カテゴリ:徒然( 168 )


格安SIM

ドイツでは人並みにスマホユーザーの私だが、そのままだと日本では使えないし、ローミングするとやたら高くつきそう。そこでこれまで里帰り中は、実家ではWiFiを使い、友達との待ち合わせの時は親の携帯電話を借りていた。一ヶ月程度ならそれでもさして不自由しなかったが、今回は数ヶ月と少し長めに滞在する事になり、いささか不便に感じるようになってきた。自分が不便なだけならともかく、子供達が小学校や幼稚園にいる時間に、親が連絡が取りにくい状態になるのは、どうも居心地が悪い。プリペイド携帯を新たに契約するという手もあるが、そもそも私のスマホは電器店で本体のみ購入し、電話会社から別途送られてきたSIMを挿して使っているのだから、SIMフリーに違いない。ならばこの本体に日本の格安SIMを挿せば、日本でも使えるのではなかろうか?実は去年の夏にも同じ事を考え、mineoという会社のSIMを購入してみたが、結果として使えなかった。ヘルプデスクに電話してみたが「その機種は動作保証していません」と相手にされず。私のスマホは日本の電波を拾えない機種なのかもしれないが、はっきりわかった訳ではないので、もう一度試してみたいと思い立った。

その頃たまたまSoftbankショップの前を通りかかったので事情を話してみたところ、「大型電器店に行った方がいい」という、営業意欲のカケラもない正直な回答を頂く(でも私はペッパー君と初めて日本語で会話ができたので満足!)。そこで新宿のヨドバシカメラで「格安SIM」と書いているカウンターを訪れる。実はFREETELという会社のカウンターだったらしいが、対応してくれたのはなぜかSo-netの男性で、接客より技術が得意そうなタイプ・・・というのは失礼な偏見だが、結果的にはこれで大いに助かったのだ。
私「SONYのXperiaですが、日本では発売されなかった機種です。使えるでしょうか?」
店員さん「プラチナバンドと呼ばれるBand**やBand**は無理かもしれませんが、普通のBand1やBand**は使えるんじゃないかと思います。」
私「契約する前に、実際に使えるかどうか試す事はできますか?」
店員「まぁ・・・いちおう、出来ない事は、ない・・・です。」
と歯切れの悪い答をしつつも、おもむろにSIMカードを取り出して設定してくれたら、音声通話もデータ通信もあっさり使えるようになった!素晴らしい!去年あれだけ苦労してもダメだったのに。周波数の相性なのかな。

とは言えその時は幼稚園のお迎え時間が迫っていたので、契約はせず。帰宅してから料金プランなど調べているうちに、月末より月始めに契約した方がお得かもしれないと気付き、5月になるのを待ってまたヨドバシへ。今回対応してくれたのは、研修中という札をつけたFREETELの女性。
店員さん「お客様がお持ちの機種は動作保証しておりませんので、契約しても使えないかもしれませんが、それでもよろしいですか?」
う~ん、なるほど、これが正式な対応か。去年の失敗例があるから、最初からこれを言われたら多分契約しなかっただろうけど、先日So-netのお兄さんが試させてくれたもんね~。お兄さん、ありがとう!と心の中でつぶやきつつ、契約する。契約事務手数料として約3000円を支払い、審査が終わる30分後に再訪して設定を済ますと、見事に使えるようになりました!ちなみに私が選んだのは、通話+SMS+1GBデータ通信=月1199円プラン。データ通信のみならもっと安くあがるけど、学校や幼稚園の連絡用にはやはり電話番号があった方がいい。2年縛りはないので、ドイツに戻る時に解約すればいい。

なくても何とかなるけど、使えるとやっぱり便利なケータイ。ヘビーユーザーではないので、あまり高いお金を払う気にはなれないけれど、初期費用(契約手数料、SIM発行料)約3500円+月々1200円程度なら納得です(^^)v。

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by penguinophile | 2017-05-18 12:17 | 徒然 | Trackback | Comments(3)

die Krippe(キリスト降誕像)

