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ギリシャ文字との付き合いは遠い昔の数学以来ご無沙汰なので「オミクロン」なんて知りませんでしたが、「長いO=O+Mega」に対する「短いO=O+micron」だと教えてもらって妙に納得。中国への忖度で命名文字が飛ばされたのには苦笑してしまったものの、仮に「岸田株」「メルケル株」とか呼ばれたらあまりいい気はしないかも。

前回の記事で「ドイツから日本への入国者に対して厳しい措置が取られても致し方ない状況」と書いたら、案の定。
つい最近までドイツから日本への入国では「検疫所の確保する宿泊施設での待機は不要、10日目以降の隔離(自宅等待機)の短縮措置」が取られていたのです(ただしコロナ以前と比べるといろいろかなり面倒:出国前72時間以内に実施したコロナ検査の陰性証明の提出,誓約書の提出,スマートフォンの携行,必要なアプリの登録・利用,質問票Webへの登録,到着時のコロナ検査等)。が、しかし!

→11/30から世界のすべての国や地域を対象に、外国人の新規入国を原則停止(人道緊急案件を除き「日本人の配偶者等」であっても「短期滞在(As temporary visitor)」の資格では入国不可)……あぁ、夫の入国はほぼ無理だな。
→12/1から「検疫所の宿泊施設での3日間待機(退所後、入国後14日目まで自宅等待機)措置の対象国」に指定……入国したらホテルに缶詰めかぁ。まぁ3日位ならしょうがないね(正直な話、もしお一人様で上げ膳据え膳でアマゾンプライムとかネトフリとか大画面で観放題だったら、それはそれで大いにアリという気もしないでもない、ってそんなうまい話じゃないか)。
→日本到着の国際線の新規予約停止を要請(12月末まで)……まさか海を泳いで渡る訳にもいかないし、私や子供達も実質的に入国不可になっちゃった。
→12/3から「検疫所の宿泊施設での6日間待機(退所後、入国後14日目まで自宅等待機)措置の対象国」に指定……←今ココ。

展開が早い!どんどん措置が厳格化されていくので、外務省や領事館から毎日メールが来てます。国の政策としては後手に回るより先手を打つ方が望ましいし、未知のリスクだから念のためまずは厳しい措置を取るという方針も理解できる。更に私は冬休みに里帰りを予定していた訳ではないし、「DV被害に遭って実家に駆け込む必要に迫られた可哀そうな外国人妻」でもなければ「現地政権が崩壊し早急に帰国しなければ命の危険がある」訳でもないので、個人的には実害はない。それでもこれまでで最も厳しい措置に、在外邦人の端くれとして「鎖国で締め出された134.png」感を禁じ得ない。

>「すでに入っている予約の取り消しについては、航空会社から『それは勘弁してほしい』と強く言われている。」
確かに航空会社にしてみれば『それは勘弁してほしい』だろうなぁ。よくわかります。

おまけ:昨日の「いやそれはちょっと違うだろ」↓
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実食した人の感想「アジア風味のスパイスが効いた麺入り野菜スープ」。あぁうんまぁ写真を見てそんな感じじゃないかと思ってたよ…日本式ラーメンと呼ぶのはできればやめて欲しいけどね…。もうこの際いんちきラーメンでも何でもいいから、大学の学食が営業を続けられる状況が続く事を祈っています。

そもそも暗くて寒くて気持ちが沈みやすい季節なのに、とどめを刺すように雨やらみぞれやら強風やら。お天道様が恋しい。
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追記:
→12/2 国際線新規予約の一律停止要請取り下げ
「停止の要請を取りやめる」ってわかりにくいけど、えーっとこれはつまり、
「せっかく国内の感染が落ち着いてるのに、外国から変異株がたくさん入ってきたらマズいから、とりあえず一か月間入国をできるだけ止めようとしてみたけど、邦人保護の観点からあり得ない!とか反発を喰らったから、慌てて撤回してみました~」
という意味かしら。
去年の春にメルケル首相が「復活祭祝日を増やします」と宣言したけれど、「直前になっていきなりそんな事を言われても困る」と猛反対を喰らって撤回したのを思い出しました。
それにしても忙しない右往左往ぶりで、現場はかなり混乱している事だろう。

