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親馬鹿日誌:脅迫状

昨日はサッカーW杯日本vsポーランド戦がある時間帯に、ちょうど町の中心部で子供の習い事があったので、待ち時間に勇んでパブリックビューイングに向かいました!・・・が、画面に映し出されていたのはなんと!「セネガルvsコロンビア戦」でした・・・orz 。ポーランドが次に進めない事がわかっていたためか、日本vsポーランド戦は一般のチャンネルでは放映されなかったようです。そんな訳で、日本戦が煮え切らない試合だった事は、後になってネットで知りました。一昨日のドイツvs韓国戦で「ドイツがキーパーまで総出で攻めに出た隙に、韓国ががら空きのゴールにシュートを決めた」衝撃の場面が頭に残っていただけに、日本の時間稼ぎプレイを想像して「オトナの世界っていろいろと難しいやね」と思ってしまいました。それにしても、ドイツが一次リーグで敗退し、日本が決勝トーナメントに進出するとは、誰が予想したでしょう。予選の内容がどうであれ、日本チームをまた応援させてもらえるのは有り難いです。

閑話休題。娘(7歳2ヶ月)からラブレターをもらいました。↓
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「まま162.png162.png だいすき!162.png162.png162.png162.png162.png

私の喜び方が足りなかったのか、引き続き脅迫状が渡されました。↓
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「まま らぶらぶして!
 そうじゃないとしんじゃうんだもん。
 それはやだでしょー145.png

確かに娘に死なれるのは嫌だ。なので、盛大にラブラブ(ハグ)しておきました。

一方、次男(9歳0ヶ月)からは、こんな質問をされました。

次男「地球はどうやって出来たの?」
私「その質問は誰に聞くかによって答が違うだろうね。教会の牧師さんに聞いたら『神様が一週間かけて創った』と答えるでしょう。科学者に聞いたら『大きな爆発で出来た小さな粒が集まって出来た』と答えるでしょう。」

こうやって改めて文字にしてみるとかなりテキトーですが、私としては精一杯わかりやすく答えたつもりだったのです。が、しかし。引力を説明しようとして「モノとモノはこんな風に引っ張り合っているんだよ~」と次男をハグしたのがまずかったらしい。

次男「つまり地球はラブラブパワーで出来ているんだね!162.png162.png162.png

・・・なんか更にものすごく大雑把な理解になってしまったような気がするのだが、いいのだろうか?まぁとりあえずいいか。目がキラキラしてて可愛いから。そのうち学校でちゃんと教わってくれたまえ・・・(忍耐力不足の育児放棄)

長男(11歳0ヶ月)は、既に学校でちゃんと教わったのか、あるいは学校の近くにある児童図書館で次々と借りてくる図鑑本で読んだのか、「いや、そういう事じゃなくてさ」と説明しようとしていましたが、当の次男が既に興味を失っていました(^^;。

ちなみに長男は児童図書館に置いてある図鑑本は既にかなり読み終わってしまったらしく、最近はなぜか『名探偵コナン』の漫画を借りてくるので、父子4人が読んでいます。当然ドイツ語訳ですが、今日は「黒い五円玉3枚で『ごくろうさん』ってどういう意味?」と聞かれ、翻訳の限界を感じました。
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この表紙↑を見て驚いて「この人、誰だか知ってる?」と聞いたら、「リョーマ・サカモト」という返事が返ってきました。コナン君に日本の偉人を教わる事になるとは予想だにせず。

先週は肌寒いお天気で寒がりの私は薄手のダウンジャケットまで着てしまいましたが、最近また暑くなってきました。次男と娘は、一緒に寝るぬいぐるみの数が多過ぎると暑いと気付き、新たにシフト制を導入。↓
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今日は次男がお友達の家にお泊りに行っているのですが、シフトに入っているぬいぐるみは私が代わりに添い寝するべきなのでしょうか。ぬいぐるみの働き方改革が試行中の我が家でございます。

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by penguinophile | 2018-06-30 06:36 | 子供 | Trackback | Comments(0)

