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神様と恐竜
長男6歳8ヶ月、入学して半年間は無遅刻無欠席でしたが、ついに体調を崩して学校をお休みしました。1日寝ていたら治ったようですが、なぜか本人が自宅の一室で診療所を開業しました。ドアに貼ってある自作の看板には日独語ちゃんぽんで診療時間や注意事項などが書いてあり、どうやら両言語で診察可能なのがウリらしく、「www.japan-doctor-pb.de」という何やら妙にもっともらしいURLまで書いてあるのには、笑いつつも「よく観察しているもんだ」と感心しまいました(ちなみにpbは町名の略号)。本当に医師免許を持っていれば知り合いの日本人を紹介できるんですけどね。

さてそんな長男曰く、

「ねぇママ、神様と恐竜はどっちが先に生まれたの?」


・・・こんな質問、どう答えたらいいのやら・・・自分が神様を本気で信じていないだけに超難問。適当にぶつぶつしゃべってごまかしちゃいました、ごめんなさい。誰かお知恵をお貸し下さい・・・。

ドイツの学校では小学校から宗教教育があり、長男も週一時間カトリックの授業を受けていますから、ここで言う「神様」とはキリスト教の神様でしょう。息子達は、去年の今頃は仏教系の幼稚園に通っており、私の実家の雛人形をお地蔵様か仏様と勘違いしたのか、手を合わせてお祈りをしていました。そして今年は、木製のミニ雛人形を見て「これマリアとヨゼフ~?」とのたまいました(呼び捨てというあたりまでドイツ人。日本人なら「様」をつけるよなぁ)。国際的と言えば聞こえはいいですが、こんないい加減な環境で育つ子供達は、いったいどんな宗教観を持つようになるのやら。
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「神様と十字架」なんて絵をいきなり描かれると私はちょっとびっくりしちゃうのですが、長男の頭の中では神様も動物も昆虫も同列なのかも。だから神様と恐竜も同列の比較対象。ちなみに写真右上「昆虫」図の左下に書いてある二つの物体は、エイリアンのように見えますが、日本の絵本で覚えたカブトムシとクワガタだと思われます。

ドイツでも庭などに置いてある仏像(らしきもの)を見かける事はあります。しかし「彼らにとっては要するに宗教というよりも単なるファッションなんだろうな」と思うのは、こんなチラシを目にした時。
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敬虔な仏教徒とは程遠い私ですが、こういう写真を目にすると、何やら仏様を冒涜されたような、微妙に不快な気分になってしまいます。以前にカトリック色が強いバイエルンの村で、飲み屋のテーブルの真上に「磔にされたイエス像」が鎮座していてドン引きしてしまった事があるのですが、同じ感覚なのでしょうか。もっともイエス像プリントのお盆や水槽用のイエス像の広告は見たことがありませんが。それとも実は私の認識がずれていて、日本あるいはアジアの仏教国のどこかでは、敬虔な仏教徒が仏像プリントのお盆を使ったり、仏像を水槽に沈めて魚の糞まみれにしていたりするのでしょうか。
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by penguinophile | 2014-03-08 08:34 | 子供 | Trackback | Comments(2)
Hasi Palau!
先週の木曜日から今週の火曜日まではカーニバル期間でした。表題はカーニバルの掛け声です。ただし我が町限定で、町のシンボルであるうさぎ(Hase)をもじった掛け声らしい。ドイツにおけるカーニバルの本場ケルン周辺では「Alaaaf!」と叫びます。

今年のカーニバルは、いいトシこいてついに!仮装デビューいたしましたよ。何に化けたかって?そりゃーもちろん、
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いやしくもペンギンファンの端くれなら、この姿で公道を歩ける機会を見逃す手はないでしょう!ちなみに弁解しておきますと、この衣装はダウンコートの上から着ていますから、私本体はもっとスリムです。

ブログをもっと真面目に更新していた在独一年目のカーニバル関連記事はこちら(過去記事その1その2その3)。当時住んでいた町は、ケルンが近いだけあって、今住んでいる町よりカーニバルが根付いている感じでした。今の町ではカーニバルパレードもまだ10年と歴史が浅いし、仮装して真面目に仕事に励む人は見かけないし、藁人形をいじめたりもしません。それでも小学校は木曜日はまる1日授業もせずに飲み食い歌い踊り狂っていたらしく、長男は「カーニバルが一番楽しいっ!」とゴキゲンだったし、月曜日は祝日でもないのにお休みでした(こういう日が年に何回かあって、飛び石連休が四連休になったりする)。幼稚園では子供達の顔にお祭り化粧をしてくれるので、ある日迎えに行ったら次男がばっちりトラ顔になっていて笑えました。幼稚園のカーニバルは私と娘もちょっとだけ覗きに行きましたよ。ちびっ子の仮装はやっぱり可愛いですね。女の子の一番人気はもちろん「プリンセス」です。幼い頃に憧れのお姫様コスチュームを着る機会があるのはちょっと羨ましいなぁ。
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男の子は消防士やお巡りさんといった制服系が人気。
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これはインディアンとカウボーイ集団ですが・・・
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1人混じっている場違いなピンク&フリル&リボンはうちのムスメ。インディアンに扮した兄が出ようとしたら追いすがったので、近くにいた先生が一緒に送り出してくれました(^^;;。
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「代理祖父母」宅でPINGUを観るムスメ。本人も「可愛い」「schön」と見せびらかしまくってご機嫌でした。

