カテゴリ:子供( 149 )


入学式の日(後編)

8/31(木)、娘の小学校入学式。すぐ隣の幼稚園から仲良し女子グループ5人がまとめて同じクラスに入れたし、担任も去年度までお兄ちゃんがお世話になった先生でアタシの希望通りだし、お兄ちゃん達の送迎や入学前プログラムで建物だってもう知っている。緊張というよりワクワクばかり!で迎えた入学式でした。末っ子がもう小学生かぁ(しみじみ)。
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この日の私は、2時間おきにバラバラの場所へ3人を交代に送迎し、その合間に入学式に出席して幼稚園に挨拶に行き昼食を作って子供に食べさせる、とかなり忙しい予定だった。ちなみに車は長期間使わなかったせいでバッテリーが上がり動かない(まぁ車が動いてもほぼペーパードライバーなんだけど)。町はずれのショッピングセンターで、新入生がお店を回るといろいろオマケがもらえるイベントがあり、娘を連れて行きたかったが、とてもそこまで手が回らない。気合を入れて一日をスタートしようとした矢先に雨が降り出した。ワンピースを着た新入生と雨の中を自転車で一日走り回るのか・・・しかも紙製の大きなSchultüteまであるよ・・・(>_<)

そこで、困った時にいつも頼りになるお隣のS夫人に「お兄ちゃん達を学校に送る間、娘を預かってくれないか」と頼むと、快く引き受けてくれたばかりか、入学式の送迎とショッピングセンターのイベント付き添いまで申し出てくれたので、渡りに船とばかりに甘える事にする。入学式の内容については過去記事参照(リンク)。去年から宗教色がなくなったはずの学校だが、礼拝の習慣は変わらない。そして前日が半年振りの登校だった次男が、既にちゃっかり学校のコーラス隊として当たり前のような顔で歌っているのに驚く。それにしても、親も子供も先生も、スーツ姿は一人たりともいない。母親が卒園式や入学式で着るためのスーツが女性ファッション誌で取り上げられるどこかのお国とは大違いだ。入学式を終えてから、娘と幼稚園へ挨拶に行ってしばし談笑してから、迎えに来てくれたS夫人に娘を託す。

そんな訳で、その日のS夫人は「代理孫」を預かって右往左往させられていた。ショッピングセンターではたくさんのお店を回ったし、駐車場で車をこすられて警察が来るまで1時間も待たされたし、全て終わったのはもう夕方。代理孫を無事に隣宅に送り届け、やっと自宅に戻ったところで、ふと異変に気付く。終日在宅予定の夫S氏(80歳)のために準備した昼食がそのまま残っていたのだ。寝室に様子を見に行ったところ、S氏はまだベッドの中にいたのだが、何やら様子がおかしい、というか全く動かない。とにかくかかりつけの家庭医に電話するも、2週間の休暇中(さすがドイツ)。代診の先生に往診を頼むが、待合室が満員で手が離せず、救急車を呼ぶように言われる。救急隊員に続いて救急医もやってきて、S氏の死亡が確認された。しかし死因がはっきりしない。S氏は何年か前から高血圧の薬を飲んでいたが、他にこれといった持病もなかった。「死因不明→不審死の疑い」となり、警察が呼ばれる。警察はS宅を隅々まで調べあげ、S夫人に質問する。
-いったいどうして夕方まで夫の死亡に気付かなかったのか?
-S氏が昼頃まで寝ている事はよくあるし、今日は隣の子供を連れて外出していた。
S夫人の当日の行動を確認するために、第三者の証言が必要だと判断された。