昨年の夏に入学した頃は、学校が楽しくてたまらなかった娘(7歳1ヶ月)。最近は慣れて飽きてきたらしく、そう楽しくもないようですが、お友達とは仲良くやっている様子が見て取れるので、まぁ大丈夫でしょう。学校から「一日10分音読」の宿題を出されたので、便乗して日本語も「一日10分音読」をしてもらっています。

「『ももは ひとりでに ふたつにわれて、中から とび出したのは 元気な 男の子。
 おじいさんと おばあさんは おおよろこびです。』
 ・・・えっ!?おおよろこび?なんで?桃、食べられないでしょう?」

えっ、そっちの心配!?

そして私がちょうどうちにあった桃を切ろうとしたら、

「気をつけてね!桃がパカッと割れて、中から桃太郎が出てくるよ。」

この台詞、なんか前にも聞いたような気がする?と思ったら、7年前に当時4歳の長男が発していました(過去記事参照)。7歳でもまだ言うのか~。

次男(8歳11ヶ月)は、一年ほど前から、日本人の先生にピアノを習っています。今練習している曲は「メヌエット」と「アルプス一万尺」。メロディを覚えさせようと、YouTubeで「アルプス一万尺」を見せたら、娘と手遊びをしながら歌い始め、

「♪アルプス一万尺♪オヤジの上で♪アルペン踊りを♪さぁ踊りましょ♪」

いやいや、オヤジ狩りじゃないんだから、親父の上で踊るのはやめましょう。ちなみに私はかつて「子ヤギの上」だと思っていたけど、正解は「小槍」。そして何となく「アルプスの少女ハイジ」の世界を想像していたけれど、実は日本アルプスが舞台で、なんと歌詞が29番まであるらしい!(Wikipediaリンク)

子供のお迎えで小学校に行ったら、たまたまいた中学生くらいの男の子のTシャツに日本語で「挫け」とプリントしてあって、思わずまじまじと見てしまった。絶対意味わかってないよなぁ。そもそもナゼその単語を印刷したのか。でも私のドイツ語も未だに似たようなレベルのような気がする。以前、長男に「ママはボクが生まれる前からドイツに住んでいるのに、どうしてボクよりドイツ語が下手なの?」というごもっともな質問をぶつけられてしまったワタクシ。娘を見習って毎日10分音読したら、少しはマシになるのだろうか。

昨日は長男が11歳の誕生日だったので、マッフィン36個(学校に持っていく)とチーズケーキを準備しました。誕生日パーティーはどうしようかと思っていたら、「ギムナジウムに進学したら、誕生パーティーをする子がもうあまりいないから、ボクもやらなくていい」と自分から言ってくれたので、正直助かりました(^^;。昨日はちょうどご近所さん宅に行く予定だったので、ケーキを持参して一緒にバーベキューを楽しみました。週明けには次男の誕生日があるので、またマッフィンやケーキを焼かなくてはなりません。まぁ毎日キャラ弁やデコ弁を準備する日本のお母さんの努力と苦労に比べれば、全然大した事はないんですけどね。そういえば先日図書館で、日本の漫画が置いてある書棚の隣にデコ弁の本が置いてありました(つまり料理のコーナーではなくいわば色物扱いか)。ドイツでもこういう弁当を作る人がいるのか・・・と感心してみたものの、実際には「サンドイッチあるいは買った丸パンそのまま+果物」しか見た事はありません。

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by penguinophile | 2018-06-13 21:35 | 子供 | Trackback | Comments(0)

先週末、英ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式をテレビで観た。ロイヤルカップルの幸せそうな姿を微笑ましく思う一方で、画面に映るセレブ達の離婚や再婚に思いをはせ、「離婚と再婚を繰り返している人って絶対すごいエネルギーあるよねぇ。私なんかとても無理だわ。」などと子供相手にあるまじき本音をつい漏らしてしまったところ、

娘(7歳0ヶ月)「でもママはもう3回結婚したでしょう?」
私「へ???ママは一度しか結婚した事ないよ?」
娘「でも子供が3人いるでしょう?」
私「・・・・・・(もはや何をどこからどう説明すればよいのやら)」

