裸文化と授乳に関する一考察

新宿のデパートでオムツが交換できる場所について訪ねたところ、「ベビー休憩コーナー」を案内されました。教えてもらったフロアに行ってみると、オムツ交換台のみならず、粉ミルク調整用の流し台、離乳食用の電子レンジ、赤ちゃん用の身長体重計、そして試着室のような男子禁制授乳室まで完備されたスペースが!こんな充実した設備があるなんて、私は全然知らなかったんですが、東京に住んでいた頃は縁がなかったから気付かなかっただけでしょうか?ショッピングセンターでも同じような場所を見つけて大助かり。成田空港にも、授乳室があったので覗いてみたら、流し台とベンチが置いてありました。

フランクフルト空港でも哺乳瓶マークを見かけたので覗いてみたら、こちらは単なるオムツ交換スペースでした。ドイツでは、身障者用トイレにオムツ交換台がついている事はありますが、日本の「ベビー休憩コーナー」のように充実した設備は見た事がありません。もっとも私は田舎町暮らしで行動範囲が超限定されているもので、絶対にないとは断言できませんが、少なくとも女性専用授乳室はなさそうだなぁ、と思うのには訳があります。

以前に会った夫の友達の奥さんは、レストランでも道端のベンチでも、全く躊躇する事なくオッパイをバーン!と出して堂々と授乳していました。その光景を奇異の目で見る人もいなかったので、ドイツ的にはそれでOKなのでしょう。だったらわざわざ授乳室なんて作る必要はない訳です。でもその光景を見た時にちょうど妊娠中だった私は、「赤ちゃん連れの外出ではそこまでやる覚悟が必要なんだ!?」とショックを受けたものです。しかし、いざ自分がその立場に立ってみると、何もあそこまでモロ出ししなくても授乳は十分可能である事が判明したのでありました(笑)。

ちょっと話が飛ぶようですが、ドイツのサウナは「全裸混浴」が原則です。「えぇ~っ!?」と思ったそこのあなた、ラケルさんの突撃レポートをぜひご一読下さい。ちなみに私は、混浴サウナは未体験ですが、ホテル内のプール脇にあるドアをうっかり開けたらオヤジの仰向け裸体がゴロゴロ転がっていたので硬直しちまった体験はございます。でもまぁ、全裸に抵抗がない人なら、授乳ごときに抵抗を感じなくても不思議はないでしょう。

私の義母は、湖ではトップレスで泳ぎ、庭ではすっぽんぽんでシャワーを浴びるツワモノです。ヨメの私も、夏に遊びに行くたびに「さぁトップレスで泳ぎに行きましょう!庭でシャワーを浴びなさい!ドイツではそれが普通なのよ!」と強力に勧められていますが、修行の足りない私は隣人の目が気になるので、義母の目を盗んでこそこそと室内シャワーを使う有様。
そんな天真爛漫(?)な家庭では、授乳姿を人前に晒したくないという私の乙女心自意識過剰など、理解されるはずもありません。夫の家族がうちに来た時、私が寝室でこそこそ授乳していたら、義母が「ほらほら、見て見て!おチビちゃんにオッパイあげてるのよ~♪」とか何とか言いながら、義弟を伴って入ってくる始末。

そんなドイツで日本のような男子禁制授乳室が普及する日は・・・ウォシュレットが普及する日と同じくらい遠いかも・・・
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by penguinophile | 2008-02-25 08:20 | 徒然