そこでS夫人が行動を共にしていた娘の自宅、つまりウチのチャイムが鳴らされた。インターホンを取ったらいきなり「Kriminalpolizei」ですよ。私服刑事が身分証明として見せたのは、金属製の大きなキーホルダーみたいな物だった。たぶんコレ(リンク)。刑事さんは感じのいい若い男性で、開口一番「今日入学したのは誰?キミか!おめでとう!」と娘と握手。子供抜きで話したいと言われ、子供とぬいぐるみ軍団をまとめて寝室に放り込む。学用品の名前書きの真っ最中で散らかった部屋に人を通すのは恥ずかしかったが、犯罪捜査課の刑事ならもっとすさまじい現場を見た経験があるだろう。そして刑事さんの口から、隣宅のS氏が亡くなった事を聞かされ、今日のS夫人との接触、最後にS氏を見たのはいつか、などと尋ねられた。なにせその日はS夫人に娘を三回も預け、私自身も2時間おきの約束に追われていたから、一連の行動とその時間についてはかなり正確に話せたつもり。こういう時、ドイツ語も英語も全く出来なかったらどうなるのだろう?とふと思った。S氏の遺体は翌日、検死解剖されたらしい。死因が判明したのかは聞かなかったが、遺体はすぐに遺族に返されたから、事件性はないと判断されたのだろう。

S夫人はこの日の事を一生忘れないと思う。私はこれまで、「自宅で就寝中にぽっくり」を理想的な死に方だと思っていた。しかし、家族の立場に立ってみると、何の前触れもなく身内の死体を発見したショックも覚めやらぬうちに、自宅が殺人現場のように扱われ、自分が殺人犯のように扱われる事になる。S夫人は「Sehr unangenehm(非常に不愉快)」と表現していたが、これは確かにかなり厳しい経験で、警察に対して「80歳の普通の老人が自宅の寝床でひっそり息を引き取ったのだから、そっとしておいて欲しい」という気持ちになっても無理はない。とはいえそんな死が不審死としてきっちり調査されるのは、ドイツが豊かで平和な国だという一つの証なのかもしれない。

という訳で次回はお葬式の話。


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by penguinophile | 2017-09-15 22:28 | 子供 | Trackback | Comments(1)

入学式の日(前編)

8月下旬にドイツに戻り、すっかり錆び付いたドイツ語に鞭打って、まずは慌てて子供達の教科書や学用品を揃える。
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こんなリストが3枚。厄介な事に、リスト上では別名だが実は同じ商品や、名前だけでは何を指すかドイツ人でもわからない物があり、文房具屋の店員さんに相談しなければミッションは達成不能。在庫切れや買い忘れで複数の店を渡り歩く羽目になり、「お客さん、昨日も来ましたよね。」「はい、実は一昨日も来たんです~(^^;。」なんて会話も。

8/30、まずは次男が3年生に進級。クラスは持ち上がりなので、懐かしい友達の輪に戻って嬉しそう。ただし先生は変わった。夫も私もほとんど知らない先生だが、去年度に教室で葡萄を踏んで転倒し、大腿骨を骨折して長期休業したという、気の毒だけど笑いを誘ってしまう話だけはちゃっかり伝わっていたりする。

次男を学校に送ってから長男のギムナジウム入学式に向かう。ドイツの学校制度については過去記事参照(リンク)。この過去記事を書いてから、多くの州でギムナジウムの年数が9年から8年に短縮された。ただし将来的にはまた9年に戻るらしいとか、いささか迷走気味の感は否めないが、制度の基本的な枠組は変わっていない。州によっては少し違うようだが、誰でも平等に行く学校は最初の4年間だけ。そして小学校4年生時の内申に基づいて進学先が振り分けられ、将来の道がかなり決まってしまうという、世にも恐ろしい制度である。敗者復活戦も不可能ではないが、例えばギムナジウムと基幹学校では、履修教科数も学習内容も違うので、後からのし上がるのはそう簡単ではない。その一方、ギムナジウムの最初の1~2年で成績がふるわないと、ドイツでは小学校から結構フツーにある再履修すら許されず退学となり、ギムナジウム以外の学校で受け入れ先を探さなくてはいけないという厳しさ。長男の場合は、学校の推薦と本人の希望が一致してギムナジウム進学が決まり、私としては大変有難かった。私の印象では、4年生のだいたい1/3程度がギムナジウム推薦をもらっていたようだ。同じ小学校からはあと二人が同じギムナジウムに進学した。さてそんなこんなで迎えた登校初日、教会で1時間の入学ミサがあっただけで、子供達はすぐ授業に行ってしまった。私達の日本滞在中に、新入生を招いての歓迎行事があったらしいが、入学当日はあんまりあっさりし過ぎて、長男の写真を撮る機会すらなかった。しょうがないのでとりあえず教会の写真だけは撮っておいた。
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学校創立はなんと西暦799年だというが、それって「鳴くよウグイス平安京」の時代じゃないか!とはいえ当時はあくまでも宗教活動の一環としての教育機関だったはずで、ギムナジウムになったのは1612年らしいが、それとて家康の時代だから、やたら古臭い・・・もとい、伝統的なギムナジウムと言えるだろう。在校生曰く「建物がハリポタの舞台みたいだと言われますが、魔法は習いません。」でもラテン語必修という事実だけで既に、私にとっては魔法の世界と大差ない。「今時ラテン語なんて」とこのギムナジウムを敬遠する親も結構いる。確かにかつて学校で習った古文や漢文が、今の私の生活で役に立っているとは言い難い。しかしもしかしたら、クラスメートの中にはそっちの進路に進んだ人がいるかもしれないし、日本の古典を理解できる日本人がいなくなるのは残念だし、私自身いつか突然「源氏物語を読みたい」と思わないとも限らない。「すぐに役に立つとは限らないけど、社会や人生を豊かにしてくれる(かもしれない)」、教養なんてそんなもんだろう。