日本でも離婚はいろいろと大変だろうが、それでもお互いが合意すれば、紙一枚の届出によって離婚は成立する。ドイツではまず1年間の別居生活を経た上で、弁護士を立てて家庭裁判所での裁判を経て初めて離婚が成立するので、はっきり言ってかなり面倒。離婚率の高い現代社会では、離婚の面倒を考えるとそもそも籍を入れずに同棲だけする方がいい、と考える人がいても不思議はない。夫婦で姓を同じにする必要がない事もあり、知人カップルが法的に結婚しているかどうかいちいち知らなかったりする。結婚せずに子供を産んでも、社会的に不利な立場に置かれる訳でもないらしい。となるとそもそも結婚制度に意味があるのか?税制上の優遇措置を受けるため、という意味はあるのかも。また、うちのように片方が非EU市民の場合には、滞在許可や労働許可を得るための手っ取り早い方法かも。

ドイツのシュレーダー前首相(74)が、26歳下の韓国人女性と5度目の結婚をした。自動車メーカーAudiのマークが円4つなのになぞらえて、「シュレーダー氏は結婚(指輪)4回だからAudi」などと揶揄されていたが、四輪Audiを卒業して五輪オリンピックに突入したらしい。60台の友人は「あんな男、どこがいいのかわからない!」と言っていたが、少なくともお金とエネルギーはたくさん持っていそうだ。別に何度結婚しようが不倫で提訴されようが、私には関係ないのだが、韓国女性と交際しながら慰安婦問題で日本を批判されると何だかチョットねぇ・・・。

以前に日本で見たテレビ番組で、当時まだ独身だった菅野美穂の「離婚しない結婚相手を選ぶには?」という質問に対し、「引越回数が多い人は要注意」という趣旨の回答があった。要するに「現状に満足しやすい性格か否か」という意味だろうが、妙に納得したので記憶に残っている。ちなみに夫も私も無闇に引越を繰り返さない面倒くさがり屋のせいか、離婚話が出てこない代わりに、家活話も進む気配がない。

7年前にヘンリー王子の兄であるウィリアム王子が結婚した当日に生まれた娘は、メーガン妃のウェディングドレス姿にうっとりして、「あたしも今日結婚して赤ちゃんが欲しい」と言ってのけた。いやそれはいろんな意味でまだまだ無理だから。

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by penguinophile | 2018-05-24 01:01 | 子供 | Trackback | Comments(0)

娘(6歳)の友達から回ってきたサイン帳。頑張って自分で書いてみたらしい。
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Q)挑戦してみたい事は?
A)男の子にキスする

・・・・・ってオイ!
ティーンエージャー女子向けのサイン帳だったので、「秘かに好きな男の子はいる?」や「キスした事ある?」といった質問に引きずられた感はあるものの、それにしてもイマドキの小学生はませてんな!

私は「女らしい」と褒められた事はほとんどありませんが、「男らしい」と呆れられた事は何度もあるような性格。うちの娘は、そんな私から産まれたとは思えないほど「女子」。驚くほどの甘え上手で、例え夫や私に万が一の事があっても、たくみに周りの大人の心の隙間に入り込んで甘え、逞しく生きていけそう。
「ねぇ、はなこ、可愛い?」
「あぁ、可愛いよ。」
「はなこの事、好き?」
「あぁ、好きだよ。」
というバカップルさながらの会話を母娘で繰り返していると、「可愛いけどメンドクサイ彼女を持った、優しいけど面倒くさがりの彼氏」になったような気がしてきます(爆)。

可愛い服が大好きな娘とは対照的に、長男(10歳)は今のところファッションへの関心はゼロ。洋服のサイズをチェックしたいから試着を頼んだら、
「えぇ~!生きてる時間の無駄遣い!」
まさかドイツ生まれドイツ育ちの子供の口からこんな表現が出てくるとは思わなかったよ。そういえば「ほっぺた落ちそう~!」と叫んだ事もありました。どこで覚えた、その表現。長男は何かと「そんな事よく知ってるな!」という事が多い子です。そして次男(8歳)は逆に「そんな事も知らなかったのか!大丈夫か?」という事が多い子です(^^;。スヌーピーをウサギだと思ってた、とかいう勘違いは笑えましたが。

