアーやガイドブックから漏れてしまうのも、正直わからなくもないです。




昨晩、夫が5日間のベルリン出張から戻ってきました。以下は、以前の記事でも触れた「ドイツの某有名会社がスポンサーになっている奨学金団体」の会合で、夫が聞いた話です。

この団体からの奨学金を受け、北朝鮮からドイツへ派遣されてくる留学生は、これまで北朝鮮の要請で「二人一組」が基本だったそうです。お国の事情を考慮すれば、「お互いを監視するため」とみなすのが妥当でしょう。しかし、ドイツの奨学金スポンサー側は、「柔軟な運営に支障をきたす」として、以後は正当な理由がない限りこういった要請には応じられない、と抗議したそうです。それに対する北朝鮮の言い分は・・・

「北朝鮮人留学生を二人一組で行動させるのは、日本人に拉致されないよう、身の安全を確保するためである。」

・・・・・・!!!???
主語と目的語が入れ替わっているような違和感を感じる日本人は、私だけではありますまい。ちなみにこの北朝鮮側の主張は、ドイツのスポンサー側には正当な理由としては認められなかったそうです。
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by penguinophile | 2007-05-12 00:49 | お出かけ | Trackback | Comments(18)
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Commented by nyf1403 at 2007-05-12 03:11
もりだくさんな記事ー。(オカアタンとは違うにゃー。)
クノール、ハイルブロンに工場や研究所があるんですよ。ラメさんのご両親のお宅のそばかな、臭い攻撃があるとかおっしゃっていました。そう、コーンクリームはありませんし、日本のクノールの方がずっとずっと美味しいのです。私も両親が定期的に送ってくれます。日本人にしか食べさせません。
それからケルンには、たしか、いいオルガンがあるんです。でも、普通の観光にはね、そうそう、美術館もいいですが・・。
北朝鮮・・どの面さげて..ここまで来るともう、怒り、呆れを通り越しちゃいますね。いや、すごいよ。
Commented by penguinophile at 2007-05-12 18:05
nyf1403さま:
盛りだくさん過ぎて、アップするまでに時間がかかってしまいました(^^;;
クノールの工場や研究所の臭いってどんなのでしょうね。うちは季節によっては砂糖工場からの臭い攻撃がありますが、集団家庭菜園?の肥料臭攻撃よりはマシです(^^;;。
ケルンのオルガンって大聖堂の中でしょうか?それとも別の場所に?そういえば私はケルンの美術館はまだ全然行ってないんですよ。
北朝鮮の話、久しぶりに「開いた口がふさがらない」状態を体験させて頂きましたわー。
Commented by 東風 at 2007-05-12 19:31 x
ケルン!私が一番最初にドイツに行った時に、帰りによった街の一つがケルンでした。大聖堂の上まで上がりました。大聖堂の隣に歴史博物館がありませんでしたっけ?ケルン水のお店にも行きましたよ。後年、ケルンに寄ったとき、駅舎の外観がずいぶんと立派になっていてびっくりしました。
北朝鮮は、ドイツから「超」大型食用ウサギを何羽か取り寄せたんです。繁殖の技術指導に行くはずだった飼い主には、直前になって「ビザは出せない」と言ったそうで、飼い主が「そんなんだったら、うちのかわいい子を送るんじゃなかった(意訳)」と怒っているニュースが日本で紹介されましたよ。
Commented by penguinophile at 2007-05-13 05:39
東風さま:
歴史博物館ってローマゲルマン博物館のことでしょうかね。ケルン水のお店、結構楽しいですよね。

ウサギはゲットしといて飼い主はダメって・・・技術指導を受けておいた方が自分達のためのような気がするんですけど。まぁ、あの国の考える事は何がなんだかもーさっぱりわからんですからなぁ。ウサギを拉致し返されるとでも思ったのかも(笑)
Commented by glueck-ss at 2007-05-13 18:52
アイス1玉50セントは安い!!
家の近所で60セント、STGT街中でると1ユーロすることも・・

ケルンについてイマイチ感を書かれていますが(^^)、
それでもやっぱりあの大聖堂を初めて見た時は「うわーー!」
とあの迫力に感動しましたよん。

北朝鮮は一種の大きなカルト宗教団体ですから・・・・
(って言い過ぎ??)
Commented by raquel_2006 at 2007-05-13 18:53
高菜ザーサイを選ぶセンス、気に入った!高菜の炒め物が食べたいなーと思うことが多い今日この頃。コーンスープが恋しいということも思い出しました。