私にとってギムナジウムは始めての経験で、勉強面でも生活面でも長男をサポートできるか甚だ疑わしい。時間割も未定なのに給食は週何回食べるか申し込めとか、午後のクラブ活動の内容も曜日も未定なのにいつ参加するか一年分を決めろとか、かなり無茶な要求に手探りで答えている有様。入学翌日には長男が「ラテン語のことわざを親に教わる」という宿題を持ち帰った。オイオイ親がラテン語を知っているのが前提かよ!と微妙に差別を受けたような気持ちになったが、お陰で私はトリビアが増えそう。例えばドイツの化粧品ブランド「ニベア」は「雪のように白い」というラテン語が起源だそうな。日本の化粧品で言えば「雪肌精」みたいな感じ?でも一般的にドイツの化粧品が美白を目指しているとも思えないので、ニベアクリーム自体が雪のように白いという意味かも。こんなトリビアも教養と言うのだろうか。

8/31、娘の小学校入学式。こちらは勝手知ったる学校なので余裕。ピッカピカの一年生と迎えた平和な朝。まさか夕方に犯罪捜査課の刑事に事情聴取を受ける事態に陥るとは、予想だにせず・・・・・・

<続く>

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by penguinophile | 2017-09-04 17:23 | 子供 | Trackback | Comments(2)

デコ弁デビュー

これまでキャラ弁やデコ弁という世界からは無縁の、安定の昭和感あふれる弁当を提供してきた私。しかしついに娘に要求されて挑戦する羽目になった。

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作ってみると結構楽しくて、今度はキャラ弁にも挑戦してみたくなった!

・・・・・・ワケはないが、一度作ると今後もリクエストされるような気がする(^^;

ちなみに弁当箱はこちら↓

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購入時期は昭和40年代と推定されます。つまり姉と私が子供の頃に使っていたアルミ弁当箱。一周回ってレトロ可愛い?少なくともうちの女子は気に入っている。実は息子達も幼稚園時代に使わされていたという代物(中身重視で柄はあまり気にしていなかった模様)。


おととい、長男は10歳になりました。いや~よく育ちました。靴のサイズはなんと23.5センチ。それってもう日本人成人女性のサイズじゃないか。運動会でも周りの子供達より頭半分大きいから見つけやすくて便利だった(^^;。そして私もママ業10年選手になった。

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ハーフ成人式(って何だよ!)の年齢を迎えた翌日、事故発生。いや流血事件?

雨で外に出られず、家の中で騒いでいた子供達。次男が飛んで来て興奮気味に言うことには、「ぶんたのパンチで、はなこの歯が抜けた!」驚いて行ってみたら、娘は口からダラダラ流血しつつも平然、長男は悔し涙を流さんばかりの勢いで怒っていた。どうやら「泥棒と警察」ごっこで、警官(次男と娘)に取り押さえられた泥棒(長男)が必死の抵抗で繰り出したパンチが婦警(娘)の顔に命中した衝撃で、しばらく前からグラグラしていた2本の前歯(下左右1番)が抜けたらしい。「早く抜けるといいね」なんて言っていた歯だったからホッとしたが、それにしてもワイルド過ぎる。

