Salzburg ザルツブルグ

 まだ8月だというのに、肌寒いドイツです。天候も不安定で、昨日はベリーを摘んでジャムを作るつもりだったのに、雷雨で挫折(;_;)。

 さて、遅ればせながらザルツブルグのご報告をば。貸し切りバスでNeubeuernから1時間半ほど走り、国境を超えてオーストリアに入った・・・ハズですが、言葉も貨幣も同じなので実感ゼロです。Salzburg=Salz(塩)+Burg(城)という名前が示す通り、近郊で塩が取れます。そしてその塩のお陰で食料が保存できたため、難攻不落の要塞だったらしいです。ちなみに「城」にあたるドイツ語は2つありますが、Schloss=宮殿、Burg=要塞、という違いがあるようです。
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 まずは歩いてこのお城に登りました。中はいくつかの博物館になっており、音声ガイド付きツアーは日本語も選べます(ありがたや~)。建設は1077年に始まったそうですが、現在の形に完成したのは17世紀。中央ヨーロッパに残る最大の要塞だそうです。お城の塔からの眺め↓(右下に見える緑の屋根の大きな建物は大聖堂です)。
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 そもそも要塞というだけあって、豪華な感じの部屋は少なかったですが、かなり広い。時間もなかったので、軍隊関係とか興味の持てない展示は適当にスルーして町中へ戻り、モーツァルトの生家へ↓
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 この建物の一部が、現在ではモーツァルト博物館になっています。しかし、どこまでが当時一家が住んでいた部屋かイマイチはっきりしない上に、全く関係なさそうな絵とかを展示した部屋もある、よくわからん博物館でした・・・。ちなみに天才が生まれたと推測される部屋(ベビーベッドと赤ちゃん人形が置いてあったので)は、かなり小さかったです。他には、モーツァルトの遺髪、家族の肖像、父親の書いた本、親や妹と巡業した頃の暮らし等が紹介されていました。全然関係ないけど、当時は頭に粉をかけるのがお洒落だったため、まんべんなく降りかかるよう、天井に粉を塗りつけていたそうです!掃除が大変そう・・・とか思ってしまうのは、庶民の悲しさか?

 ザルツブルグには他にもモーツァルトの住んでいた家がありますが、時間がないので今回はパス。大聖堂やMirabelle Palaceのお庭↓などを散策して帰りました。
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 そして本日のお土産はコレ↓
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 この日は別行動だった夫にリクエストされたMozart Kugelです(Kugel=球)。よくオーストラリア土産でもらう赤い包装のは、ドイツのスーパーでも買えますが、これはザルツブルグのお菓子屋が作っており、地元でしか買えないのだとか。普通のお土産物屋には赤い方しか置いてないので、散策中にキョロキョロし続け、やっと専門店を発見して購入しました。味の違いは・・・食べ比べればわかるのかな~?(^^;
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# by penguinophile | 2006-08-29 00:43 | お出かけ | Trackback | Comments(4)

漫画とキャベツ。

ザルツブルグの写真をアップするハズが、何やら全然関係ない超庶民的極小ネタでスミマセンが・・・

昨日の「ちょっとびっくり」その1:
 日本の"MANGA"は、フツーの本屋でもコーナーが設けられおり、「結構人気あるんだな~」と思っておりました。で、昨日電車に乗ったら、目の前の男性が「SHONEN JUMP'S Yu-Gi-Oh!: TRADING CARD GAME」と書かれたTシャツを着ている。「最近の漫画かな?」と思って見ていたところ、別の男性が彼に声をかけ、いきなり握手したりして意気投合。1人がゲームカードの束(高さ10センチはあった)だのカードファイルだのを出してきて、もう1人が感心するやら羨ましがるやら、大盛り上がり。なんだかよくわからないけど、日本発サブカルチャーが大いに楽しまれているらしく。更に今日、WOOLWORTHのレジ横にこのカードを発見。もしかして(一部で)流行ってるの???