今日は町中に用事がありましたが、みぞれが降っていたので、自転車ではなく徒歩で行きました。せっかくだから自転車では通れない道へ・・・
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教会の回廊。かつてはここは修道院で隣りの病院は修道士の住居だったのかも?と勝手に想像しつつ・・・
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そういえばこの教会の中には入った事がなかったな、と思い立って中へ・・・
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あっ、Krippe(キリスト降誕像)がまだあった!
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東邦三賢人の日(1/6)を過ぎているので、フルメンバー(?)が揃っています。ちなみに1/6は三賢人の衣装を来た子供達が教会から派遣され、家々を回って歌を歌い寄付を集めます。今年はうちの子供達が外を歩く三賢人を見つけて「もうすぐウチに来る!」と楽しみにしていたのに、「ぼく達に気付いたのにうちには来なかった・・・」としょんぼり。普通に考えれば子供がいる家庭はチャンス!のはずなのに、窓越しに「あそこは危険」と思わせる何をやらかしたのやら?
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恵まれない子供達への献金箱に小銭を入れたら、風車と水車が動き出し、僧侶が首を振り、川に水が流れたのでビックリ。そんな仕掛けがあるなら書いた方が献金が集まるのでは?などと考えてしまった俗物の私。
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そういえば今年はまだ大聖堂のKrippeも見ていなかった事に気づいて立ち寄る。
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大聖堂にも回廊があり、中庭にはこの町の守護聖人である聖リボリウスを象徴する孔雀の噴水(聖リボリウスを孔雀が先導したという伝説に基づく)と「うさぎ3羽で耳3つ」のうさぎ窓(das Hasenfenster)があります。
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ついでにこちらはうちの子供達が通う小学校の隣にある教会のKrippe。大学教授が趣味で長年かけて世界中から集めた人形を組み合わせて作った物。
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基本的にはイエス様の誕生した様子を表現しているKrippeですが、地方色や個性があるのが面白いのです。お天気が悪かったお陰で、素敵なKrippeを発見できました。怪我の功名?

すっかり松も取れて日常に戻っているであろう日本から見たら「キリスト?今更?」と思われるかもしれませんが、こちらでは1/6の東方三賢人の日まではクリスマスのせいか、どちらの教会もまだクリスマスの飾りが残っていましたし、市庁舎前のクリスマスツリーもまだ立っていました。実はうちにもまだクリスマスツリーがあります。今年はツリーの回収日が17日で、他に置き場所もないし、それまで楽しむつもり。回収日の前夜には、ツリーを窓から下に放り投げます(^^;。そろそろ葉が落ちてきたツリーだけど、なくなっちゃったら何だか寂しくなるなぁ。
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by penguinophile | 2017-01-14 07:52 | 徒然 | Trackback | Comments(0)

今週の特売品

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人参 2kg 1.00ユーロ(約122円)
じゃが芋 4kg 1.66ユーロ(約202円)
玉葱 2kg 79セント(約96円)
豚肩ロース 1kgあたり2.99ユーロ(約364円)

重量単位が日本とは一桁違うような気がする(^^;。
ドイツの一般的な物価が特に安いとは感じませんが、こういったドイツ人の食生活の基本となるような食材はかなり安い。じゃが芋と人参と豚肉だけ食べていればとっても安上がり。ジャポニカ米や醤油や味噌を食べると途端に割高(涙)。

上は本日のお買い物。以前なら「こんなに買ってどーすんの?」と思ったような量で、実際にじゃが芋から黒や紫といった毒々しい色の芽を生やした事もありました。でも今では一回の食事でじゃが芋2kgが消えてしまう事もあります。お米は4合炊かないと苦情が出ます。子供の食べ盛りって10代だと思っていたのに・・・うちはまだ全員10歳未満なのに・・・将来のエンゲル係数が不安。米食を全て芋食に変えれば下がるか(--;。
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by penguinophile | 2017-01-12 22:42 | 徒然 | Trackback | Comments(2)