長男は、ギムナジウムに通い始めてから、私が下の子供達のお迎えに行く間は一人で留守番する事が多くなりました。これまで娘は留守番未経験でしたが、年末に子供3人で留守番をさせた事がありました。というのも胃腸炎で入院中の日本人ママ友から「ドイツの固いパンが食べられないから、お握りを持って来て~」というSOSメッセージが夕方に入ったためです。「1時間で戻るから、とにかく怪我をしないように。あとシャワーを済ませておいて。」と言い残して家を出た1時間後、帰宅した私を待っていたのは、
「ぶんた兄ちゃんがあたしのパンツを履いたぁ~!」
と泣いて訴える娘でした・・・・・・orz。まぁ怪我はなかったからいいんだけどさ。

小児科で長男と次男の定期健診がありました。問診票は本人達に確認しながら記入し、唯一引っかかったのが「兄弟とほぼ毎日ケンカする」(^^;。いつぞやは長男が、弟妹が寝る支度をしている所にやって来て、「お尻を出してオナラをしてからすたこら逃げる」というバカ男子丸出しの悪戯をかました事もありました。ちょうどその翌日に保護者面談があり、先生方に「ぶんた君はふざけない」と言われたので、学校では優等生の猫を被っているようです。まぁ逆よりいいんだけどさ。次男もしょっちゅうウンコだのウンチだのと言っていますが、男子というのは本質的に下ネタが好きな生き物なのか。

子供達もずいぶん大きくなって、特に長男は身長148センチと小柄な日本人女性と変わらなくなってきました。幼児の頃と比べれば話が通じるので格段にラクなのですが、あまりぶっ飛んだ発言をしなくなって、ちょっとつまらない気も。そんな中、私のスマホの画面が暗くなったのを見た娘が、
「ママのケータイの中の人が、ママのケータイを消したよ!」
と教えてくれたのは、ちょっと楽しかったです。そうかと思えば
「はなこはベビーシッターになりたいけど、ママは何にもなってないよね?」
と無邪気な顔で核心を突いた厳しい発言をする事もあるので、6歳児は油断がならない(--;。

以前はマンホールの穴を見て「ここから入ったら日本に出るの?」と大真面目に聞いてきた次男も、今では
「将来の夢は、環境にやさしい乗り物を作ること。あとはたぶん無理だと思うけど、それでノーベル賞がもらえたら嬉しいな。」
と、妙に真っ当な夢を語るようになりました。そうかと思えば、自転車のライトの接続が悪い場所をビニールテープで留めてあるのを見て、
「あれ?ライトにPflaster(絆創膏)がついてる。痛いイタイしたの?」
という可愛い発言をしてくれたり。モルモットとゴールデンレトリーバー(特に仔犬のちょっと眠そうな目)が大好きな(まだ)ラブラブ星人です。

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by penguinophile | 2018-02-13 01:40 | 子供 | Trackback | Comments(0)

入学式の日(後編)

8/31(木)、娘の小学校入学式。すぐ隣の幼稚園から仲良し女子グループ5人がまとめて同じクラスに入れたし、担任も去年度までお兄ちゃんがお世話になった先生でアタシの希望通りだし、お兄ちゃん達の送迎や入学前プログラムで建物だってもう知っている。緊張というよりワクワクばかり!で迎えた入学式でした。末っ子がもう小学生かぁ(しみじみ)。
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この日の私は、2時間おきにバラバラの場所へ3人を交代に送迎し、その合間に入学式に出席して幼稚園に挨拶に行き昼食を作って子供に食べさせる、とかなり忙しい予定だった。ちなみに車は長期間使わなかったせいでバッテリーが上がり動かない(まぁ車が動いてもほぼペーパードライバーなんだけど)。町はずれのショッピングセンターで、新入生がお店を回るといろいろオマケがもらえるイベントがあり、娘を連れて行きたかったが、とてもそこまで手が回らない。気合を入れて一日をスタートしようとした矢先に雨が降り出した。ワンピースを着た新入生と雨の中を自転車で一日走り回るのか・・・しかも紙製の大きなSchultüteまであるよ・・・(>_<)

