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更年期力

↑などという日本語は聞いたことがありませんが・・・↓
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自然食品などを販売しているお店に置いてあったパンフレットです。「期」の漢字がビミョーに一画足りないのはご愛嬌(^^;。
要するに「日本人女性は、豆腐や味噌といった大豆製品に含まれるイソフラボンを多く摂取しているため、更年期が軽い。だから我が社のイソフラボン錠剤をどうぞ。」という広告です。

生粋の日本人の私としては、イソフラボンは錠剤ではなく豆腐や納豆で摂取したいところです(涙)。
納豆は、都会のアジアショップに行けば冷凍されて売っていますが、値段は3倍ほどでしょうか。日本のスーパーで特売されてるおかめ納豆が、今の私には超高級品でございますよ。家計のためには、徒歩圏内に売っていなくてかえって良かったかもしれない、とさえ思います。まぁ納豆は、ドイツ人には受け入れられないと思うので、流通していないのも無理はないと思います。
しかし豆腐は、もうちょっとまともな物を売ってもらえないものだろうか・・と思ってしまいます。健康食品としてみなされているだけに、自然食品店のみならず普通のスーパーでも、売っている事は売っています。でも明らかに、「チーズの代用品」なんですね。おそろしく硬そうな真空パックで、しかも「燻製」とか「ハーブ入り」とか書いてあります。それを「REAL TOFU」と称して販売されても、ちょっと食指が動きません。まぁ一度は試してみてもいいかな、と思っていますが。豆腐だと思わずステーキ風にすれば許せるかもしれないし、冷凍鮨よりはマシかもしれないし・・・ってあまりにも低レベルの比較だぁ~(T_T)。

実は近所のスーパーにも、ドイツブランドのアジア食品シリーズを扱うコーナーが設けられています。でもこういった「ドイツ人が扱うアジア物」は、当たりハズレが大きいように感じます。春雨やビーフンは(私にこだわりがないせいか)特に問題を感じませんが、醤油、胡麻油、日本酒は、私としては普通に使える代物ではありませんでした。醤油はもしかしたら中国風なのかもしれませんが、とにかく味が全然違いました(その後キッコーマンの小瓶を発見)。胡麻油は全く香りがありませんでした。日本酒は、口に含んだ瞬間「げっ!なんじゃこりゃ?」という味でしたから、料理用に惜しげなく使いました。不合格品(?)や、味噌など扱っていない商品は、アジアショップに行った折に調達するしかありません。

ところで、欧米人が描くアジア人女性のイメージは、今でもこのパンフレットの絵のように「細くて釣り上がった目」なんでしょうか。女優のルーシー・リューは、さしずめ「エキゾチック美女」?ドイツに来てから、「日本人というよりインド人に見える」と言われた事があります。理由は「目が細くないから」。確かに目は結構大きいですけど、こんな鼻ペチャのインド人にはお目にかかった事はございませんよ・・・。
まぁインド人は例外&論外として、普通は「中国人?」と聞かれます。日本人より中国人の方が多い場所ですから、当然だと思います。夏からずっと一緒のクラスメートでさえ、未だに私を中国人だと思っている人達がいます。まぁ遠い極東の事ですから、関心がなければ区別がつかなくても無理はありません。私自身、かなり世界地理に(も)疎いので、人様の無知無関心を批判はできません。
しかし、通りすがりにいきなり「ニイハオ!」とか声をかけてくる人は、フレンドリーなつもりなのかバカにしているつもりなのかわかりませんが、個人的にはむしろ教養のなさを露呈しているように見受けられます。そういえば、モロッコの市場を歩いていて、あちこちから「モモタロー!」と声をかけられた事がありました。誰が教えたんだか知りませんが、脱力&大爆笑しちゃいました。今度「ニイハオ!」と言われたら「桃太郎!」とでも返してみるか???(ちとヤケクソ気味かも)
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by penguinophile | 2007-02-27 03:12 | 言葉、亜細亜 | Trackback | Comments(12)

呪いの藁人形?

