2008年 05月 19日
目の毒爆弾@D市
両方ともホテルニッコーです。「弁慶」のランチ12ユーロ(約1920円)、ロビーのケーキ&カプチーノ7ユーロ(約1120円)。
アジア系スーパーで餃子の皮を買って帰ったので、翌日の土曜日は市場でBärlauchを入手して餃子を作りました。
↑Bärlauch。文字通り訳せばクマネギ。Wikipediaには「ラムソン」という名前で載っており、ヒグマが球根を食べる、と書いてありました。これ一束100gで1.75ユーロ(約280円)だったかな。私はニラと同じ使い方をしています。季節物で今の時期にしか見かけませんが、そろそろ花も咲き終盤かもしれません。土曜日は市場で見つからなかったので尋ねてみたら、おばさんが裏から質・量ともに半端な束を出してきて半額で売ってくれました。なんとか滑り込みで間に合った!餃子!みたいな(笑)
そして今日の昼食は納豆と青梗菜♪←注:豪華食材(哀)
D市はいいな、と思うけど、あそこで暮らすには意志が強くないと破産だにゃ、と思います。
おぉ、納豆のランチ、豪華一人ランチですにゃ。
えへへー、爆弾投下しちゃいました。
皮から作る気力のない私もなんとかベアラウホ餃子にありつけましたよー。
うーん、確かにD市で暮らすには鉄の意志力か豊富な財力が必要かもしれませんね。あと、I通りで見かけた日本人奥様方は、お互い顔見知りが多いらしく、通りすがりに挨拶している人が多かったのが印象的でした。
納豆ランチ、基本的には豪華一人ランチだったんですが、いちおう息子にも3粒ほど御裾分けしたところ、なにやら不思議そう~な顔をしていました。納豆好きの日本男児に育てるべきか否か、悩むところです(笑)。
便利なところ!!!???・・・うぅ~む、東京から引っ越した身としてはむしろ「陸の孤島」と感じているのですが・・・日常生活に必要なものはだいたい徒歩圏内で調達できるので生息は可能だという意味では、車社会のドイツにおいては便利な方になっちゃうんでしょうかね。
D市までは電車の接続が良ければ1時間半ほどで行けるので、東京近辺なら通勤圏内!?恵まれているのでしょうが、これまた感覚的にはもはや「都会への小さな旅」(笑)。今回は実に9ヶ月ぶりでした。これに味をしめてちょくちょく・・・行ったら破産するな(笑)。
日本のケーキは繊細でいいですよね~。私が住んでいる田舎町で売っているケーキ、別にまずい訳ではないのですが、パン屋と兼用の店ばかりのせいもあってか「おかーちゃんの手作りケーキ」という感じで、素人では出せないパティシェの味がたまに恋しくなります。私が食べた抹茶ケーキは予想より餡の味が強かったけど、有難く美味しく頂きました。
私も爆弾投下。
先々週は車で三分の近所の日本のケーキ屋 Satura にて、ジャネットにおごってもらう。ジャネットはシュークリームを食べていて、ビアード・パパよりおいしいと感動していた。
先週の金曜日40度近い暑さから脱出をはかるためにまたまたジャネットとサンフランシスコへ。日本町で冷やし中華とお好み焼きを食べる。ジャネットお勧めのお店は彼女にとっては久しぶり。そうしたら従業員がみんな中国語を話していて、味はともかく、中国語をバックグラウンドにして食べる和食(一応ね)は、微妙〜。前は日本語だったのにとジャネットは謝っていた。
引っ越し後箱の中で暮らしていた時に観た日本映画でうどんを食べるシーンが出てきて、うどんが食べたくてしょうがなくなってた時にはこの弁慶のランチは私にも目の毒だったかも。でも、たった今おいしい霜降り牛肉の薄切りと春菊と豆腐とえのきとマロニーとうどんで一人台所しゃぶしゃぶのお昼を食べた私にはへでもないさ。
爆弾直撃→死亡・・・(T^T)
そう、D市は気づけば出生届を出して以来でしたよ。夫が日本食命の日本人だったらもっと行ってたのかな。あとドイツ製の超重量級ベビーカーでは私一人での子連れ外出はハードルが高すぎた、というのもあります。
独逸に和食を出すお店は滅多にないでしょうけど、素材を手に入れるのも難しいのでしょうか。NYなどにはかつてヤオハンがあって素材にも困らなかったようですが。
数年前にKahlsruheに単身滞在していたおそそ大王様(覚えてるかな?)は、外食だと相当つらいのでほぼ自炊だったと言ってました。味噌と醤油があれば和食みたいにはなるかな。そもそもご家族には和食ってどうなんでしょう。
と感じましたが、1920円と円換算されると
「高いっ」と思ってしまうのがユーロマジック。
↑素敵な遠足でしたね。
市庁舎?(シュパーゲルの上の写真)は
ここらとはまた違った雰囲気のレンガ造りですね。
珍しく立て続けにお出かけしたので投稿も立て続けにしてみました~。
素材の入手は、独逸国内でもどこに住むかによって全然違うと思います。デュッセルドルフに住んでいれば、ほとんどの物が入手可能(ただしそれなりの財力が必要)。日本食材を置いているアジア食材店がある街に住んでいれば、かなりの物が入手可能。私の生息域である田舎町で買える日本企業純正食品(?)は、キッコーマン醤油、日清ラーメン、ポッキーのみ。スーパーには独逸の会社が出しているアジア食材シリーズもあり、春雨やビーフン等は活用していますが、「思わず吐き出した程まずい酒」や「香りの全くない胡麻油」といった驚愕商品もあるので要注意(^^;;。
大王様!もちろん覚えてますよ。女王様とか。懐かしいわ~。独逸で外食のみで暮らすのは普通の日本人の胃には相当つらいと思います。ちなみに私が日常的に食べているのはまさに「味噌と醤油があれば和食みたいに」なった代物(笑)。そしてうちの夫は梅干と納豆以外は何でもござれのヘンなガイジン。
そう、私も換算してみて「あれ?高い?」と思いました。まぁでも外国にあるホテル内のレストランという事を考慮すれば、かなりお得な内容だと思います。
シュパーゲルの上の写真、真ん中に写っている木の左側が市庁舎で右側がRatskellerです(KellerじゃないKeller?)。うちから直線距離だとそんなに離れている訳ではないと思うんですが、雰囲気はだいぶ違いました。