そこで、困った時にいつも頼りになるお隣のS夫人に「お兄ちゃん達を学校に送る間、娘を預かってくれないか」と頼むと、快く引き受けてくれたばかりか、入学式の送迎とショッピングセンターのイベント付き添いまで申し出てくれたので、渡りに船とばかりに甘える事にする。入学式の内容については過去記事参照(リンク)。去年から宗教色がなくなったはずの学校だが、礼拝の習慣は変わらない。そして前日が半年振りの登校だった次男が、既にちゃっかり学校のコーラス隊として当たり前のような顔で歌っているのに驚く。それにしても、親も子供も先生も、スーツ姿は一人たりともいない。母親が卒園式や入学式で着るためのスーツが女性ファッション誌で取り上げられるどこかのお国とは大違いだ。入学式を終えてから、娘と幼稚園へ挨拶に行ってしばし談笑してから、迎えに来てくれたS夫人に娘を託す。

そんな訳で、その日のS夫人は「代理孫」を預かって右往左往させられていた。ショッピングセンターではたくさんのお店を回ったし、駐車場で車をこすられて警察が来るまで1時間も待たされたし、全て終わったのはもう夕方。代理孫を無事に隣宅に送り届け、やっと自宅に戻ったところで、ふと異変に気付く。終日在宅予定の夫S氏(80歳)のために準備した昼食がそのまま残っていたのだ。寝室に様子を見に行ったところ、S氏はまだベッドの中にいたのだが、何やら様子がおかしい、というか全く動かない。とにかくかかりつけの家庭医に電話するも、2週間の休暇中(さすがドイツ)。代診の先生に往診を頼むが、待合室が満員で手が離せず、救急車を呼ぶように言われる。救急隊員に続いて救急医もやってきて、S氏の死亡が確認された。しかし死因がはっきりしない。S氏は何年か前から高血圧の薬を飲んでいたが、他にこれといった持病もなかった。「死因不明→不審死の疑い」となり、警察が呼ばれる。警察はS宅を隅々まで調べあげ、S夫人に質問する。
-いったいどうして夕方まで夫の死亡に気付かなかったのか?
-S氏が昼頃まで寝ている事はよくあるし、今日は隣の子供を連れて外出していた。
S夫人の当日の行動を確認するために、第三者の証言が必要だと判断された。

そこでS夫人が行動を共にしていた娘の自宅、つまりウチのチャイムが鳴らされた。インターホンを取ったらいきなり「Kriminalpolizei」ですよ。私服刑事が身分証明として見せたのは、金属製の大きなキーホルダーみたいな物だった。たぶんコレ(リンク)。刑事さんは感じのいい若い男性で、開口一番「今日入学したのは誰?キミか!おめでとう!」と娘と握手。子供抜きで話したいと言われ、子供とぬいぐるみ軍団をまとめて寝室に放り込む。学用品の名前書きの真っ最中で散らかった部屋に人を通すのは恥ずかしかったが、犯罪捜査課の刑事ならもっとすさまじい現場を見た経験があるだろう。そして刑事さんの口から、隣宅のS氏が亡くなった事を聞かされ、今日のS夫人との接触、最後にS氏を見たのはいつか、などと尋ねられた。なにせその日はS夫人に娘を三回も預け、私自身も2時間おきの約束に追われていたから、一連の行動とその時間についてはかなり正確に話せたつもり。こういう時、ドイツ語も英語も全く出来なかったらどうなるのだろう?とふと思った。S氏の遺体は翌日、検死解剖されたらしい。死因が判明したのかは聞かなかったが、遺体はすぐに遺族に返されたから、事件性はないと判断されたのだろう。