ずいぶん人間らしくなったと思っていたのに、なんだかまだまだ動物だな、こいつら!と思った出来事でした。


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by penguinophile | 2017-06-14 13:03 | 子供 | Trackback | Comments(0)

親馬鹿日誌:ちびペン語録「世界で一番可愛い」

ある日、次男(7歳11ヶ月)と娘(6歳1ヶ月)が目をキラキラ輝かせて言いました。

「ねぇママ、知ってる?ママが世界で一番可愛いんだよ!」

女なら一生に一度は言われてみたい(ような気がする)台詞をアラフィフになって言われるとは、人生捨てたもんじゃない!?もちろん真に受けて自分が可愛いと思い上がった訳ではありませんが、愛を感じてちょっと幸せになったワタシ。

が、しかし。
その一週間後、ホームセンターで買ったカーテンを見た次男曰く、
「このカーテンは世界で一番可愛い!」

・・・・・・つまり何かね?ワタシはホームセンターのカーテン並みに愛されているって事かね・・・・・・orz。

もうすぐ10歳の長男は、さすがに現実が見えているので、こんなぶっ飛んだ褒め言葉を聞いても苦笑しているだけです。でもたまに朝早く一人で目が覚めた時など、私の布団に潜り込んで抱きついてくる事があるので、まだまだ可愛いもんだなぁと思っています。

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by penguinophile | 2017-06-11 17:18 | 子供 | Trackback | Comments(0)

運動会

先週末は小学校の運動会がありました。私達が子供の頃の運動会は秋、10月10日体育の日あたりだったと思うのですが、今は春に開催する学校が多いらしいですね。その理由を受験準備のためと聞いてビックリ。公立小学校が受験を気にして1年間の半分は行事を控えるなんて馬鹿馬鹿しい!しかも準備はほとんど授業時間内に行われるのに!・・・と思ってしまったのは、私が受験戦争のない国に慣れた浦島花子だからでしょうか。本気で受験モードの親御さんは、土曜日の塾を休ませたくないし、子供が浮き足立つのも困るのかな。

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ン十年ぶりに参加した小学校の運動会は、日の丸と君が代に始まり、花笠音頭、綱引き、騎馬戦、リレー、応援合戦、玉入れ、ソーラン節、組体操、大玉送り・・・という由緒正しきニッポンの運動会(?)で、何だか懐かしかったです。子供が二人参加していると結構出番があるので見る方も退屈しませんね。4年生の長男は、リレーの選手に選ばれて朝や放課後の練習に駆り出されていたので、転ばずに無事に走りきる事が出来てホッとしました。短距離競争は事前にタイムを計って、実力が近い人が一緒に走る「俊足は俊足どうし、鈍足は鈍足どうし競い合う」方式。大差をつけられてのビリっけつゴール常習犯だったトラウマが残る私としては、大変素晴らしい方式だと思いました!長男は大江戸天下祭、次男は花笠音頭を踊りましたが、4月から体育の授業がほとんど運動会の練習だったというだけあって、みんな振り付けも完璧でしたよ。

そして見事なまでにきちんと揃ったお遊戯(?)を見たガイジン夫いわく、

「コレをドイツの小学校でやってる光景、想像できる?」

・・・・・・できない。全くできない。想像すら出来ない。

「ドイツでは体育祭があっても個人対抗。皆で力を合わせて“赤勝て、白勝て”(←この表現だけ日本語。この日に覚えたらしい)の団体戦は絶対にあり得ない。」

先生はもちろん上級生も大会の運営にもかかわって、かなりの数のプログラムが粛々と進行して行く。

「Sehr gut organiziert.」

戦後復興とか高度成長を支えた底力はココから生まれたのだろうか・・・これからの社会ではどうなんだろう・・・とたかが運動会に妙な感慨を持つワタシ。個人主義のドイツ社会で生まれ育つ息子達にとって、非常に貴重な体験だったのは間違いありません。

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6年生の組体操を見た三匹の豚児は早速サル真似(爆)
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ブログの編集画面が新しくなったらしく、画像が勝手に回転されてしまうわ、フォントが勝手にMS明朝になるわ、意味不明の余計なタグがたくさんついちまうわ・・・ナンダコレ状態なんですが(--;;;