逝き方

元旦に訃報が入りました。二軒隣の家に住む90歳の男性が、大晦日の朝に亡くなったそうです。ほんの二週間ほど前に誕生日のサプライズでご自宅を突撃訪問して歌ったばかりだったので驚きました。聞いたところでは、朝食の席でふっと意識を失い、そのまま亡くなったとか。突然の事で、パートナーの女性はさぞショックを受け寂しい思いをしているだろう、と思う一方で、顔見知り程度の私は実は不謹慎にも「羨ましいような死に方だ」と思ってしまったのでした。気の合うパートナーと自宅で暮らし、一緒に庭仕事をして、年に何度か国外に休暇療養旅行にでかけ、子供や孫がたまに訪れる。高齢化が進んでいる現代ですが、そんな穏やかな普通の暮らしが出来る90歳ばかりではない。そしてある日、安らかに寝入るように逝く。人は自殺でもない限り死に方を選べませんが、何年も病院のベッドで痛みに苦しみ死の恐怖と戦った末に比べる多くの人と比べれば、恵まれた逝き方ではなかったかと思うのです。

お葬式の知らせを頂いていた事に、全て終わってから気付いた間抜けな私。そのお詫びをかねて、パートナーの女性を翌日弔問しました。ちなみにこのお二人は結婚しておらず、それぞれに子供も孫もいるので、第二の人生のパートナー(der Lebensgefährte / die Lebensgefährtin)なのでしょう。私達を快く迎え入れてくれました彼女の「あの人とはとても気が合ったから、いなくなってとても寂しい。」という言葉に、安易な慰めの言葉はかけられませんでした。「So ist das Leben. (それが人生だ)」と何度もおっしゃっていました。うちの三匹の豚児達に優しく語りかけ「年寄りは逝き、子供が成長する。So ist das Leben.」そして子供達は知恵の輪とジェンガを頂きました。故人が誕生日サプライズの後に「確かうちの子供達の昔の玩具がまだあったから、今度あの子達にあげよう」とわざわざ地下室から発掘して下さった物だそうです。直接受け取りたかったなぁ。

故人のご冥福をお祈りいたします。


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by penguinophile | 2017-01-11 19:36 | 徒然 | Trackback | Comments(0)

ペンギンを推奨

凍結路面では「ペンギン歩き」を、ドイツ医師会が注意喚起 
[ベルリン 4日 ロイター]ドイツの医師会が、今後数日間に全土で路面凍結が予想されているとして4日、路面での転倒を防ぐため、「ペンギンのように歩く」ことを勧めるメッセージをウェブサイトに掲載した。
リンクは→こちら

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積雪と路面凍結による事故が多発中です。
冬休みは今日で終わり。
明日はペンギン歩きでゾロゾロと登校登園の予定(^o^)/。
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by penguinophile | 2017-01-08 18:58 | 徒然 | Trackback | Comments(0)

謹賀新年2017

あけましておめでとうございます。
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元旦の朝食。黒豆、数の子、栗きんとん、昆布巻き、紅白なます、お煮しめ、蒲鉾、田作り、金柑甘露煮、林檎寒、厚焼き玉子、海老、いくら(は見つからず鱒の卵で代用)、たたきごぼう、雑煮。

大晦日に私が台所にこもっておせち料理を作っている隙に子供達が好き放題やってくれちまったお陰で、家の中は大掃除どころか散らかり放題で年神様が裸足で逃げ出しそうな有様です(--;。
元旦の今日は(散らかり放題は見ないフリして)家族でのんびり。カルタをやれば喧嘩が始まり、すごろくをやれば娘が泣き(--;。

去年、私はドイツに嫁入りして丸10年の節目を迎えました。
夫と知り合って付き合い始めたのは、これまでの私達の人生のほぼ中間地点でした。
(この二つだけから計算するとまだギリギリ20代でもおかしくないはずだが^^;)
長男は今9歳。ドイツは18歳で成人ですから、既に折り返し地点。
・・・別にだから何という訳でもないのですが、ちょっと考えてしまった三つの事でした。

旧年中は更新の滞りがちな拙ブログにご来訪いただき、どうもありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

More...三匹の豚児の写真
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by penguinophile | 2017-01-01 22:51 | 徒然 | Trackback | Comments(4)

Frohe Weihnachten!