S夫人はこの日の事を一生忘れないと思う。私はこれまで、「自宅で就寝中にぽっくり」を理想的な死に方だと思っていた。しかし、家族の立場に立ってみると、何の前触れもなく身内の死体を発見したショックも覚めやらぬうちに、自宅が殺人現場のように扱われ、自分が殺人犯のように扱われる事になる。S夫人は「Sehr unangenehm(非常に不愉快)」と表現していたが、これは確かにかなり厳しい経験で、警察に対して「80歳の普通の老人が自宅の寝床でひっそり息を引き取ったのだから、そっとしておいて欲しい」という気持ちになっても無理はない。とはいえそんな死が不審死としてきっちり調査されるのは、ドイツが豊かで平和な国だという一つの証なのかもしれない。

という訳で次回はお葬式の話。


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by penguinophile | 2017-09-15 22:28 | 子供 | Trackback | Comments(4)

入学式の日(前編)

8月下旬にドイツに戻り、すっかり錆び付いたドイツ語に鞭打って、まずは慌てて子供達の教科書や学用品を揃える。
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こんなリストが3枚。厄介な事に、リスト上では別名だが実は同じ商品や、名前だけでは何を指すかドイツ人でもわからない物があり、文房具屋の店員さんに相談しなければミッションは達成不能。在庫切れや買い忘れで複数の店を渡り歩く羽目になり、「お客さん、昨日も来ましたよね。」「はい、実は一昨日も来たんです~(^^;。」なんて会話も。

8/30、まずは次男が3年生に進級。クラスは持ち上がりなので、懐かしい友達の輪に戻って嬉しそう。ただし先生は変わった。夫も私もほとんど知らない先生だが、去年度に教室で葡萄を踏んで転倒し、大腿骨を骨折して長期休業したという、気の毒だけど笑いを誘ってしまう話だけはちゃっかり伝わっていたりする。

次男を学校に送ってから長男のギムナジウム入学式に向かう。ドイツの学校制度については過去記事参照(リンク)。この過去記事を書いてから、多くの州でギムナジウムの年数が9年から8年に短縮された。ただし将来的にはまた9年に戻るらしいとか、いささか迷走気味の感は否めないが、制度の基本的な枠組は変わっていない。州によっては少し違うようだが、誰でも平等に行く学校は最初の4年間だけ。そして小学校4年生時の内申に基づいて進学先が振り分けられ、将来の道がかなり決まってしまうという、世にも恐ろしい制度である。敗者復活戦も不可能ではないが、例えばギムナジウムと基幹学校では、履修教科数も学習内容も違うので、後からのし上がるのはそう簡単ではない。その一方、ギムナジウムの最初の1~2年で成績がふるわないと、ドイツでは小学校から結構フツーにある再履修すら許されず退学となり、ギムナジウム以外の学校で受け入れ先を探さなくてはいけないという厳しさ。長男の場合は、学校の推薦と本人の希望が一致してギムナジウム進学が決まり、私としては大変有難かった。私の印象では、4年生のだいたい1/3程度がギムナジウム推薦をもらっていたようだ。同じ小学校からはあと二人が同じギムナジウムに進学した。さてそんなこんなで迎えた登校初日、教会で1時間の入学ミサがあっただけで、子供達はすぐ授業に行ってしまった。私達の日本滞在中に、新入生を招いての歓迎行事があったらしいが、入学当日はあんまりあっさりし過ぎて、長男の写真を撮る機会すらなかった。しょうがないのでとりあえず教会の写真だけは撮っておいた。
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学校創立はなんと西暦799年だというが、それって「鳴くよウグイス平安京」の時代じゃないか!とはいえ当時はあくまでも宗教活動の一環としての教育機関だったはずで、ギムナジウムになったのは1612年らしいが、それとて家康の時代だから、やたら古臭い・・・もとい、伝統的なギムナジウムと言えるだろう。在校生曰く「建物がハリポタの舞台みたいだと言われますが、魔法は習いません。」でもラテン語必修という事実だけで既に、私にとっては魔法の世界と大差ない。「今時ラテン語なんて」とこのギムナジウムを敬遠する親も結構いる。確かにかつて学校で習った古文や漢文が、今の私の生活で役に立っているとは言い難い。しかしもしかしたら、クラスメートの中にはそっちの進路に進んだ人がいるかもしれないし、日本の古典を理解できる日本人がいなくなるのは残念だし、私自身いつか突然「源氏物語を読みたい」と思わないとも限らない。「すぐに役に立つとは限らないけど、社会や人生を豊かにしてくれる(かもしれない)」、教養なんてそんなもんだろう。