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by penguinophile | 2017-06-02 12:56 | 子供 | Trackback | Comments(2)

年賀状

長男 9歳6ヶ月
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次男 7歳6ヶ月
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by penguinophile | 2017-01-11 20:04 | 子供 | Trackback | Comments(2)

雪遊び

1月2日。外が妙に白っぽく明るい・・・?と思ったら、雪景色。
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家の前で雪だるまを作った後は、ソリで出動。去年はお兄ちゃん達が妹の乗るソリを引き、私は後ろで付き添うだけだったので、「成長して楽になったなぁ」と感動しました。ところが今年は夫も一緒にソリ二台で出かけたら、なぜか「次男と娘が乗るソリを夫が引き、長男の乗るソリを私が引く」という展開に(--;。そういえば橇に子供を乗せて通園した時代もあったけど、すくすく成長した分だけめっちゃ重いっちゅーねんっ!とへばりそうになったら、今度はお兄ちゃん達が私をソリに乗せて引いてくれました。あれ、この感覚、以前にどこかで・・・?あっ、わかった!フィンランドの犬ぞりでパワー全開やる気満々だったハスキー犬達にそっくりなんだ!
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公園の斜面に到着して思いっきりソリ滑り!
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ソリをうまく制御出来ないから一人で乗るのを嫌がった娘ですが、「写真を撮るだけ」となだめて乗せたところ・・・
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地面に傾斜があったらしく、声にならない叫びだけを残して下に滑って行ってしまった(爆)。

「冬休み+積雪=雪遊びをしなくちゃ!」
という能天気な発想ができるのは、ものすごく恵まれている証拠。子供時代を追体験できるのが育児の醍醐味。それともン十年前から成長していないだけ?(^^;
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by penguinophile | 2017-01-11 19:43 | 子供 | Trackback | Comments(0)

最後のランタン

私の苦手なドイツの11月。どんどん寒くなり、日が短くなり、空もどんより。あぁいっそ冬眠したい・・・と毎年必ずぼやいています。その願いが聞き届けられた訳でもないでしょうが、現在プチ家篭り中。というのも胃腸炎が絶賛家庭内蔓延中で、まずは長男による「夜中にトイレで下痢Pしながらバケツに嘔吐」というダブル新技ご披露で幕を開け、今は娘が吐きまくってダウン中。先週からほぼ毎晩「ママ~、ゲロっ吐きそう~」という超情けない訴えで夜中に飛び起きています。これだから「ウイルスが兄妹を一巡してから、汚物処理と看病疲れと家篭りで抵抗力の落ちた母が感染」というパターンが多いんですよね(--;。

それでも思い切って(無謀にも?)先週末はギムナジウムの一般公開を覗きに行きました。
・5年生で入学したら英語のみならずラテン語も必修。8?年生からはフランス語または古代ギリシア語を選択。
・入学時のクラス分けは、プライベートで楽器を習っていてオーケストラに参加するか否かで決まり、音楽クラスに入ったら途中で楽器をやめられない。
・・・うう~む、なんだか余りにも日本の中高とかけ離れ過ぎていて、どこから突っ込めば良いのやら・・・。小学生がラテン語、中学生が古代ギリシア語って、今はホントに21世紀か?あぁでもロボットクラブとかあるみたいだから、いちおう中世ではないのかー(早くも遠い目)。

幼稚園では聖マルタン祭(過去記事参照)の提灯行列がありました。今年、娘と作ったのはこんな提灯↓
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「アナとエルザがいい」「Sankt Martinも欲しい」という訳で、コンセプトが一貫しない代物が出来上がりました・・・。いいんです、どうせ日本人の宗教観は節操がないので、何でもアリ。