カーニバル最終日の昨日(Veilchendienstagスミレの火曜日)、私が住む町では、「藁人形をど突き回した末に川に流す」という、かなり摩訶不思議な行事がありました。藁人形とはいえ「草木も眠る丑三つ時、人目を避けて五寸釘を・・・」な訳はなく、白昼堂々と公衆の面前でその呪い(?)はかけられました。

担当のおじさん達は、楽器や箒(?)を手に藁人形と共に町中を練り歩き、要所要所で音楽と踊りを披露し呪文(?)を唱えてから「藁人形トランポリンごっこ」(?)を3回ずつ行います↓
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昼間のハイライトは、Hexenturm(魔女の塔)と呼ばれる塔で行われる「身投げごっこ」(?)です。ちなみにこの塔で魔女の裁判や処刑が行われたという歴史的事実はなく、名前の由来は不明です。
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この塔の真ん中から藁人形を突き落とす!↓
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こうして朝9時から夜7時過ぎまで延々といたぶられ続けた藁人形、最後は橋から川に突き落とされ、哀れな最期を遂げました・・・↓
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藁人形を川流しの刑に処した後、残虐な人間達はあっけらかんと花火を鑑賞いたしましたとさ(日本の花火大会の芸術性には遠く及ばないものの、それなりに綺麗でした)。

何と言いますか、かなりシュールな行事ではありますよね・・・。ちなみにこの人形、この町ではLazarus Strohmanus(ラザロ藁人形)と呼ばれています。ただし、ほんの1時間ほど離れたケルンでは名称が異なり最後も火刑だったりと、かなり地域性が強い風習のようです。この風習の由来について、「冬の終焉と春の到来を象徴している」という説や、「人間の罪を贖っている」という説を聞きましたが、本当のところはわかりません。いちおうラザロという名前はついていますが、聖書に出てくる人物とは無関係のようです。

約1週間のカーニバル(謝肉祭)もこれにて終了。本日(Aschermittwoch灰の水曜日)からは、断食期間に入ります。断食と言っても、イスラム教のように厳しくない上、現在のドイツで実際に行う人は少ないようです。夫からは「教会の周りでは、灰で描いた十字を額につけた人を見かけるかもしれない」と聞いていたのですが、今日はあまり中心部をうろつかなかったせいか、そのような敬虔なクリスチャンにはお目にかかりませんでした。
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by penguinophile | 2007-02-22 06:40 | 徒然 | Trackback | Comments(10)

カーニバルパレード / der Karnevalszug

去る日曜日(Tulpensonntagチューリップの日曜日)は地元の、月曜日(Rosenmontagバラの月曜日)はアーヘンの、カーニバルパレードを見物しました。どちらも本場ケルンとは(たぶん)違い、さほど混雑しておらず、酔っ払いは少なく「ファミリー仕様ほのぼの版」といったイメージでした。それでもやはり、地元よりはアーヘンの方が遥かに規模が大きく、全体的に「お金かかってんなぁ~」という感じでした。

カーニバルのパレードとは要するに、思い思いのコスプレをした各種団体(ダンス学校、サッカーチーム、鼓笛隊、自衛消防隊、フン族同好会、カジノ等、かなりなんでもアリ)が、徒歩や山車で練り歩きながらお菓子を撒き散らし、それを我々見物人が餓鬼畜生のように奪い合う・・・というような代物です(果たしてこんな説明で良いのだろうか?)。
そもそも日本にはない行事ですが、ディズニーランドのパレードや夏祭りの御神輿行列から外挿して想像するに、東京だったらあり得なさそうだなぁ~と思ったのは、
・パレード参加者も、じゃんじゃん飲み食い喫煙しまくる(全部で6時間はあるだろうに、ビールを飲みまくって平然としているあたり、やはりアルコール分解酵素の量と膀胱のサイズが根本的に違うとしか思えない)。
・赤ちゃんを乗せた乳母車を押して行進している人が結構いる(さすがにアーヘンでは地元よりずっと少なかったが)。
・牽引車の主役は現役トラクター(スピードより馬力重視?)↓
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以下、主にアーヘンで撮った写真からご紹介します(数が多いのでコラージュに初挑戦)。できれば能天気脱力系の音楽と”Alaaf!”という掛け声をエンドレスで脳裏に流してご覧下さいませ。ちなみに掛け声の最後のfが聞こえず、「キリスト教なのにアラーの神?」なんて思ったおバカは私です。