大聖堂の下で見知らぬ人達と集団でクリスマスソングを歌い、↓
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次男は(私がユースホステルと大勘違いしていた)森の入口で行われたヘンゼルとグレーテル劇のコーラスに参加し、↓
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長男と次男は教会のコーラスコンサートに参加し、↓
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市長さんと幼稚園生の植樹祭に参加し、↓
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クリスマス前で激混みの郵便局で超失礼な局員にムカつき「こんなヒトでもサービス業でお金を稼げるのがドイツのいい所・・・と思えるようになるのが修行!」と自分に言い聞かせ・・・過ぎていった待降節。

クリスマスの一週間前にツリーを買いました。近所の即売所にて、おじさんと「また来ました~。」「お互い元気で、来年また会おう!」などと話しつつ、2mを超えるモミを購入。今年は一律20ユーロ(約2400円)だったので、すごくお得な感じ。そして今年はなんと子供達だけで家まで運べました!(何がそこまで楽しいんだ?というほど大はしゃぎしながら。)
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飾りつけも子供達に(ほぼ)おまかせ。確か去年はおまかせしたものの、結局私がほとんどやり直す羽目になりましたが、今年は大丈夫でした。どんどん成長するなぁ。そしてクッキー作りの時と同様、長男は途中でイチ抜けて、次男と娘が最後まで張り切ってやっていました。これも成長段階の違いなのか、はたまた単なる性格の違いなのか?
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長男と次男がKAPLAで作ったサンタさん。
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長男が去年かいたサンタクロース誕生秘話マンガ。
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イエス・キリストの祖父の遺体が墓から発掘され、コカ・コーラ本社に持ち込まれて現代に蘇る。生き返った本人の「かつて孫のイエスに誕生プレゼントをあげたように今の子供達にプレゼントを与えたい」という希望を叶えるべく、サンタクロースの仕事が与えられたのであった・・・という楽しい内容で、ご丁寧にQ&Aまで付いてます^^;。

楽しいクリスマスを!
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by penguinophile | 2016-12-24 08:41 | 徒然 | Trackback | Comments(0)

ペッパー君

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ペッパー君!こんな田舎町でこんな変わり果てた姿(?)になったあなたに逢えるとは・・・!

出逢ったのは我が町の誇る「世界最大のコンピュータ博物館」です。ちなみに他に誇れるのは「ドイツで一番短い川」・・・なんかしょぼいな・・・。それはさておき、サンタクロースの衣装を着たペッパー君は日本にもいそうですが、聖ニコラウスの衣装を着たペッパー君はまずいないでしょう。カトリック司教の帽子と杖が目印です。じーーっと見つめられたので(ガッキーの真似をして)日本語で話しかけてみたものの反応ナシ(;_;)。でもクリスマスソングに合わせて踊ってくれましたよ。

ペッパー君の横にはNAO君も展示されていました。↓
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この博物館に前回行ったのは今年10月の20周年記念イベントで、こんな懐かしい動物達にも会えました。既に生産終了となったAIBO君とアザラシ型ロボットのパロ君です。↓
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さて、昨日この博物館に行ったのは、ペッパー君に会うためではなく、長男のクラス遠足で(師走に走る)先生をお手伝いするためでしたが、遠足についてはまた別記事で。

そして今日は娘の幼稚園のクリスマス会。保護者会主催の寸劇で、雄牛の役を演じました。と言っても台詞は「モー!(ただしドイツ語では牛は『ムー』と鳴く。)」「牝牛がいないなら、私もここにはいたくない。」の2つだけでしたが、終わってからうちの子供達曰く
娘「ママ、とっても上手に頑張ったね。」
次男「ママだけドイツ語が下手だったね。」
子供は正直だのぅ~(T^T)。同じ日本出身のペッパー君が外国で頑張っているんだから、私も頑張らなくっちゃ。

帰宅してからは、二軒隣のご主人様の90歳の誕生日にサプライズの歌を届けに行きました。
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曲目は「♪ハッピーバースデー♪」「♪Alle Jahre wieder♪」「♪Schneeflöckchen, Weißröckchen♪」「♪I wish you a merry christmas and a happy new year♪」
そもそも人様にお聞かせできるようなレベルの音楽ではないのですが、気は心と言いますか、誕生日を迎えたご本人と奥様に喜んでもらえたようなので良かったです。仕掛け人であるお隣さんから、ヘンゼルとグレーテルの魔女の家をご褒美に頂きました。↓
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明日木曜日は音楽学校のクリスマスコンサート、金曜日はクリスマス市の音楽イベント、土曜日は次男が学校の合唱隊とどこぞのユースホステル(←よくわかってない^^;)で歌い、日曜日は長男と次男が音楽連盟の合唱隊と教会で歌います。アレ?うちは別に音楽一家じゃないのに、なんでこんな事になってるんだ???それだけドイツの待降節は音楽に溢れているという事なのでしょう。多分。
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by penguinophile | 2016-12-15 08:08 | 徒然 | Trackback | Comments(2)