昨日の「ちょっとびっくり」その2:
 焼き蕎麦とお好み焼きが食べたくなり買ったキャベツをサラダにも使ったところ、夫いわく「生のキャベツを食べるのは初めて」・・・へ!?「ドイツ=ソーセージ+キャベツ+ジャガイモ」じゃなかったの??・・・どうやら、ドレッシングであえてしんなりさせた、いわゆるコールスローサラダはあるけど、トンカツの付け合せみたいなシャキシャキ千切りキャベツはないらしい。人参は一本丸ごと齧るくせに、キャベツはなんでそのまま食べないのか、かなりフシギ。
 ちなみにリーダーズ英和辞典で"coleslaw"をひくと、Duと書いてありますから、語源はオランダ語かも。ドイツ語でもキャベツは「コール(Kohl)」ですが、コールスローサラダは"Krautsalat"。"Kraut"は「ハーブ、(特にドイツ南部で)キャベツ」の意。ソーセージの付け合せとして日本でもお馴染みのキャベツの酢漬け「ザワークラウト」は、sauer(酸っぱい)+Kraut(キャベツ)。
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# by penguinophile | 2006-08-26 01:52 | 徒然 | Trackback | Comments(4)

Neubeuern

タイトルは滞在先の村の名前で、カタカナだと「ノイボイエルン」かな。バイエルン州の州都ミュンヘンより更に南、オーストリアとの国境に近い場所です。村は小高い丘になっており、頂上にお城、中腹に村の中心の広場があります。このお城は現在、寄宿学校になっていますが、夏休み中の2週間、奨学金財団が借り受け、奨学生(大学生)向けのサマーアカデミーが実施されました。夫がその講師として招かれたため、私もくっついて行った訳です。学生はお城に泊まるのですが、講師は麓の村に泊まります。私達が泊まったのはこのペンション↓
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後ろに見えている塔は村の教会で、塔の鐘が自然に鳴ったという奇跡が伝えられています。綺麗な絵が描いてある家が多く、教会のある中央広場にある建物もこんな感じ↓(後ろにちょっとお城が覗いてます)。
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バイエルンは敬虔なカトリック教徒が多い地域らしく、教会の座席は村人の名前が入った指定席(?)でしたし、建物外壁の絵や像もキリスト教をモチーフにした物が多かったです。しかし、「十字架に釘で磔にされ、苦悶の表情を浮かべたイエス像」を飲み屋に置き、その真下でサッカーを観てビールを飲んで盛り上がるってのは・・・異教徒ガイジンである私の理解の範疇を超えておりました(^^;。
丘の上にあるお城(Schloss)↓
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上の塔の形はその名もずばりZwiebelturm(=Zwiebel玉葱+Turm塔)で、この地方特有だそうです。お城のテラスから村と谷を臨む眺めは絶景!↓
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昼食と夕食は私も講師や学生に混じってお城の食堂で食べました。食堂と言っても、日本の大学の学食とはちょっと趣が違うような(笑)↓
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学生向けサマーアカデミー、午前中はグループ毎にお勉強ですが、午後は基本的に自由時間なので、各自スポーツや音楽などを楽しみます。寒くてお天気が悪かった前半一週間、夫と私はこの自由時間に、なぜかスタジオジブリの作品をたくさん観る事になりました。というのも、「マンガとアニメ:日本人の目で見た世界」というグループがあり(!)、翌日のディスカッション材料の作品を午後に学生に観せていたのです。後半はお天気が回復したので、ハイキングやお散歩を楽しみました。村から1km程のこの湖では、泳ぐこともできます↓
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と言っても泳ぎたいと思うほど暑くなかったので、私は泳ぎませんでしたが・・・。実際に水に入っている人は少ないのに、みんな水着を着て太陽の下に横たわり、短い夏を堪能する気満々って感じなのが、なんだかちょっと可笑しかったです。
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# by penguinophile | 2006-08-22 03:48 | お出かけ | Trackback | Comments(6)

ただいま~

今朝、二週間のバイエルン滞在から戻って参りました。このブログのアクセス数を見たら、留守中も覗いて下さった方がいらっしゃったようですね。どうも有難うございました。滞在先はミュンヘンから電車+バスで1時間程のとても可愛い村でした。毎日お散歩しまくりましたが、高カロリーなドイツ飯のせいで太ったかも・・・(^^;。週末にはザルツブルグ、ミュンヘン等にも足を伸ばしましたので、明日以降、徐々に写真をアップしたいと思います。
 