伝統的&いかにもカーニバルっぽい↓
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働き者のお馬さん達↓
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ちとビミョーなウケ狙い系(万が一、可愛いと信じてやってるなら、ドイツ人の美意識にはかなり問題があるような気がする)↓
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ちびっ子の仮装はやっぱり文句なしに可愛い♪↓
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そして祭りの後は、お掃除部隊の活躍(みんな平気で飲み食い散らかし放題なので、マジにゴミだらけになりますから。でも短時間で綺麗になるのには感心。)↓
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結局、100数十ある団体のパレードを4時間もかけて全部見物してしまいました。そしてゲットしたお菓子などのお土産は・・・なんと合計10kgもありました!(爆)私ら夫婦、甘いものは好きですが、そんなにたくさん食べる訳ではないので、一年分くらいはありそうです(^^;。聖マルタンの日が近かったら「子供、どんどん来い!」って感じなのに。
ちなみに配られるのはお菓子が大半ですが、たまにティッシュ、マッチ、食器洗いスポンジといった実用品や、玩具、花、酒類などもあります。玩具はだいたい近くのちびっ子にあげましたが、なぜかブラジル国旗が2つも手元に残ってます(笑)。
お菓子はほとんどが、バラのキャンディーやチョコといった、いわゆる駄菓子系ですが、箱入りや袋入りのまともなお菓子も混じっています(重量があるため頭に当たると痛いので要注意)。昨日はアーヘン名物のPrintenを大量にもらってしまいました。大物を首尾よくゲットするコツは、
・子供をダシにしてねだる(左隣のおじさんの場合)
・競争相手が子供でも遠慮なく闘う(右隣のおばさんの場合)
・長身や長い腕を存分に生かす(うちの夫の場合)
といったところでしょうか。

家に帰ってテレビをつけたら、ケルンのカーニバルパーティーの模様が延々と映し出されておりました。っていうかこの手の番組、しばらく前からず~っとやっているような気がする・・・。
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by penguinophile | 2007-02-21 00:44 | お出かけ | Trackback | Comments(4)

Weiberfastnacht

実は昨年11月11日から既に準備がスタートしていたカーニバル、今週の木曜日から来週の火曜日までがついに本番です。カーニバルというと、リオやベニスというイメージを私は持っていたのですが、どうやらドイツにもあったらしく、テレビに映る人々もかなりカラフルな今日この頃。まぁもともとカトリックの祝祭ですし、地域によってかなり温度差がありそうですが。

で、本番初日の今日は、Weiberfastnachtという、女性が主役の日だそうです。職場では、女性が男性のネクタイをちょん切ってOKだとか。夫はもともとネクタイなど年に数回しか着けませんが、学校の先生だった義父は、この日は古いネクタイをして通勤していたそうです。ちなみに私は本日、(安全な?)蝶ネクタイしか見かけておりません。