待降節2016(その2)

先生も走る師走、先生でもキリスト教徒でもないくせに、何となくせわしない日々です。先週は次男のクラス(小2)がクリスマスクッキーを焼くのを手伝いました。6人程度の児童グループが交代でキッチンに来て、はしゃぎまくりながらクッキーを作る様は、まぁ、どう控えめに言っても、カオス・・・(^^;;;。「一個食べてもいい!?」という台詞、100回は聞いたぞ!でもちゃんと聞くあたりお行儀がいいですね~。後片付けを含めて3時間みっちり手伝い、「幼稚園や学校の先生ってやっぱり偉過ぎ」と改めて思いました。

クッキー生地は親が前もって準備するのですが、去年少な過ぎたのをみんな覚えていたせいか、今年は余ってしまったので、もらって帰って自宅で焼きました。長男の物心がついた頃からほぼ毎年やっていますが、今年は初めて「自分一人で作業するより子供達と一緒にやった方が速い」という状態に!成長したな~と感動。でも順番争いで喧嘩。ヤレヤレ。

第三アドヴェントの昨日は、次男が教会で歌いました。次男は市音楽連盟と小学校の二つでコーラスをやっており、12月の週末は合唱団の書き入れ時のせいかダブルブッキングで先生に嫌な顔をされる有様(--;。今日行った教会は、町のど真ん中にあるにも関わらず今まで入った事がありませんでしたが、バロック様式が戦後再建された立派な教会でした。Wikipediaの写真を勝手に借用↓
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私が欧州のそこらへんの教会で無造作に行われる無料コンサートを初めて体験し、音楽芸術の底辺の広さのような物を感じたのは24歳の頃。なのに次男は若干7歳でまさにそういうコンサートに演者として参加し、キリスト教徒でもないくせに当たり前のような顔をして前列ど真ん中で蝋燭を持って賛美歌を歌っている。なんだか不思議だなぁ・・・。
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by penguinophile | 2016-12-12 09:26 | 徒然 | Trackback | Comments(2)

ノーベル賞受賞者講演会

今週はひょんな事から日本出身の偉人と言葉を交わす大変貴重な機会に恵まれました。何をもって偉人と呼ぶかは、意見の別れるところでしょうが、庶民の一般感覚としては、ノーベル賞を取った人は偉い人とみなしていいでしょう。

私が住んでいる町には、総合大学が一つあります。その大学の光電子工学・光通信学センターが設立十周年記念講演会を開くに当たって、2014年に青色LEDでノーベル物理学賞を受賞された中村修二先生が招待されました。これは是非とも聞きに行かねば、と隣人にベビーシッターを頼んだ私。すると当日になって「中村教授の講演の前に、研究センターについてドイツ語で紹介するので、中村教授に日本語で説明してくれないか」というメールが届いたではありませんか!

私のドイツ語力では、初めて聞く内容をウィスパリング同時通訳するのは到底無理ですから、この依頼は荷が重過ぎます。でもそのメールには、「nette Geste」英語にすれば「kind gesture」と書いてあったんです。そもそも中村先生ではなく聴衆を対象にした紹介だからドイツ語で話す訳ですが、来賓である中村先生にわからない言葉を使うに当たって「スタッフの身内に日本人がおりますので、お手伝いさせて頂きます。」と言えた方が、主催者としては感じがいいのは事実。そして私は中村先生と直接お会いできるまたとない機会を得られる。よし、やろう。ガンバレ、私。

会場で中村先生に紹介され、満員で立ち見も出ている大ホールの最前列にノーベル賞受賞者と大学教授達に挟まれて座る場違いな私。いきなり出没したおじさんからブロマイド写真にサインを頼まれ、その枚数の多さに驚きつつ、自分の顔画像の真上にも黒マジックで淡々とサインをする中村先生。
私「いろいろと大変ですね。」
中村先生「大変ですよ。変な人がたくさんいますから。」
ブロマイド写真を準備してサインをねだるおじさんなんて、無害で可愛い方なのかもしれない。

