2007年 01月 19日 ( 1 )

日々是修行也

本日、外は嵐です。おまけに先程から既に三度ほど瞬停しましたので、念のためロウソク、マッチ、懐中電灯の置き場所を確認しました。雷サージ以外の停電でもパソコン切った方が無難なのかなぁ?とか疑問に思いつつもネットしてる私。だってホントにすごい風の音で、ほっとかれ新妻としてはちょっと心細いのです。でも、夫はこっちの町にいたら雨が降ろうが槍が降ろうが自転車通勤なので、いくらタフなゲルマン人でもいなくてちょうど良かったかも。

さて、ドイツ語講座の学期が終わりました。来週はお休みで、再来週から一つ上のクラスを受講します。新しい先生との相性はちょっと心配ですが、これまでのクラスメートのうち何人かはまた一緒なので、最初に通い始めた時より心強いです。

私が通っている市民学校の「外国人のためのドイツ語講座」は、希望者は誰でも受けられますが、私の場合は、移民等のドイツ社会への統合を目指す政策の一環であるIntegrationskursとして受講しているため、学費の約半額が免除されています。このIntegrationkursは、ドイツ語600時間+ドイツの法律、政治、文化、歴史等に関する講義30時間で構成されており、最後に試験があります。期間は学校によると思いますが、私が通っている学校のカリキュラムでは、全て受講するのに通常2年以上かかるようです。私の現在の滞在許可は期限付きですが、将来的に無期限の滞在許可を申請する際、このコース参加と試験結果が考慮されるようです。

「試験!」と考えるとドキドキものですが、今はまだ先の話。私はこれまで200時間のドイツ語の授業を受けましたが、最初の100時間は独学でスキップしたので、カリキュラム的には既に全体の半分(300時間)まで進んだ事になります。その割には全然話せるようになってないよ~、大丈夫なのか~?(--;。

授業は基本的に、文法を中心としたテキストに沿って進められています。ドイツ語文法、はっきり言ってかなり鬱陶しい代物ですが、文法事項を理解するのは、個人的にはさほど困難ではありません。日本人は一般に教育水準が高いですから、母国語の読み書きも習った事がない生徒さんとは違い、しゃべるのは苦手だが文法はわかるという人が多いのではないでしょうか。
私の問題はむしろ「記憶力」。昨日習った文法事項をもう忘れてる、さっき辞書でひいた単語をもう忘れてる。あぁこのザル頭、誰かどうにかしてくれぇ~、って感じ。もともと暗記物は苦手で、英語もボキャ貧なのですが、年とともにますます・・・いや、これは単なる怠慢の言い訳ですね、はい。頑張ります、えぇ。トホホ~。

ドイツ語に触れた事がないというラッキーなあなたにもドイツ語文法の鬱陶しさをご理解頂くため(え?理解したくない?)、私が最近の授業で最も途方にくれた例をご紹介致しましょう。それは「形容詞の変化」です。
日本語の場合、例えば「美しい」という形容詞は、美しい対象が彼だろうが彼女だろうが本だろうが彼らだろうが、「美しい」のまま変化しません。英語でも"beautiful"で変化なし。しかしドイツ語の場合、なんと形容する対象によって形容詞の語尾が変化します。
まず、名詞の性と数によって4種類(男性、女性、中性、複数)、更に主語か目的語かといった格によって4種類(1格、2格、3格、4格)、おまけに冠詞の種類によって3種類(無冠詞、定冠詞、不定冠詞類)。つまり、一つの形容詞について、4×4×3の三次元行列(計48セル)の語尾変化(形式は-e, -er, -em, -en, -es)を頭に叩き込み、自由に取り出せるようにしないといけないわけです!
以上、わかりにくい説明で恐縮ですが、私の説明が悪いだけじゃなく、ホントにわかりにくいんですよ~(爆)。そして、いちおう規則性は皆無ではないので、いったん理解はしたものの、「覚えられない~っ」と放り出している私。いいのだろうか?・・・もちろんよくありません(涙)。

言葉が不自由だというのは、日常生活が連想ゲームとジェスチャーゲームになる、という事です(少なくとも私の場合)。だいたい5%しか聞き取れない言葉から残りを想像して「えいやっ」と行動するので、はずれる事も結構多い。コミュニケーションなので、必然的に相手も否応なしにゲームに付き合わされる事になります。ドイツ語教室なんて、全員似たり寄ったりのレベルだから、珍問答率も極めて高し。興味をお持ちの方は以下をどうぞ↓

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by penguinophile | 2007-01-19 02:29 | 言葉、亜細亜 | Trackback | Comments(14)