「今日、11時11分に市役所に行くと、女性軍団が可哀想な市長から市役所の鍵を取り上げて放り出す場面が見られるよ~」と聞きつけ、ちょっくら見物に行って参りました。

市役所前に行くと、たまに原色を身につけた人がいる以外は、別にフツー?しかし一歩中に入ると、そこは・・・パーティー会場と化しておりました↓
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かなり本格的なバーカウンターが出現し、ビールやソーセージも売っております。
しばらくすると、階段の上で音楽や踊りが始まりました↓
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四人並んでいる右端で、帽子を被ってお尻を振っているのが市長です。あまり可哀想には見受けられません、っていうかむしろノリノリ?いちおう市と市長の名誉のために申し上げておきますが、彼は普段はもうちょっと威厳があります(笑)。

その後もメンバーを交代しつつダンスが続き・・・↓
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(カステラ1番、電話は2番←古!)なにやらボケた写真で失礼。
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結局、市長が大きな鍵を渡したのは、女性軍団ではなく、子供達でした。市名のシュプレヒコール?以外のアナウンスが理解できないもので、この子達の正体は不明ですが、王様とお姫様っぽい?右の赤い服を着た男の子が持っているのが鍵です↓
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踊りや宴会はまだまだ続いていたものの、私は適当に切り上げて帰ってきました。町中には、奇天烈な格好で真昼間から飲んだくれつつある若者集団がちらほら。お店は半分くらい閉まっていましたが、通常営業の店でもレジにピエロが座っていたり、救急隊員が王様だったり(爆)。フツーの格好をした人とヘンな格好をした人が、混じって普通に行動しているのが、なんだかちょっと妙ちきりんでした。

これから来週まで、パレードやら「藁人形どついた末に川流しの刑(?)」やら、いろいろな行事があるそうです。ケルンのパレードがかなり有名らしいので、「行ってみたーい」と夫に言ったところ、「人混みが激しすぎるのでダメ」と却下されてしまいました。代替案としてアーヘンを検討中です。その場合「コスプレ必須」らしいのですが、持ってない&買う気もしない。ペンギンの着ぐるみがあったら買ってもいいけど・・・(←何か違う?)
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by penguinophile | 2007-02-16 01:11 | 徒然 | Trackback | Comments(16)

スーパーマーケット / der Supermarkt

学校帰りにスーパーで食材を買い、家に帰って開封したところ・・・きゃーっ!カビがびっしり~!勘弁して~!(>_<)
よく見たら賞味期限を2日ほど過ぎており、店頭でちゃんと確認しなかった私も悪いんですが、さりとて泣き寝入りなどできません。すぐさまスーパーへ足を運び、レシートを示してクレームをつけたところ、賞味期限内の新品と交換してくれました。
ここで謝罪の言葉など一言もないあたりが、「サービス天国・日本」との大きな違いです。いちいちムッとしていてはこちらの寿命が縮んでバカらしいので、「販売員は神様でございま~す♪」とココロの中でつぶやいて、お店を後にいたしました。

ついでにドイツのスーパーのお話をば。
日本と違って不便だなーと思うのは、店内用の買い物カゴが置いてないこと。カートはあるのですが、これが日本のユニットバスのバスタブほどもあろうかという巨大な代物で、うっかり立ち止まっていると、他のお客さんや店員の邪魔になってしまいます。「失礼いたします」どころか「そこどいて!」くらいの勢いで蹴散らされる事もあります(なにせ店員は神様ですから、はい)。大きなカートを邪魔だと思うのは私だけではないのか、持参した買い物籠や袋に商品を入れながら店内を回っている人もいます(日本でやったら万引きと誤解されそうな行動なので、私にはまだ実行する勇気はありません)。ちなみにカートは、入り口付近に鎖で固定されており、1ユーロ等の硬貨(あるいは同じ大きさのチップ)を入れないと使えません。これはカートが散らばらないための工夫らしく、硬貨は使用後に戻ってきます。