<広辞苑>
ちょうれい‐ぼかい【朝令暮改】
[漢書食貨志上]朝に政令を下して夕方それを改めかえること。命令や方針がたえず改められてあてにならないこと。朝改暮変。

私などは個人の勝手で外国に住んでおり、既得権益のように日本の国籍を持ってはいるものの、日本の国益には貢献していない。でも在外邦人の中には、会社のため、ひいては日本のために、住みたくもない外国で頑張って働いている人達がたくさんいる訳です。中には現地での滞在ビザが切れる人もいるし、単身赴任中で年末年始くらいは日本の家族に会いたい人もいるでしょう。慣れない異国暮らしで心身に不調を来たしながら踏みとどまっている帯同家族もいるし、この冬の一時帰国中に受験を予定している子供もいるでしょう。日本にいる日本人の生活を直接あるいは間接的に支えている在外邦人の帰国を実質的に拒否する施策には、憲法や人権といった問題も絡んでくる訳で、いくら迅速な対応のためでも、関連省庁から民間への「要請」とやらで安易に実施するのは筋違いの気がします。今の日本と海外の感染状況を見れば、大部分の日本人が「国籍を問わず誰も海外から入って来ないで欲しい」と思っても無理はないし、その心情に寄り添うような政策の方が、票集めには有利かもしれないけれど。

# by penguinophile | 2021-12-02 00:01 | 徒然 | Comments(1)

待降節2021

今週末から待降節に入るのに先駆けて、今年も元・隣家の模範的主婦S夫人が、キャンドルリースとカレンダーを届けてくれました。今年のリースはちょっと大人っぽくて素敵113.png。うちの子供達は、S夫人が毎年買ってくれていると思っていたようですが、スーパーで販売されている商品はこんな豪華じゃないよ。
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ドイツではコロナ感染が広がっているため、地域によってはクリスマス市が中止になっていますが、私の住んでいる町では2年ぶりのクリスマス市が先週末から始まりました。土曜日にギムナジウムの一般公開があったので、帰りに昼食がてらちょっとぶらつきました。夜の方が雰囲気はいいんですが、人が多そうなので今年はパスかな。建前としてはワクチン接種者&感染からの快復者限定(2G)ですが、実際のところノーチェックです。屋内はマスク着用義務ですが、屋外はマスク「推奨」(だとほとんどの人が着用しないところが日本との違い?)。
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揚げ物を食べまくったムスメは、翌日曜日はお腹を盛大に壊してソファとトイレを往復して過ごし、月曜日は学校を休みました。

↓ロベルト・コッホ研究所のコロナ・ダッシュボードより(2021/11/25)。
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前記事で「新規感染者数が過去最多の5万人超え」と書きましたが、2週間後の今日は1.5倍の7.5万人/日と最多を再更新し、累計死者数は10万人を超えました。もっと人口が多い日本の感染者数が100人/日水準なのも逆の意味でびっくりですが。ドイツから日本への入国者に対して厳しい措置が取られても致し方ない状況だよなぁ、と思ってしまった。
キャンドルリースを作ってくれたS夫人とそのご子息は、コロナワクチンを接種していません。息子さんは医師なので、無知でワクチンに反対しているとは考え難く、熟慮の末の決断なのでしょう。とはいえこれだけ感染が広がっている状況で、80代がワクチンを受けないというのは、かなり重い決断。もし感染したら命にかかわりかねないと思うと、今はうちの子供達がS夫人と会う機会がないのがむしろ好都合です。
昨日、義母から夫に連絡があり、小1の甥(義弟の息子)がコロナに感染したそうです。先週末、お友達の誕生日パーティーがあり、参加者が全員もれなく感染してしまったとか(感染場所が学校ではなくパーティーだと、微妙なやらかし感が…)。幼稚園児や小学生はワクチンを接種していないので、集団感染が起こりやすい気がする一方、幼いから症状は出にくい…かと思いきや、甥は高熱で苦しんでいるそうです。それでも熱だけで済めば「軽症」に分類されるんでしょう。せめて幼稚園児の姪にうつらないといいんですが。義弟夫婦はワクチンの有効性次第?子供の年齢が低いほど、家庭内隔離は難しそうです。
トップ交代に伴い政治家達がパワーゲームに奔走するのは永田町もベルリンも同じ?