講演会の最初は副学長による挨拶でしたが、案の定、私には通訳できませんでした(涙)。かろうじて中村先生に対する「講演を楽しみにしています」という箇所を伝えただけ。わかっちゃいたけどやっぱり情けないなぁ。次の研究所紹介は、幸いパワーポイントファイルを事前に送ってもらえたので、そのプリントアウトに日本語あるいは英語訳を手書きで加えた物を先生にお渡ししました。先生は前方のスクリーンと手元の紙を照らし合わせていらっしゃったので、少しは参考になった・・・と思いたい・・・。いちおう主催者側の人には「横でごちゃごちゃ言うより、あのやり方が一番良かった」と言ってもらえました。残念ながらほとんど役には立てませんでしたが、主催者側のnette Gesteは示せた(と思いたい)し、少なくとも私のミーハー心は確実に満たされました(^^;。

続いては中村先生の講演。専門家と素人が混在している聴衆は、研究内容だけでなく、ノーベル賞受賞者の人となりにも興味があるでしょう。どちらも飽きないよう、技術的な話と個人的な体験を組み合わせての講演でした。「私は日本で一番小さい島の出身。徳島大学は日本の大学ランキングではず~っと下の方で、博士課程はなかった。」「BMW車のヘッドライトを開発したら、新品をあげると言われて喜んでいたら、プレゼントは車じゃなくてヘッドライトだけでガッカリ。」などと自虐ネタも織り交ぜてしっかりと笑いも取り。さすがだなぁ~っと、おそろしく的外れな感心をしていた私。要するに研究内容に感動するには理解が足りなさ過ぎたのですよ。トホホ~。なにせ青色がないと白色が出来ない事すら初めて知った超素人ですから!でも科学者を目指す若者達には良い刺激になった事でしょう。

中村先生がオバマ大統領と会った際、「あなた達の研究についてはよくわかりませんが、LEDはよく知っていますよ。」と言われたそうです。私達の日常生活は、無数の科学技術者の発見や発明によって支えられています。けれども私達が、彼らの名前や顔を意識する事は、ほとんどありません。私が中村先生の名前を初めて聞いたのは、日亜化学工業との訴訟に関するニュースでした。中村先生は講演の中で、日亜に入社した折の写真を示され、当時の社長への感謝の言葉を述べられました。「小川社長は、10年も研究成果を出せなかった私を常に支持し、予算打ち切りの危機から守ってくれた。小川社長なくして、私の研究の成功はあり得なかった。」

中村先生のわが田舎町へのご訪問は、欧州講演ツアーの一環かと思って尋ねたら、目的地はここだけとおっしゃられたので驚きました。遠路はるばる二泊三日ドイツの旅で、LEDヘッドライトを含む自動車部品を製造している会社を訪問し、市庁舎でVIP専用サイン帳に記帳し、講演会、会食、その他もろもろ、大変お疲れ様でした。

思いがけず得がたい経験をさせてもらいましたが、これも外国の田舎町暮らしだからこそですね。中村先生が東京やベルリンで講演会をなさったら、私は隣に座るどころか半径50m以内に近づけそうもありません(笑)。「ノーベル賞受賞者と会う」のは、私の日常生活とは余りにもかけ離れているので、講演会から二日経った今となっては「あれは現実?それとも夢?」という感じ。だからこの記事を目にした人に、全て私の妄想だと思われても無理はありません。でも講演会自体は夢でも妄想でもありませんよ。ローカル新聞記事にもなっています→リンクはこちら。さすがにプロの仕事だけあって、講演内容を美しくまとめた記事ですので、読んでみてください。ドイツ語ですが(^^;。私はこの記事写真の右側2mほどの場所に立っており、慌てて後ずさりしたら「そこまで下がらなくても写らないから大丈夫ですよ」と誰かに突っ込まれた・・・ってのも妄想かもね?いい夢を見させて頂きました!w(^o^)w
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by penguinophile | 2016-12-03 08:31 | 徒然 | Trackback | Comments(2)
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ドイツ田舎町での地味暮らしを徒然なるままに。


by penguinophile
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