肉類とチーズ(店によってはパンと魚も)は、ほとんどが対面販売です。種類が豊富なのは結構なのですが、全ての商品に品名ラベルが付いていない店もあり、そうなるとどれが何だか私にはサッパリ(?_?)。まぁ名前がついていてもチーズの種類などあまり知らないもので、見た目でテキトーに決めて「それ、いやもうちょっと右、そうそう、それを10切れ、お願いしまーす」とか、「今週の特売品」チラシを示して「これお願いします」とか(節約主婦っぽい?)。

レジでは、全ての商品をいったんカートからベルトコンベアに移し、次の客の商品との間に仕切りを置きます。レジは日本と同じくバーコード読み取り方式のようですが、通すのがとにかく速い。店員によっては商品の扱いが極めて乱暴で、傷みやすい食材でも投げるような勢いで通しますから、こちらも負けじと気合を入れて商品をカートに戻します(袋にきちんとしまう余裕などございません)。買い物袋は有料で、レジのあたりに置いてあります(私はペンギントートバッグを常時携帯♪)。愛想の良い店員(個体数は少ないもののいちおうドイツにも生息している)に当たると、会計後に「良い一日を!(Schönen Tag noch!)」とか「良い週末を!(Schönes Wochenende!)」とか言ってくれるので、すかさず「ありがとう、ご同様に!(Danke, Gleichfalls!)」と言い返して、無事に終了。

もう一つ、日本と比べて不便に感じるのが、欲しい商品が見つからず、何も買わずに店を出たい時。多くの店ではレジ以外に出口がないので、支払いのためレジに並ぶ人の横を、「すみません、通して下さい。」とか言いつつ通らねばなりません。ここでも大きなカート(とドイツ人の立派な体型)が邪魔になる事は、言うまでもありません。

かくして、レジを通らなくても自由に出入りができる構造で、客が少なく人様の邪魔になりにくいスーパーに、ついつい足が向いてしまう私でした。
それにしても、たかがスーパーの話で、こんなに長文になるとは思わなんだ・・・。
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by penguinophile | 2007-02-13 01:26 | 徒然 | Trackback | Comments(18)

"Bridget Jones’s Diary" / Helen Fieldings; "Persuasion" / Jane Austen

ある朝、カーテンを開けたら雪景色!
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通学途中、自分の投げた雪球が通りすがりの私に当たっても、謝りもしないクソガキ(職業学校の生徒)に遭遇。一言発して睨みつけたものの、知らん顔されました(>_<)。

ドイツ語コースの進級後は、
「仕事をしていたら一日に8時間は働くんだから、皆さんは学校で3時間+家で5時間は勉強できるわよね♪」
と朗らかにのたまうベテラン先生にしごかれる日々でございます。家事は最低限未満しかやらず、主婦というより単なるプー太郎状態のpenguinophile、返す言葉もございません。「5時間も自習~っ!」と一瞬ビビってしまったのは、軟弱者に成り下がっている証拠。思えば去年の今頃は、年度末と退職前のドサクサが重なり、8時間労働どころか、土日さえ危うく午前様の働き蜂状態でしたっけ・・・(遠い目)。

閑話休題。今更ながら「ブリジット・ジョーンズの日記」。映画はDVDで観た事がありましたが、原作と続編DVDが図書館にあったので、読んで&観てみました(続編原作は未読)。

原作は、なんと言いますか、フツーにお気楽に楽しんで読めました。映画と比べて一番違うと思ったのは、ブリジットの母親のぶっ飛び方が尋常ではなかった事と、最後の数ページで劇的な展開を見せた事。「主人公の家族の恥ずべき行動を、相手が後始末してくれた」という、オースティンの「高慢と偏見」を踏襲したらしき原作のエピソードが、映画ではカットされていた事にも気付きました。
それにしても、原作と映画2本、どれを取っても「なぜマークがブリジットにあんなに惚れたのか?」が理解不能。いや、ブリジットは憎めないお人柄という意味で愛すべき人物だとは思いますけど・・・。まぁ、そもそもラブストーリーなんですから惚れなければ話にならないし、別にどーでもいいんですけどね、はい。