ケルンはドイツ人はとてもほめますよね。世界遺産を誇りにしているのかな。私もいつかは行って見たいけど、その前に行くとこたくさんありすぎて後回しになりそうです。
Commented at 2007-05-13 18:54
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by まき at 2007-05-14 02:17 x
お、行ったのね、ケルン。相変わらず精力的で安心しました:)ははは。ボートの感想、まったく同じ~。でも、日光浴しながらおしゃべりするにはちょうどいいよね。確かに、二度目のケルンは行く処に困りました。でも、大聖堂だけでも、実は見るべき物多いんですよね。予習してないから、全然面白くないんですけどね。それでも、sionがおいしく飲めた時には、正しい歳の取り方をしてると自覚しました。それにしても、ザーサイと塩辛!?まるで飲兵衛なメニューじゃないですか。塩辛の水分もまた密輸二号ですな。
北は契約破談になったとき、既にうさちゃんを食べちゃってたんですよね。
Commented by penguinophile at 2007-05-14 02:21
glueckさま
50セント、安いですかね?1ユーロは高いなぁ・・・でも日本円に直すと普通、っていうかむしろ安いかも?
大聖堂はさすがに立派ですよね!駅のすぐそばですから、乗り換え時間に寄る事も・・・夏は涼みに、とか(笑)。大聖堂を最初に見た時、ちょうど修復中でアンラッキーと思いました。でもその後いつ見てもどこかしら修復中なので、「修復し続けないといけないんだなー」と思ったりしてます。
北朝鮮、確かに・・・
Commented by penguinophile at 2007-05-14 02:24
ラケルさま:
高菜チャーハンが食べたくて高菜をおねだりしたのです。高菜ザーサイなんてあるんだ!?って感じでした。一瓶で二度美味しいかも♪
ケルン、大聖堂だけなら駅のすぐそばですから、機会があれば途中下車して覗いてみるのもよろしいかと。デュッセルドルフにラーメンを食べに行く途中、とか?でもフランクフルトが近いならそんな必要もないのかしら。
Commented by penguinophile at 2007-05-14 02:27
鍵コメさま:
あ、お気遣いどうもです、でも私も同じ事をやってますし、全然問題ないですよん。いやむしろ本望かも?
Commented by penguinophile at 2007-05-14 02:37
まきさま:
ライン川クルーズ、何時間もかけて南の方まで下ればもっと美しい景色が開けてくるんでしょうかね?まぁ一度は乗ってみたかったから気が済んだ、という感じでした。
大聖堂、各国語パンフ(1ユーロ)が置いてありますので、その場での学習も可能です・・・って今更遅いやね、ゴメン。でもこの日は奥半分が立ち入り禁止で、サイドチャペル(と言うのか?)や三賢王の遺物は見られなかったんですよ。
え、ウサギ、食べちゃってたんだ?そ、それは確かに繁殖技術もへったくれもないような・・・。明日の10羽より今日の1羽という事でしょうか。ううぅ。

そういえば、お礼を書き忘れてましたが、画像&コメントどうもありがとう!
Commented by まき at 2007-05-14 14:11 x
うん、クルーズはマインツ辺りまでいかないとね~。大聖堂のパンフはゲットしたよ。ただ、英語版に比べて、日本語版はcheapじゃなかった?あれ読んでも、背景の知識がないからサッパリだわ。

画像どういたしまして。お気に召せば、ベルギー温庭篇などすべてみていただきたいところよ。お花ばかりでゲップがでるかも^^; 
Commented by penguinophile at 2007-05-15 05:09
まきさま:
大聖堂のパンフ、英語版はカラーなのに日本語版は白黒で、同じ値段なのにケチってんなって気はしましたね。
温庭の写真は私もお花のオンパレードでございますわ。
Commented by akberlin at 2007-05-15 06:42
ケルン、るんるん♪と言いながら「無理あるよな〜」と実は思ってるワタクシ
でございます・・・。ホントにドイツ人的にはケルンは
「いいとこ!面白いし!イケてるし!」
らしいのですが、まだ私にはその面白さがよくわかりません。
修行がたりてないってことですかな・・・。
Commented by chibininn at 2007-05-15 15:08
ケルンは10年くらい前、カーニバルのときにドイツ人に連れて行ってもらいました。いっぱい飴をもらった+ライン河からの風が冷たかった、という思い出しかありません・・・。
Commented by penguinophile at 2007-05-16 01:06
akberlinさま:
う~ん、私も修行が足りないかも・・・。
そもそも私はケルン市内に住んでいる訳じゃないし、「納豆が買える場所は都会」「ドイツ語吹替えじゃない上映館がある場所は大都会」とかいう意味不明&超田舎的基準で考えれば、そりゃもうケルンは大都会である事は間違いないですが(笑)。
私が知らない面白い場所もたくさんあるのでしょうが、まぁ結局のところ、下を見ても上を見てもキリがないって事ですかね~。
Commented by penguinophile at 2007-05-16 01:08
ちびにんさま:
カーニバル、いっぱい飴をもらえましたか!今年のケルンのカーニバルに行った人の話だと、人が多くてちびっ子に遠慮してほとんどもらえなかったらしいですから、それってラッキーかも。小柄なアジア人女性は子供と間違えられてもらえちゃったりもしたらしいけど(笑)。うちは地元&アーヘンのカーニバルでゲットした10キロ菓子がまだまだありまっせー
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ドイツ田舎町での地味暮らしを徒然なるままに。


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