当日はあいにくの小雨日和でしたが、暗くなる頃に提灯を持って集合し、歌いながら住宅街を一周しました。そういえば去年までは「本来この幼稚園は宗教色のない市立幼稚園で、聖マルタンはカトリックの行事ですが、ドイツの大切な行事なのでやります!」と園長先生が宣言していましたが、今年はその先生が定年退職したせいか、特に断りがありませんでしたね。いいんです、どうせ日本人の宗教観は節操がないので、何でもアリ。むしろドイツの幼稚園で復活祭もクリスマスも祝わなくなったら、その方が文化継承面で問題があるように思います。ま、イスラム教信者の保護者がどう感じるのかは知りませんがね。
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幼稚園に戻ってからは年長さんによる聖マルタンの寸劇。強盗に身ぐるみはがれた哀れな貧者に聖マルタンが自分のマントを半分に切って分け与える、という感動物語で、子供達はかなり頑張ったらしいのですが、雨は降るわマイクと照明の調子は悪いわで、ちょっと残念な出来でした。ちなみにうちの娘は、一番人気の聖マルタンは諦めて、他に誰もやりたがらない貧者役に立候補したそうです。身ぐるみはがれたハズなのに、ペンギンの帽子を被りアンペルマンの交通安全ベストを着た貧者(^^;;;。
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うちの幼稚園では、提灯行列の後に温かいカボチャのスープを食べるのが恒例です。前日の午後は材料を切るお手伝いをしました。幼稚園には小さいナイフしか置いておらず去年は苦労したのを覚えていたので、今年はマイ包丁を持参して先生や他のママさんに一目置かれました(いやドン引きされた?)。一時間あまり黙々と作業してカボチャを6個解体したら、指にマメが出来た(^^;。玉葱、人参、ジャガイモ、ポワロ葱を入れたポタージュスープは、長男いわく「ベビーフードみたい」。た、確かに。濃くて塩味がほとんどしないせいか。

長男が入園してから7年間、毎年幼稚園で提灯を作り続けて来ましたが、娘が来年には卒園なので、もう終わり。来年はもしお天気が良ければ、これまで作った提灯を持って、町主催の提灯行列に参加する事でしょう。
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by penguinophile | 2016-11-21 18:43 | 子供 | Trackback | Comments(2)

自転車講習

小学校が秋休みに入る直前の10月初旬、4年生の長男には大事な試験がありました。それは自転車の試験です。

ドイツでは自転車は(自転車通行可と明示された歩道を除き)基本的に車道を走りますが、8歳未満の子供は歩道を走らなくてはならず、10歳未満の子供は歩道を走ってもいい事になっています。いよいよ大人の仲間入りをして車道デビューを果たす義務があるお年頃の4年生を対象に、小学校に巡査が派遣され、自転車講習が行われました。生徒達は、この講習の最終試験に合格したら、保護者がいなくても自分だけで自転車で移動しても良い事になります。

まずは夏休み前に、お巡りさんが子供の自転車を検査して、合格であればシールが貼られます。
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夏休みが終わってからは講習本番。教室での座学の後、そしていよいよ路上教習です。路上での練習では、子供の安全を確保するため、保護者も協力します。プー太郎シュフの私は二回、駆り出されましたが、そこで見た光景は、いささか不安なものでした。うちは母親の私が車の運転が超苦手なため、日常の移動は基本的に全て自転車で済ませていますから、子供達は自転車の操作に慣れており、周囲の様子に注意を払う余裕があります(怪我の功名?)。しかしドイツの田舎町は基本的に車社会ですから、日常の移動はほとんど車で済ます家庭が多いのです。そうなると子供は自転車の操作に慣れておらず、前に進むのがやっとこさっとこという有様。なのに安全確認だの手旗信号だのを命じられては目を白黒、車道を走るように言われては涙目になるのも当然というもの。講習中に私が「右を見て!手を出して!曲がって!」と叫んだら、右を見て右手を出して「左」に曲がる子供までいて、オイオイ大丈夫か!?という感じでした。