その後、ジェーン・オースティンの晩年の作品"Persuasion"(邦題は「説き伏せられて」あるいは「説得」)を読みました。こちらの主人公は28歳。時代背景の違いを考えれば、32歳のブリジットより「適齢期」を過ぎているような気がします。主人公がまだ19歳の頃に周囲に「説き伏せられて」泣く泣く別れた婚約者が、再び目の前に現れ・・・というお話です。

この作品も面白く読んだのですが、正直、同じオースティンの"Pride and Prejudice"や"Sense and Sensibility"程には引き込まれませんでした。その原因を考えるに、どうやら主人公の家族関係にあるような気がします。P&PやS&Sでは、問題はあれど愛情あふれる家族が、主人公を囲んでいました。それに対し、"Persuasion"では、主人公の家族は高慢で冷たく、むしろ他人の方が彼女の良さを理解して家族同様に受け入れています。なんだか可哀想なシンデレラみたーい、とか思ってしまいました。エンディングの第一稿が付録に入っていましたが、個人的には本編に入っている「手紙」のほとばしる情熱が好きです。

More...負け犬の遠吠え
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by penguinophile | 2007-02-10 03:04 | 徒然 | Trackback | Comments(14)

2007年1月のP

前回のP報告の際、「何か忘れている気がする・・・?」と思っていたら、なんと夫からのクリスマスプレゼントをすっかり忘れておりました(爆)。そんな訳で、以下のご報告には、12月分取りこぼし分&2月に入ってから遭遇したPも一部含まれております。

まずは忘れられていた可哀想なプレゼントから↓
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旅するコウテイペンギンの写真が美しいカレンダー。最近の映画「皇帝ペンギン」とは別に関係ないようです。ちなみにこの映画は日本で観ました。私はコウテイペンギンの子育ての過酷さは先刻承知だったせいか、ストーリーには大して感動しませんでしたが、記録映像として素晴らしいと思っています。

これは1月に入ってから受け取ったのですが、日本からの難民支援物資(?)に入っていたクリスマス飾り↓
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お次はnyf1403様からお借りしている&頂いた3品。まずは超有名音楽家も出てくる絵本から。ストーリーもいい感じだし、絵がやたらと細密でリアル。実はこの中の絵は葉書でいくつか買ったことがあるんですが、元が本だったとは知りませんでした。原語はドイツ語らしいので、近い将来挑戦したいものです↓
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ペンギン、オーストラリアで休暇を満喫する、の巻(新聞広告)。このペンギンはたぶん前回出てきた旅人のジョーとサリーだと思う↓
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ペンギン、アートになる、の巻(絵葉書)。フランクフルトの現代美術館にあるらしい。たぶんジェンツーペンギン。ちょっとテキトーっぽいポーズがいい味出してます↓
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という訳で、nyfさん、昨日ちゃんと届きました。いつもどうもありがとうございます。ちなみに切手は日本から送られてくる予定です(わくわく)。

chima様から頂いたカード。外側の白い紙に切り抜かれたペンギン型の穴から、内側の緑色の紙が覗いています。なかなかおっしゃれー↓
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眼鏡屋のショーウィンドウ。こいつら、日本でも見た事あるような気がする↓
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薬局のショーウィンドウ。風邪薬の広告でしょうか。かなり哀れを誘う状態です・・・↓
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最後に、薬局の中に置いてあった子供向けの読み物。物欲しそうな顔で眺めていたら、「持って行っていいですよ」と言われました。表紙だけではなく、中にもコウテイペンギンの生態の説明が1ページ、そして裏側はコウテイペンギン雛の写真ポスター。ラッキー♪↓
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あとSuica一品。ふっふっふっ。以上。
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by penguinophile | 2007-02-04 01:52 | ペンギン | Trackback | Comments(8)
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ドイツ田舎町での地味暮らしを徒然なるままに。


by penguinophile
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