ちなみに不安材料だった夜行列車は、車両トラブルのため?往路もリクライニングシートではなくなり、往復ともLiegewagen(Liege寝椅子+Wagen車両)でした。狭い寝台が左右各3段ずつある、6人一室のコンパートメントで、年齢に関わらず若者気分が味わえる事間違いなしです!?夫婦での利用なら今後もこれでOKですが、1人旅だったら追加料金を出して個室を確保するか、あるいはむしろリクライニングシートを利用すると思います。自意識過剰かもしれませんが、カーテン&チェーン付き密室で見知らぬ男性5人と一夜を明かして安眠できる程の度胸は持ち合わせていないもので。
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# by penguinophile | 2006-08-21 04:25 | ご訪問の皆様へ | Trackback | Comments(4)

お出かけ。

今晩から2週間、ドイツ南部に行きますので、更新が滞ります。新婚旅行♪・・・ではなく、夫の出張への便乗です。滞在先はここより更に田舎ですが、可愛い町で景色も良いらしいです。写真を撮ってきますから、またご訪問頂ければ幸いです。(なお、結婚式の写真を削除しました。)

電車でも飛行機でも不便な場所のため、時間節約のため往復とも夜行列車を利用します。ドイツの夜行列車に乗るのは初めてですが、予約するのが遅かったため、往路はリクライニングシートになってしまいました・・・学生時代のスキー旅行で何度か経験あるけど、もうそんなに若くないのに(--;。復路は簡易寝台なる代物に初挑戦。切符代金は、往復2人分で計208ユーロ(約3万円強)。ドイツの電車料金を日本より安いと思った事はないのに、これは妙に激安。どうやら何かの特別料金らしく、更に2人目はとても安いらしいです。いや安いのは大いに結構なんですけど、寝台が取れていないだけに、何かビミョ~に不安(^^;。

では、行ってきま~す!
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# by penguinophile | 2006-08-05 21:08 | ご訪問の皆様へ | Trackback | Comments(3)

外国人局

 結婚はしたものの、外国人である私にはまだ手続きが残っています。日本人の場合、長期滞在でも観光旅行同様にビザ免除で入国し、ドイツ国内で住民登録や滞在許可申請を行います。住民登録は、結婚後すぐに近くの市役所で済ませました。滞在許可の申請に必要な書類も揃ったので、昨日は電車で20分ほど先の町にある郡役所の外国人局(Ausländerbehörde)に行ってきました。滞在理由が結婚の場合、配偶者の給与明細や住居賃貸契約書まで提示を求められます。2時間も待たされましたが、特に問題はなく、パスポートの査証ページに3年間有効の写真つき滞在許可(Aufenthaltstitel)が貼られました・・・アレ?提出した写真より丸顔に加工されてる!?(爆)

 もう一つ、"Integrationskurs"の参加権利証明書ももらいました。これは要するに「国が費用の大部分を負担し、外国人や移民にドイツ語とドイツという国について学ばせる」制度です。そもそもは、トルコ系移民等が独自コミュニティに閉じこもる事による弊害に対処するために導入されたようです。私にとって死活問題の知識を1時間1ユーロ(約147円)という破格値で学べるこの制度、9月から大いに活用させて頂くつもりです。600時間の授業でドイツ語をマスターできるとは思えませんが、真面目に勉強すれば今よりはマシになるはず。日本語、英語、ドイツ語どれも中途半端な怪しい人になってしまう恐れも(^^;
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# by penguinophile | 2006-08-03 20:17 | 結婚滞在諸手続 | Trackback | Comments(14)

