W杯お掃除チャンピオン

サッカーW杯inロシア、始まりましたね~。小学校の校庭で子供達が興じているサッカーも、心なしかいつもより熱が入っているような(笑)。ドイツが第一戦を迎えた日曜日、長男は学校でキックオフ前に生徒が企画したMenschenkicker大会に参加しました。「人間卓上サッカー」とでも訳せるかな?こんなゲームです(写真はWikipediaより引用)↓。
c0076387_05511493.jpg
初めて知ったけどなんか楽しそう!長男のチームは見事に全敗だったものの、本人は楽しんだようですが、その後に行われた試合でドイツが負けてしまったので、浮かない顔で帰宅しました。

そして昨日の日本vsコロンビア戦、前半はテレビで観戦できました。開始後数分で「えっ!レッドカード!?えぇっ、もうゴール!?」と展開の速さに付いて行けず。試合が終わってから、出先で携帯で結果をチェックして、「よっしゃー!勝った!」と一人で拳を突き上げてみた・・・・・・って単なる変なおばさんですな(^^;。できれば他の日本人と一緒に町のパブリックビューイングで観戦したいところですが、なかなか機会がありません。ロシアとはあまり時差がないので見やすいハズなんですが、午後から夕方の時間帯で子供の行事や習い事にぶつかってしまうのです。ちなみにこのパブリックビューイング、ドイツ戦はかなり賑わうため、警察が出動し入場を制限しセキュリティーチェックをし、と大騒動のようです。日本戦なんかスッカスカで閑古鳥が鳴いてて赤ちゃん連れでも余裕。そしてビールと焼きソーセージの屋台がしっかりあるのがドイツらしい、とは言え日本戦の時は営業してないかもだけど。

さて、試合終了後に日本人サポーター達がスタジアムを片付ける姿が、ドイツのメディアでも取り上げられていました。これを見習って片付けに参加する外国人サポーターもいたようで、こういう正の連鎖は嬉しいですね~。ちょっと面白かったのがこの記事。↓

何が面白かったかと言うと、日本の小学校で生徒達が掃除をする動画を引用していた事。日本で生まれ育った私に言わせれば、教室は生徒が使うんだから生徒が自分で掃除するのが当たり前だろ!という感じですが、ドイツでは学校を掃除するのは基本的に掃除婦さん(Putzfrau)。そして掃除やゴミ収集といった3K仕事につくのは外国人が多いという事もあり、この職業をちょっと下に見る雰囲気がなくもない。実はうちの子供達も、家で掃除のおばさんを馬鹿にするような発言をした事があり、私はかなりきつく叱りました。「そもそもは自分達で掃除すべき場所を代わりに掃除してくれる人達に対して、大いに感謝するのが当然なのに、馬鹿にするなんて言語道断もっての他だ~!」ってね。子供にしてみればちょっとした軽口のつもりだったんでしょうが、外国人(しかも日本人)母の私としては、聞き捨てなりませんでした。ちなみに掃除を外注している一般家庭も日本よりずっと多い気がします。私達が住んでいる個人アパートでも、入居三世帯中うち以外の二世帯で掃除を外注していますし、階段や地下の洗濯室といった共有スペースには大家さんが掃除婦さんを雇っており、その費用は家賃に加算されています。

ドイツの家庭は常にしっかり片付いて綺麗で素敵なおうちが多いですし、ドイツの町は世界基準で見ればかなり清潔な部類に入るとは思います。それでも天気がいい日の芝生広場が夕方には一面ゴミだらけ、とう問題をローカル新聞で読んだ事があります。カーニバルのパレードで配られたお菓子をその場で食べたら、包装紙は地面に投げ捨て。年越しに打ち上げ花火を道の真ん中であげた後のゴミは放置。町の片付けは市の仕事、そのために税金も払っているんだから当然だし、ドイツ語がまともにしゃべれない外国人労働者の雇用先確保にも貢献している・・・という理屈になるのでしょうが、日本人の私としてはぶっちゃけ「自分の家は綺麗に保つくせに、道路にゴミを捨てても平気だなんて、公共マナー面で未熟」と思わざるを得ません。私が抱くこの違和感は、嫌々ながらもずっと学校を自分の手で掃除し続けた事と、無関係ではないでしょう。