私にとってギムナジウムは始めての経験で、勉強面でも生活面でも長男をサポートできるか甚だ疑わしい。時間割も未定なのに給食は週何回食べるか申し込めとか、午後のクラブ活動の内容も曜日も未定なのにいつ参加するか一年分を決めろとか、かなり無茶な要求に手探りで答えている有様。入学翌日には長男が「ラテン語のことわざを親に教わる」という宿題を持ち帰った。オイオイ親がラテン語を知っているのが前提かよ!と微妙に差別を受けたような気持ちになったが、お陰で私はトリビアが増えそう。例えばドイツの化粧品ブランド「ニベア」は「雪のように白い」というラテン語が起源だそうな。日本の化粧品で言えば「雪肌精」みたいな感じ?でも一般的にドイツの化粧品が美白を目指しているとも思えないので、ニベアクリーム自体が雪のように白いという意味かも。こんなトリビアも教養と言うのだろうか。

8/31、娘の小学校入学式。こちらは勝手知ったる学校なので余裕。ピッカピカの一年生と迎えた平和な朝。まさか夕方に犯罪捜査課の刑事に事情聴取を受ける事態に陥るとは、予想だにせず・・・・・・

<続く>

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by penguinophile | 2017-09-04 17:23 | 子供 | Trackback | Comments(4)

デコ弁デビュー

これまでキャラ弁やデコ弁という世界からは無縁の、安定の昭和感あふれる弁当を提供してきた私。しかしついに娘に要求されて挑戦する羽目になった。

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作ってみると結構楽しくて、今度はキャラ弁にも挑戦してみたくなった!

・・・・・・ワケはないが、一度作ると今後もリクエストされるような気がする(^^;

ちなみに弁当箱はこちら↓

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購入時期は昭和40年代と推定されます。つまり姉と私が子供の頃に使っていたアルミ弁当箱。一周回ってレトロ可愛い?少なくともうちの女子は気に入っている。実は息子達も幼稚園時代に使わされていたという代物(中身重視で柄はあまり気にしていなかった模様)。


おととい、長男は10歳になりました。いや~よく育ちました。靴のサイズはなんと23.5センチ。それってもう日本人成人女性のサイズじゃないか。運動会でも周りの子供達より頭半分大きいから見つけやすくて便利だった(^^;。そして私もママ業10年選手になった。

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ハーフ成人式(って何だよ!)の年齢を迎えた翌日、事故発生。いや流血事件?

雨で外に出られず、家の中で騒いでいた子供達。次男が飛んで来て興奮気味に言うことには、「ぶんたのパンチで、はなこの歯が抜けた!」驚いて行ってみたら、娘は口からダラダラ流血しつつも平然、長男は悔し涙を流さんばかりの勢いで怒っていた。どうやら「泥棒と警察」ごっこで、警官(次男と娘)に取り押さえられた泥棒(長男)が必死の抵抗で繰り出したパンチが婦警(娘)の顔に命中した衝撃で、しばらく前からグラグラしていた2本の前歯(下左右1番)が抜けたらしい。「早く抜けるといいね」なんて言っていた歯だったからホッとしたが、それにしてもワイルド過ぎる。

ずいぶん人間らしくなったと思っていたのに、なんだかまだまだ動物だな、こいつら!と思った出来事でした。


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by penguinophile | 2017-06-14 13:03 | 子供 | Trackback | Comments(0)