土曜日は町のカーニバルパレードを見学に。と言っても1時間余りで終わってしまう小規模な物です。まぁそれでも子供達は派手な物が見られてお菓子がもらえれば十分嬉しいワケで。
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ちょっと笑ってしまったのが、芸者をイメージしたと思われる衣装のグループ。
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私は後姿しか撮れませんでしたが、もっと良い写真はこちら。改めて見たら全員左前なので幽霊集団かもしれない(苦笑)。

アイディア賞もの!と思ったのが、こちらのジェットコースター。
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ちゃんと歩いてるんだけど、座ってる脚が更に2本(笑)。もっと良い写真はこちら。このジェットコースターは病院グループでしたが、いったい何の団体だかさっぱりわからない山車も結構多いのです。
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パレードを見ていて「いいなぁ」と思うのは、パレードに参加している本人達が大盛り上がりで飲みまくり騒ぎまくりで一番楽しそうな事。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損ソン」ってとこ?そして同じ参加者側なのに飲めない運転手さん達が何だか気の毒になってしまったのでした。

謝肉祭が終わり、敬虔なカトリック教徒は断食期間に入りました。と言っても現代ではせいぜい肉を控えるとかお菓子を控えるとかいう程度のようです。夫のトルコ人同僚がラマダーン期間中の日中は一切飲み食いしないというのに比べればだいぶユルイ。ちなみにうちには敬虔なカトリック教徒もイスラム教徒もおりません。
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by penguinophile | 2014-03-08 07:18 | 徒然 | Trackback | Comments(0)
リカちゃん
二歳半を過ぎて人形遊びに目覚めた娘のために、日本の家族がリカちゃんを送ってくれました。なんとキティちゃんとのコラボ商品です(母がお店の人に「いま人気」と勧められたらしい)。
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かつての私は基本的に人形よりぬいぐるみが好きな子供で、リカちゃんは持っていなかったと思います。ドイツの玩具屋に並んでいるバービー人形は、ちょっと顔に迫力があり過ぎて私は苦手。どちらかと言えばリカちゃんの方が可愛く思えます。ちなみにドイツの赤ちゃん人形はあまりにもリアル過ぎて、これまた不気味。
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ね?コワいでしょ?そもそもヒトの新生児は生きているから母性本能をくすぐられて可愛いのであって、純粋に美醜の観点から見たらかなり不細工ですから、リアルに再現した人形が不気味なのも当然。

バービーの洋服をリカちゃんに着せる事は出来るのか?と疑問に思ってネットで検索していたら、うっかりこんな記事を見つけました。

玩具会社タカラの創業者が、バービー人形の本拠地にリカちゃんを売り込みに行ったところ大爆笑された経験から、「米国の親は子供がなるべく早く成長してくれる事を望み、日本の親は子供がいつまでも子供でいてくれる事を望む」という違いを学んだという内容。もちろんどの国でも個人差は大きいでしょうが、この話は私にはものすごく思い当たる節が!これはまさしくうちの嫁姑戦争の原因(の一つ)だっ!!!

例えば、うちの娘が見知らぬ場所と人を警戒して母親の陰に隠れた場合、私は「二歳児なら当然の行動」とみなして問題視しません。しかし義母は、「嫁が甘やかすせいで孫の自立心が育たない」と大いに警戒し、全力を挙げて矯正に邁進したあげく、嫁に向かって「あなたの育児の目標は、なるべく早くなるべく頭のいい子供を育てる事であるべきだ!」と言い放って煙たがられるのです。私は親が子供の成長の足を引っ張ってはいけないと自分に言い聞かせつつも、天才幼児の促成栽培にはさっぱり興味が湧かないのですが、それが義母から見れば相当もどかしいのでしょう。いくら議論を繰り返しても溝は埋まらず、この喰い違いには文化的な差異も寄与しているに違いない・・・とはうすうす感じていたのですが、他人の書いた文章を読み、改めて腑に落ちた心地。さりとて確執が消失する訳でもないけれど。

思いがけずリカちゃんに学ばせてもらいました(笑)。私が他のお母さんに「すっかり大きくなって、もう赤ちゃんじゃないわね。」と言う場合、過ぎ去った赤ちゃん期を惜しむ気持ちが含まれているのですが、他のお母さん達は子供の成長をただただ誇らしく嬉しく感じているだけなのかも。赤ちゃんのうちから個室で1人で寝かせるようだし。それにしてもバービー嬢ではなくリカちゃんに親しみを感じ好もしく思えるあたり、私はやっぱり日本人。
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by penguinophile | 2014-03-01 06:06 | 子供 | Trackback | Comments(8)
  

ドイツ田舎町での地味暮らしを徒然なるままに。
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