うちの近所にファーストフード店があるので、家の前に食べた後のゴミがポイ捨てされている事が時々あり、不快に感じています。更にある晩、食事の後に窓を開け放して換気していたら、なんと飲みかけのミルクシェイクがプラカップごと部屋の中に投げ入れられました。まさか2階に住んでいてそんな被害に合うとは・・・orz。壁や床に飛び散ってベタつくシェイクを拭き取りながら、「ほんっとにマナーのなってない奴ら!シェイクを飲んでいたんだから、酔っ払っていた訳でもあるまいし!」とものすごく腹が経ちました。子供達は「犯人は若い男」とプロファイリングしていましたが、確かにかなり腕力というか物を投げる力が必要な悪戯で、少なくとも私には絶対に無理。別に治安の悪い地域ではなく、町の中心から少し離れたごくごく普通の閑静な住宅街での出来事です。ファーストフード店の隣にディスコだかクラブだかを作る計画が頓挫して良かった、これ以上マナーの悪い若者が近所に増えるのは御免こうむりたい、というのが本音です。

先月はたまたま入場券を入手したので、大学祭に遊びに行きました。私が大学在学中の日本の大学祭は手作り感満載でしたが、当地の大学祭は極めて商業的でした。企画運営は広告会社が担当、音楽はプロのバンドを呼び、飲み物や食べ物の屋台もプロ業者が営業、コンドームのゆるキャラが闊歩し、学生は高いお金を払って入場してひたすら飲んだくれて踊り、急性アル中とおぼしき患者を待機していた救急車が搬送、というお祭りでした。大学の一部を封鎖してプロの警備員が警備に当たっている会場内では、飲み物や食べ物の値段が高いので、学生達は前もって寮やアパートで飲み食いしてから会場に向かいます。いや正確には、会場に向かいながらもお酒を飲み続け、セキュリティーゲートの手前で瓶を投げ捨てます。すると待ち構えていたホームレスの人々が、投げ捨てられた大量の瓶を黙々と拾い集め、近くの店に持ち込んでデポジットを懐に入れる。捨てる神あれば拾う神ありというか、需要と供給が噛み合っており、結果的にゴミは出ていないのですが、見ていてあまり良い印象は持てない光景でした。私は子供達を隣人に預けていたので、夜はこれから♪のまだ陽の高い時間帯に会場を後にしたものの、オバちゃん的にはこれ以上酔っ払いの密度と強度が増える前に退散して正解!という雰囲気でした。

日本でもイベントの後などかなり散らかる事があるでしょうし、悪質な悪戯をする人もいるでしょう。世界にはもっと散らかり放題の国がいくらでもありそうですから、単に程度と頻度の違いとも言えます。でも日本なら、散らかし放題の光景の裏に人種差別や格差社会といった問題がちらつく事はない。それとももしかしたら最近はそうとも言い切れなくなってきているのかな・・・・・・だとしたらちょっと悲しいです。

一昨日は次男の誕生日でしたが、夏休み前の気候がいい季節で週末も何かと予定が入っているため、お友達を招いてのお誕生会は少し先を予定しています。さっき次男に招待客リストを書かせたら、9人の名前が出ましたが、なんと過半数の5人がイスラム教徒でした。ラマダンは先週で終わっているので日中の飲み食いは問題ありませんが、豚肉やグミは絶対禁止、途中でいきなりお祈りを始める子供が出る可能性あり。問題行動を起こす怖れのある要注意人物は1~2人。がんばろ~!ってかその前に掃除か!他人のポイ捨てに偉そうに眉をひそめても、自分の家の中が散らかってるようじゃ全然ダメダメか!?

[PR]
by penguinophile | 2018-06-21 05:53 | 徒然