追記:さっき義弟と電話で話したところ、甥が感染した経路は不明だそうです(「誕生会で全員感染」情報は…もしや義母の豊かな想像力の産物か?^^;)。甥は症状が出る前に学校のコロナテストで陽性となり、吐き気と熱で2日間ダウンした後に回復したそうです。家庭内感染はどうやら免れているとか。電話している義弟の後ろで子供達が騒ぎまくっていたので、安心しました。

# by penguinophile | 2021-11-26 00:15 | 徒然 | Comments(2)

カーニバル開始

↓ロベルト・コッホ研究所のコロナ・ダッシュボードより(2021/11/11)。
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地図の凡例、最初は赤=Max100までだったのに、その後の上昇に伴って、濃い赤、ピンク、濃いピンク…と色が加わり、わかりにくい。
コロナ新規感染者数は過去最多の5万人超え。指数関数的な増加っぷりがこわい。まぁ別に何万人感染しようが、全員が無症状なら問題ないかもしれないけど、実際は無症状どころかICUが逼迫し死者235人/日。これはさすがにマズいのでは…と真面目な日本人の私などは思うのでございますが…。
本日「11月11日11時11分」は伝統的にカーニバルの開始なのです!(と言っても本番はまだ3ヶ月以上先のハズなのだが)カーニバルの本場(と言えばリオのような気がするけど、ドイツにおける本場である)ケルンの本日の風景↓
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マスクなしのこの人混み、日本では今年はほとんどお目にかかれなかった光景でございましょう?いやドイツでも私の周辺では見た覚えのない光景ですが。いくら屋外で2G(ワクチン接種者(geimpfte)&感染からの快復者(genesene)限定)でも、この人数でビール飲んではしゃぎまくってて、爆発的な感染があっさり収まったらむしろ驚くわ。小池都知事が想定する「withコロナ」とはかなり違う気がする。ちなみにカーニバルの王子様(という役割があるらしい)はコロナ陽性のため参加できず。
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もちろんクリスマスも忘れた訳ではありません。ビール8ℓ弱+瓶でかなり重そうなアドベントカレンダーです。無料オンライン・ライブ・ビールテイスティング&テイスティング・アプリ付き☆(とカタカナに直してみたもののさっぱり意味がわからん。24日間ぶっ続けでライブ映像を視聴しながらこのビールを飲んでアプリに記録するの?)。ドイツビール愛好家へのプレゼントによろしいかも。

# by penguinophile | 2021-11-12 06:06 | 徒然 | Comments(0)

作業中にYouTubeで適当に音楽を流していて、「ん?この曲知ってるぞ?どこで聴いたんだっけ?」となったのがこちらの曲↓
ANA機内で搭乗時や到着時に流れている曲です。葉加瀬太郎さんの作品だとは知りませんでした。
次男と娘は「あぁ~!ANAに乗りたい!日本に行きたい!」と私と同じような反応を示しましたが、長男からは「うっ!この曲を聴くと気持ち悪くなるからやめて!」という予想外の反応が返ってきました。飛行機に乗るといつも乗り物酔いでゲロゲロ吐きまくるのを思い出してしまったらしい。パブロフの犬…