結果は案の定あんまり大丈夫ではなく・・・うちの長男はペーパーテストも実技試験も最高点で合格して表彰されました♪・・・が、試験を受けるのをやめたり不合格だった生徒もいたそうです。追試の有無はわかりませんが、別に運転免許ではないので、試験に合格しようがしまいが、10才になれば車道を走らなくてはいけません。あとは親の責任という事なんでしょう。それでも警察と学校が協力して指導に当たってくれるこの制度、全国規模なのかローカルな制度かわかりませんが、とても有難いものだと思いました。
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ついでにドイツで自転車に乗っていて気付いた点。
・自転車専用レーンが日本より整備されており走りやすい。子供は歩道を走れるのも安心。
・自転車は右側走行が基本、自転車走行可の歩道でも同じ。
・ライトは前に白、後ろに赤の二つが必要。
・親子連れの場合、親は子供に合わせたちんたら速度で車道を走る羽目になる(むしろ親も一緒に歩道を走った方が、車も親も子供も落ち着いて走れそうだよなぁ~と思う事もよくある)2017年1月以降、8歳未満の子供に同行する大人は1名に限り歩道を走っても良い事になったそうです。見知らぬおばあさんに「子供も車道を走れ!」と叱られた事があるが、こちらの言い分を完全無視のヒステリー頑固ババァ(←失礼)よりも、交通規則遵守と我が子の安全の方が大切。
・大人用自転車につける子供用座席は後ろに取り付けるタイプが主流。私が愛用している日本製ママチャリ(駐在奥様の置き土産)は前乗せタイプなので、娘を乗せて走っていた頃は行く先々で注目の的だった。信号待ちでいきなり「この自転車どこで買った!?」と尋ねられた事もある。子供を乗せて牽引する小型リヤカー?も人気で、子供一人用と二人用がある。日本には三人乗り自転車があり、更に赤ちゃんをエルゴ抱っこして四人乗りで走るママさんを見かけるが、ドイツでは中国雑技団かと驚かれそう。
・ヘルメット装着率は高く、特に子供はほぼ100%。装着は義務ではないが、装着せずに事故に合うと保険が下りないケースがあるとか?日本よりも車道を走る事が多いし、他の自転車の速度もかなり速いので、見た目より安全重視で大人でも装着すべきだと個人的には思う。
・足のペダルを逆回しにするとブレーキが効くタイプの自転車が多い。私はどうも慣れずにとまどったが、子供は握力が弱いのでペダルブレーキが有効。
・右側車両が優先なので、右の道から出てくる車には特に注意。例えば(優先道路指定のない)「T」字路の場合、横棒を左から右に直進する車両ではなく、縦棒を下から来て右折する車両に優先権がある。よって直進優先と信じて左から右に進むと轢かれかねない。自転車だけではなく自動車の運転でも要注意。
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by penguinophile | 2016-10-30 16:51 | 子供 | Trackback | Comments(0)

親馬鹿日誌:ちびペン語録「ブルカ」

長男9歳3ヶ月。
出先でこんな写真↓を見て一言、
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「・・・忍者?」

見えるよ、確かに!忍者に!(爆)
難民受け入れでイスラム教徒増加中のドイツですが、この田舎町ではブルカは「一度見かけたかな」という程度なので、長男が知らなかったのも無理はない。

ちなみにドイツ語では「J」は「や行」に近い発音になるので、
 忍者=ニンヤ
 柔道=ユードー
と発音されます。ネイティブ日本語話者が聞いてもわからん日本語。

長男はたまにこういうヒットを飛ばします。数年前、夫の友人がうちに泊まった際に妙に派手な柄パン一丁でうろついていたところ、長男が一言、

「・・・鬼のパンツ?」

と言い放ったので、ツボにはまってしまった私は客人の前で笑いをこらえるのにものすごく苦労しました。いやホントに鬼のパンツっぽい柄パンだったのですよ。写真でお見せできないのが残念です(笑)。

ちなみに他人の家をパンツ一丁でうろつく程度で驚いてはいけません。私達が彼の家に泊りがけで遊びに行った時、彼の娘と息子がノーパンで朝食の席についたので、日本人オバサンは目のやり場に困ってしまいました。ドイツ男子が局部の温度を上げないためにノーパンで寝るというのは聞いていたものの、女子もノーパンで寝るとは知らなかった。いくら子供とは言えそのまま客の前に出てきて親も平気、というのはやっぱりサウナが混浴のドイツならではなのか?いや日本にも混浴はあるけれど、ご飯を食べる時はパンツ履くよなぁ。

・・・って2本続けて下ネタオチですんません(^^;;。

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by penguinophile | 2016-09-26 16:39 | 子供 | Trackback | Comments(0)
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ドイツ田舎町での地味暮らしを徒然なるままに。


by penguinophile
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