ある日、次男(7歳11ヶ月)と娘(6歳1ヶ月)が目をキラキラ輝かせて言いました。

「ねぇママ、知ってる?ママが世界で一番可愛いんだよ!」

女なら一生に一度は言われてみたい(ような気がする)台詞をアラフィフになって言われるとは、人生捨てたもんじゃない!?もちろん真に受けて自分が可愛いと思い上がった訳ではありませんが、愛を感じてちょっと幸せになったワタシ。

が、しかし。
その一週間後、ホームセンターで買ったカーテンを見た次男曰く、
「このカーテンは世界で一番可愛い!」

・・・・・・つまり何かね?ワタシはホームセンターのカーテン並みに愛されているって事かね・・・・・・orz。

もうすぐ10歳の長男は、さすがに現実が見えているので、こんなぶっ飛んだ褒め言葉を聞いても苦笑しているだけです。でもたまに朝早く一人で目が覚めた時など、私の布団に潜り込んで抱きついてくる事があるので、まだまだ可愛いもんだなぁと思っています。

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by penguinophile | 2017-06-11 17:18 | 子供 | Trackback | Comments(0)

運動会

先週末は小学校の運動会がありました。私達が子供の頃の運動会は秋、10月10日体育の日あたりだったと思うのですが、今は春に開催する学校が多いらしいですね。その理由を受験準備のためと聞いてビックリ。公立小学校が受験を気にして1年間の半分は行事を控えるなんて馬鹿馬鹿しい!しかも準備はほとんど授業時間内に行われるのに!・・・と思ってしまったのは、私が受験戦争のない国に慣れた浦島花子だからでしょうか。本気で受験モードの親御さんは、土曜日の塾を休ませたくないし、子供が浮き足立つのも困るのかな。

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ン十年ぶりに参加した小学校の運動会は、日の丸と君が代に始まり、花笠音頭、綱引き、騎馬戦、リレー、応援合戦、玉入れ、ソーラン節、組体操、大玉送り・・・という由緒正しきニッポンの運動会(?)で、何だか懐かしかったです。子供が二人参加していると結構出番があるので見る方も退屈しませんね。4年生の長男は、リレーの選手に選ばれて朝や放課後の練習に駆り出されていたので、転ばずに無事に走りきる事が出来てホッとしました。短距離競争は事前にタイムを計って、実力が近い人が一緒に走る「俊足は俊足どうし、鈍足は鈍足どうし競い合う」方式。大差をつけられてのビリっけつゴール常習犯だったトラウマが残る私としては、大変素晴らしい方式だと思いました!長男は大江戸天下祭、次男は花笠音頭を踊りましたが、4月から体育の授業がほとんど運動会の練習だったというだけあって、みんな振り付けも完璧でしたよ。

そして見事なまでにきちんと揃ったお遊戯(?)を見たガイジン夫いわく、

「コレをドイツの小学校でやってる光景、想像できる?」

・・・・・・できない。全くできない。想像すら出来ない。

「ドイツでは体育祭があっても個人対抗。皆で力を合わせて“赤勝て、白勝て”(←この表現だけ日本語。この日に覚えたらしい)の団体戦は絶対にあり得ない。」

先生はもちろん上級生も大会の運営にもかかわって、かなりの数のプログラムが粛々と進行して行く。

「Sehr gut organiziert.」

戦後復興とか高度成長を支えた底力はココから生まれたのだろうか・・・これからの社会ではどうなんだろう・・・とたかが運動会に妙な感慨を持つワタシ。個人主義のドイツ社会で生まれ育つ息子達にとって、非常に貴重な体験だったのは間違いありません。

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6年生の組体操を見た三匹の豚児は早速サル真似(爆)
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ブログの編集画面が新しくなったらしく、画像が勝手に回転されてしまうわ、フォントが勝手にMS明朝になるわ、意味不明の余計なタグがたくさんついちまうわ・・・ナンダコレ状態なんですが(--;;;


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by penguinophile | 2017-06-02 12:56 | 子供 | Trackback | Comments(2)

年賀状

長男 9歳6ヶ月
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次男 7歳6ヶ月
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by penguinophile | 2017-01-11 20:04 | 子供 | Trackback | Comments(2)