ドイツから日本に里帰りする時は、ルフトハンザかANAに乗る事がほとんどです。子供達と私は圧倒的にANAが好き。機内でコナン君など日本のアニメが観られる事もありますが、最も大きな違いは客室乗務員によるサービス。サービス砂漠のドイツに慣れた身としては別に神様扱いして欲しい訳ではありませんが、子供の吐瀉物の入ったエチケット袋を捨てる場所を探している際に、ゴミ箱の場所を黙って顎で示されるルフトハンザと、体調を気遣われるANAでは、客側が抱く印象が違って当然でしょう。ちなみにANA職員は、吐いた乗客を気遣う様子を見せつつ、搭乗前の体調などをさりげなく聞き出します。客室乗務員の最も大切な使命は乗客の安全を守る事だと考えれば、後になって伝染病が発覚した場合に備えて、こういった情報を収集しておくのは結構重要かもしれません(客に顎をしゃくってる場合じゃない)。娘にとっては「ANAのお姉さん達は綺麗」なのも高ポイントなようです。素材としての美人度の優劣はなくとも、美人に見せようという気合の入り方に雲泥の差があります。中身が昭和オヤジのワタクシなど、搭乗口でキレイなスチュワーデスさんににっこりと微笑んで「お帰りなさいませ」と言われただけで心拍数が上がり、「お一人でお子様三人お連れになって、大変ですね。何かお手伝い出来る事がありましたら、遠慮なくおっしゃって下さいね」と声をかけられて惚れかけます。

コロナ禍で大打撃を被っている旅行業界で働く皆様に、心からのエールを送ります。


# by penguinophile | 2021-11-04 04:50 | 徒然 | Comments(4)

『お好み焼き』

10月ももう終盤。最近はめっきり秋らしくなり、今週末からは冬時間に突入です。この時期になると毎年必ず「落ち葉ってこんなに多かったっけ?」と同じ事を思ってしまいます。夏の終わり頃からほぼ毎日見かけているリス達も、冬支度に拍車がかかる頃かしら。

コロナ禍で世界が一変してから、一年半以上が経ちました。最近のドイツでは、また感染者数が増えてきている一方で、ワクチンのお陰か死者数はあまり増加していないためなのか、強気路線を続行中。3Gと呼ばれる「ワクチン接種者(geimpfte)、感染からの快復者(genesene)、コロナ検査の陰性証明(getestete)」を前提として、各種規制はほぼ解除されています。生活感覚としては、ワクチンパスポートと医療用マスクさえあれば、コロナ以前に近い生活が送れるようになってきています。その一方、コロナ検査は(子供や特殊な事情がある人を除いて)有料化された上に実施機関も減ったので、ワクチンを受けたくない主義の人には不便な世の中になってきました。

この一年半余り、うちの子供達が通う学校では、州の規制と感染状況に合わせて、休校/オンライン授業/分散登校/濃厚接触者のみ自宅隔離の一部リモート授業…と様々な手段を講じて、子供達が何とか学びを継続させられるよう、トライ&エラーの手探り状態ながら懸命の努力を続けてくれました。一方、地元の大学では、実験系など一部を除き原則としてオンラインのみという状態が続いていましたが、10月から始まる冬学期では久しぶりにキャンパスで対面授業が行われる事になりました。やはり3Gが前提ですが、先生が講義の度に全学生のワクチンパスポートをチェックするのは現実的ではないので、アームバンドを使って管理しています。学食も久しぶりに通常営業に戻ったようですが、閉校中に暇を持て余したスタッフが新メニューの開発に勤しんだ成果なのか何なのか、目を疑う一皿が…!
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お好み焼きはドイツ人にも比較的受け入れやすい日本食だとは思いますが、まさかこんな田舎の大学で!?いやぁ驚いた。日本語の授業を受講している学生達のほとんどが事前にチェックを入れていたという期待の?新メニュー。しかし…実食した人曰く、お好み焼きは生地が堅くて食べにくく、その上に生のネギやもやしがどっさり乗っていたので、かなり不味かったとか。実食者は冷凍寿司(ココナッツ・マヨネーズソース添え!)でもハッピーなドイツ人ですから、高評価でもあまり信頼できない反面、低評価は信頼できる。あの酷評ぶりは相当ひどい代物だったに違いない。
日本食に興味を持って挑戦してくれるのは嬉しいけれど、この学食の味をお好み焼きと認識されてしまうのは、とても残念。私は大学関係者ではないし、大阪人でもないけれど、いっそ調理場に乗り込んで指導を入れたい気分。

# by penguinophile | 2021-10-30 00:37 | 言葉、亜細亜 | Comments(4)