Kohlrabi & Johannisbeeren

先週はあまりに暑くて、火力発電所が冷却水温度上昇に伴い運転停止になるやら、高速道路の表面タールが融けるやら、かなりヤバかったドイツですが、週末あたりから気温が下がり過ごしやすくなっています。代わりに時折すごい雨が降ってますが。
さて本日は、日本であまり見かけない旬の食材を2つご紹介いたしましょう。まずは"Kohlrabi"↓(大きさがわかるようにペンを入れました)
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辞書の和訳は「コールラビ、球茎カンラン」・・・???よくわかりませんが、味はカブに似ており、皮を厚く剥けば、生でも浅漬けでも茹でてもOK、葉も茹でれば食べられるようです。価格はずるずる下がってきてぼちぼち底値?これは1つ15セント(約22円)で買いました。
お次は"Johannisbeeren"↓
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和名は「スグリ」ですが、むしろ英語の"redcurrant"の方が馴染があるかも。日本でも名前は聞いたことあるし、ジャムは食べた事があるような気がするけど、こんなお姿とは知らなんだ、という食材。最近よく見かけるので、たぶん今が旬。確か500g入り99セント(約145円)で買いましたが、普通はもうちょっと高めかな。スグリって「酸塊」と書くらしいですが、確かに甘酸っぱい。フォークでしごいて実を離し、ヨーグルトをかけて頂きました♪
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# by penguinophile | 2006-08-02 04:06 | 徒然 | Trackback | Comments(4)

祇園の芸者

ARTEというチャンネルで "Die Geishas von Gion - Eine japanische Tradition" という番組を観ました。なにせナレーションが聞き取れないので断言できませんが、かなりよく出来たまともな番組だったようです。舞妓さんや芸妓さんに密着取材し、お座敷の様子、踊りや三味線や生け花やお座敷遊びのお稽古、ヘアメイクと着付、三味線や着物の製作現場、昼はゴルフ場・夜はお座敷と二束のわらじを履くパートタイム芸妓さん?等が紹介されていました。

自分が最近着物を着たためか、着物姿での所作の美しさが特に目を引きました。「襟を抜くのが伝統的で、うなじが艶っぽいとされている」なんてエピソードも紹介されていました(たぶん)。そういえば先日なぜか「着物はタオル等で体型を補正する」という話になり、義母に「そんな事しちゃったら、凹凸がなくなってしまい全然セクシーじゃない!」と言われ、かなりずっこけました。微妙な色気の説明を試みるも徒労に終わり・・・これも一種のカルチャーショックか?

番組の最後の決め言葉だけは何とか聞き取れました。
"Japan ist zeitlos."(日本は時間を超越している)
お褒め頂き恐縮でございます。
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# by penguinophile | 2006-08-01 02:19 | 徒然 | Trackback | Comments(0)

美梦成真

昨日は車で30分ほど走って家具屋に行ってきました。店を探してるうちにベルギーに突っ込みそうになり、店に入ったらこれまた広くて迷いました。レストランや託児所も完備で一日遊べ、結婚間近のカップルが「リビングはこんなイメージでどう?」なんてやるには最適。ちなみに私の場合、もともと夫が暮らしていたアパートに転がり込んだので、購入予定は洋服箪笥のみと、手間隙省けて楽ですが微妙に物足りないカモ。まぁそんな訳で洋服箪笥の売場を歩いていたら・・・おぉっ!日の丸?
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"mit japanischen Schriftzeichan(日本文字付)"と書いてあり、日本をイメージした商品に間違いありません。でも・・・
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惜しい!天地逆転!どうやら組み立てた人が間違えたようです。ところで「美」はともかく「梦成真」ってナニ?
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# by penguinophile | 2006-07-30 20:33 | 徒然 | Trackback | Comments(4)

地元紙デビュー!?

タイトルほどオオゴトじゃないんですが、ちょっと面白かったのでご紹介。昨晩、ローカル紙を読んでいた夫がいきなり歓声を上げたので、何事かと思いきや、この記事↓でした。
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小さくて読めないでしょう(実は私もドイツ語なので読めません・・・)が、福島県副知事以下御一行の市役所訪問に関する記事です。で、問題はその終盤の記述(かなりテキトーな翻訳でご勘弁)。
「最後にもう一つ、予想外のハイライトが!日本からの代表団が去る際、結婚式室の前に新郎新婦が立っていました。それだけなら大してセンセーショナルでもありませんが、実は花嫁は伝統衣装を身に着けた日本人女性だったのです。新郎新婦もビックリでした。」
はい、そうです、その着物姿のビックリ日本女性は、何を隠そうこのワタクシでございます。ちなみに記事中の写真も、私たちが記念スナップ写真を撮る直前に同じ場所で撮られたものでございます。
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# by penguinophile | 2006-07-29 01:55 | 結婚滞在諸手続 | Trackback | Comments(2)